NHKが25日に『第67回NHK紅白歌合戦』(19時15分~23時45分)の曲順を発表し、紅組のトリを演歌歌手の石川さゆりさん、白組のトリ、紅白の大トリを嵐が務めることが明らかになりました。
嵐は6度目の出場となった2014年に、白組のトリを初めて務めているのですが、大トリを務めるのは今回が初となります。
紅白のオープニングで、白組のトップバッターとして歌唱するのは、今年で5回目の出場となる関ジャニ∞、紅組のトップバッターは今年初出場のPUFFYとなっています。
また、女優の土屋太鳳さんがダンサーとして出演し、郷ひろみさんが歌唱する『言えないよ』とコラボすることが発表されており、土屋さんがテレビの音楽番組でダンスを披露するのは今回が初とのこと。
その他にも、香西かおりさんが歌唱する『すき~真田丸スペシャルVer.~』では、NHK大河ドラマ『真田丸』のメインテーマを演奏したバイオリニストの三浦文彰さんと共演し、同ドラマに出演したグラビアアイドル・タレントの橋本マナミさんは踊りで参加。
福山雅治さんは、神奈川・パシフィコ横浜展示ホールで開催のライブ『福山 冬の大感謝祭其の十六』からの中継出演となるのですが、今シーズンで現役引退した元プロ野球選手・黒田博樹さんは、福山さんのコンサートで初めて聴いた楽曲『少年』に背中を押され、メジャーリーグからプロ野球にカムバックしたという経緯があり、この楽曲に対する思いや福山さんへのメッセージを届けるとのこと。
初出場となるRADWIMPSは、大ヒットアニメ映画『君の名は。』(新海誠監督)の主題歌に起用された『前前前世 [original ver.]』を歌唱するのですが、新海監督が紅白のために『君の名は。』のスペシャル映像を編集したそうで、その映像が公開されるようです。
【第67回NHK紅白歌合戦の出場歌手&曲順(敬称略)】()内は出場回数
<前半>
1.関ジャニ∞(5)『ズッコケ男道~紅白で夢を歌おう~』
2.PUFFY(初)『PUFFY 20周年紅白スペシャル』
3.AAA(7)『ハリケーン・リリ、ボストン・マリ』
4.E-girls(4)『DANCE WITH ME NOW!』
5.欅坂 46(初)『サイレントマジョリティー』
6.三山ひろし(2)『四万十川~けん玉大使編~』
7.山内惠介(2)『流転の波止場~究極の貴公子編~』
8.miwa(4)『結 -ゆい-』
9.Sexy Zone(4)『よびすて 紅白 ’16』
10.天童よしみ(21)『あんたの花道』
11.SEKAI NO OWARI(3)『Hey Ho from RPG』
12.市川由紀乃(初)『心かさねて』
13.三代目 J Soul Brothers(5)『Welcome to TOKYO』
14.香西かおり(19)『すき~真田丸スペシャル Ver.~』
15.椎名林檎(4)『青春の瞬き -FROM NEO TOKYO 2016-』
16.福田こうへい(3)『東京五輪音頭』
17.絢香(8)『三日月』
18.郷ひろみ(29)『言えないよ』
19.V6(3)『Smile!メドレー』
20.水森かおり(14)『越後水原~白鳥飛翔~』
21.いきものがかり(9)『SAKURA』
22.ゆず(7)『見上げてごらん夜の星を ~ぼくらのうた~』
<企画>
『紅白HALFTIME SHOW』渡辺直美・ピコ太郎
<後半>
23.RADWIMPS(初)『前前前世 [original ver.]』
24.乃木坂 46(2)『サヨナラの意味』
25.福山雅治(9)『2016 スペシャルメドレー』
26.島津亜矢(3)『川の流れのように』
27.RADIO FISH(初)『PERFECT HUMAN』
28.西野カナ(7)『Dear Bride』
29.桐谷健太(初)『海の声~みんなの海の声バージョン~』
30.AI(2)『みんながみんな英雄』
31.AKB48(9)『夢の紅白選抜SPメドレー』
32.五木ひろし(46)『九頭竜川』
33.KinKi Kids(初)『硝子の少年』
34.Perfume(9)『FLASH』
35.星野源(2)『恋』
36.大竹しのぶ(初)『愛の讃歌』
37.坂本冬美(28)『夜桜お七』
38.TOKIO(23)『宙船』
39.松田聖子(20)『薔薇のように咲いて 桜のように散って』
40.X JAPAN(7)『紅』
41.高橋真梨子(4)『ごめんね…』
42.THE YELLOW MONKEY(初)『JAM』
43.氷川きよし(17)『白雲の城』
44.宇多田ヒカル(初)『花束を君に』
45.石川さゆり(39)『天城越え』
46.嵐(8)『嵐 × 紅白スペシャルメドレー』
そして、これに対してネット上では、
- 最近、嵐のごり押し感が半端ない
- 結局のところジャニーズ枠でリプレイスしてるだけじゃないか
- 嵐は紅白の司会にしても、事務所のゴリ押し
- メリジュリの目的はこれ、SMAPを出させるわけがない
- 大トリなのにメドレー??
- どうせこうなるパターンだとは思っていたから特に驚きもしないし、見る気にもならない
- 相葉くんが司会になった時から嵐の大トリは決まっていて、smapの出場も最初から出ないのは確定していた。ただ話題作りの為に出るかもしれないと思わせていた訳で。すべてジャニーズとNHKのシナリオ通りじゃないですか。
- 初めからその予定だったでしょ。SMAPに出られたら話題もっていかれて嵐目立たなくなるし。
- 嵐を大トリにしたいが為に動いていたジャニーズ事務所
など、嵐が初の大トリを務めることに対し、批判的な声が多く上がっており、『サンケイスポーツ』が報じている記事のタイトルは「嵐、紅白で初大トリ SMAPの“後継者”に! トリは石川さゆり」というもので、記事内でも「5度の大トリを務めた大先輩、SMAPが大みそかで解散するため、今後は紅白を引っ張っていく“後継者”としても期待されている。」と綴られており、こうした書き方に対しても批判が寄せられています。
SMAPは解散前最後の紅白に出場するのかに注目が集まっていたものの、NHK側にメンバー5人の連名コメントを送付し、紅白を辞退していたことが先日明らかとなりましたが、今年の紅白で司会を務めるのは嵐の相葉雅紀さんで、嵐はSMAPと相反する藤島ジュリー景子副社長の派閥に属しており、寵愛されているグループということから、SMAPの出場は無いのではないかと以前より噂されていました。
<↓の画像は、紅白出場辞退のコメント>
これらはあくまでも憶測で、真偽のほどは定かではありませんが、スポーツ紙は「SMAPの後継者」といった言葉などを使い、世代交代が行われたということを強くアピールをしており、これが目的だったのではないかという声が多く上がるのも分かります。
そして、これによって嵐のイメージまで悪化してしまっているのですが、これからSMAPのような幅広い年代から支持されるようなグループへと成長していってほしいですね。