今年1月から、昨年解散したSMAPの草彅剛さん(42)主演『嘘の戦争』(フジテレビ系 火曜21時)、木村拓哉さん(44)主演『A LIFE~愛しき人~』(TBS系 日曜21時)の放送がスタートし、両者の視聴率対決に注目が集まっています。
『嘘の戦争』は初回平均視聴率が11.8%、第2話は12.0%、『A LIFE~愛しき人~』は初回14.2%、第2話は14.7%と、お互いに第2話で数字が上がっており、視聴者から注目を集めていることがうかがえます。
そして、テレビの視聴率を調査している『ビデオリサーチ』は24日、リアルタイムの視聴率だけでなく、タイムシフト視聴率(録画機器などで放送後7日以内に視聴)、総合視聴率(リアルタイム・タイムシフト視聴率の合計、重複は除く)を発表しました。
今回明らかになったのは第1話のタイムシフト視聴率と総合視聴率で、まず『嘘の戦争』はタイムシフト視聴率が7.6%、リアルタイム視聴率が11.8%、総合視聴率が18.6%となっていました。
『A LIFE』はタイムシフト視聴率が8.4%、リアルタイム視聴率が14.2%、総合視聴率は21.7%でした。
タイムシフト視聴率は、リアルタイムの視聴の有無に関わらず、7日間(168時間)以内に再生した世帯(関東地区の900世帯)を計測した数字で、昨年10月よりビデオリサーチが新たな指標として調査を開始。
タイムシフト視聴率とリアルタイム視聴率を足し、重複を除いた総合視聴率(両方視聴の場合は1カウント)も発表しています。
そして、23日には昨年10月期のタイムシフト・総合視聴率の上位番組を発表していたのですが、『嘘の戦争』のタイムシフト視聴率7.6%は8位に位置し、『A LIFE』のタイムシフト視聴率8.4%は7位に位置する高い数字となっています。
今期放送のドラマの中では特に高い注目を集めている作品だけに、両者ともにリアルタイム・タイムシフト視聴率が高い数字を記録しており、これからどこまで伸ばしていくのかに注目したいところです。
なお、24日には『嘘の戦争』の第3話が放送され、草彅さん演じる幼い頃に仕組まれた殺人事件で家族を殺され、その後天才詐欺師となった主人公・一ノ瀬浩一が幼い頃に、嘘の証言を強要して殺人事件を隠蔽した刑事・三輪郁夫(六平直政さん)が登場し、三輪をターゲットにしたストーリーが展開されます。
また、浩一は事件の黒幕であるニシナコーポレーション会長・二科興三(市村正親さん)の長男・晃(安田顕さん)を味方につけ、さらには救急救命医の長女・楓(山本美月さん)とも急接近し、浩一の相棒で詐欺師のハルカ(水原希子さん)との三角関係の愛憎劇も繰り広げられるなど、さらにストーリーが盛り上がりを見せることから、さらなる視聴率アップが期待できそうですね。
【追記 1/25 午後12時10分】
24日放送の『嘘の戦争』第3話の視聴率が発表され、関東地区の平均視聴率は11.3%(瞬間最高視聴率は12.5%)、関西地区では14.4%(同16.0%)を記録し、引き続き2ケタをキープしたことが明らかとなりました。