8日に45歳の誕生日を迎える元SMAP・稲垣吾郎さん(いながき・ごろう 44歳)が、約14年ぶりのソロシングル『SUZUNARI』を21日から配信リリース(Amazon Music、iTunes Store、レコチョク)することが明らかになりました。
バラード曲の『SUZUNARI』は、7日から全10話一挙配信される主演ドラマ『東京BTH~TOKYO BLOOD TYPE HOUSE~』(Amazonプライム・ビデオ)の主題歌に起用されており、4人組ロックバンド『ゲスの極み乙女。』のボーカル&ギター・川谷絵音さんが作詞・作曲を手掛けています。
稲垣吾郎さんは1993年に2月に、シングル『If You Give Your Heart』でソロデビューを果たしており、この曲は主演映画『プライベート・レッスン』の主題歌に起用されたのですが、SMAPの中では最も早いソロデビューした。
それから11年後の2004年3月には、「&G(アンドジー)」名義でシングル『Wonderful Life』をリリースし、この曲は草彅剛さん主演ドラマ『僕と彼女と彼女の生きる道』(フジテレビ系)の主題歌に起用され、オリコンシングルランキングで1位を獲得しています。
ちなみに、『Wonderful Life』はSMAPの曲としてリリース予定だったものの、先にレコーディングを済ませていた稲垣吾郎さんのソロ曲としてリリースされました。
そして、それ以来14年ぶりにソロ曲をリリースする稲垣吾郎さんは、川谷絵音さんが作詞・作曲を手掛けた『SUZUNARI』について、「僕をイメージして作ってくださったこともあり、自分の言葉のようにすんなり入ってきて自然と歌えました。どうして僕のことをこんなに分かってくれているの?と思うほどで“天才”を感じました。川谷さんならではの世界観と、僕がもともと持っている雰囲気がすごく上手く混ざり合って新しいものが生まれたと思います。『SUZUNARI』というタイトルもとても気に入りました。川谷さんのおっしゃるとおり、多くの方に響かせていきたいと思います。」
とコメントしています。
稲垣吾郎さんのソロ曲リリースに対してネット上では、
- SMAPの時も、AbemaTV でのゲス極とのコラボの時も、吾郎さんの声と曲が合っていて印象的でした。新曲とても楽しみです。
- 今年は色んな逆風の中で頑張ってきたと思う。来年は更なるステップをしてもらいたいよ。応援してます!
- 良い物に仕上がっていればいいですね。ただ世間一般では川谷のイメージが悪いまま。楽曲に関しては評価高いから、余計な心配なのかもしれないけど。
いいも悪いも、まずは聞いてからだけど、地図の3人の歌は、いい歌だから、期待していいと思う。 - この前のななにーでのゲス極とのコラボで、ゴローさんの声と川谷さんの楽曲が、とても相性が良かったので、凄く嬉しいです!一体どんな曲なんでしょうか。楽しみです!
などと、多くのファンから喜びの声が上がる一方で、
- なんでゲスとタッグ組むかなぁ。素直に応援しづらい…。
- SMAPファンはお金を使うから相当売れそう。川谷にお金が入るのだけが悔しい。
川谷はクソだけど才能はあるから曲は良いだろうし、稲垣が歌えば間違いなくヒットするんだろうな。川谷がな…。 - 川谷には才能があるや、センスがいいなど音楽を絶賛する人が多いけど、俺にはその辺が全然わからない。
- 川谷の名前があると引いてしまうし、イメージダウンになると思う。
などと、タレント・ベッキーさんとの“ゲス不倫”騒動が未だに尾を引いており、川谷絵音さんが手掛けた曲ということに否定的な声も少なくありません。
稲垣吾郎さんのソロ曲『SUZUNARI』を手掛けた川谷絵音さんは、SMAPが2014年9月にリリースした21枚目アルバム『Mr.S』に収録の『アマノジャク』と『好きよ』、2015年9月にSMAPが解散前最後にリリースした両A面シングル『Otherside/愛が止まるまでは』の『愛が止まるまでは』で作詞・作曲を手掛けています。
2014年10月と2015年10月には、ゲスの極み乙女。が『SMAP×SMAP』(フジテレビ)のライブコーナー『S-Live』にゲスト出演し、2組がコラボパフォーマンスを披露しました。
<↓の画像は、ゲスの極み乙女。が『スマスマ』出演時の写真>
また、今年9月には稲垣吾郎さん、草彅剛さん香取慎吾さんのレギュラーネット番組『7.2 新しい別の窓』(通称:ななにー AbemaTV)に、ゲスの極み乙女。がゲストとして登場し、2015年以来3年ぶりとなるコラボパフォーマンスを披露しており、ファンらの間で大きな反響を呼んでいました。
<↓の画像は、『新しい地図』の3人とゲスの極み乙女。が『ななにー』で共演時の写真>
その一方で、川谷絵音さんは2016年1月にベッキーさんとのゲス不倫スキャンダルがスクープされ、これによって大きくイメージダウンした川谷絵音さんとの関わりには否定的な声が少なくないのですが、『女性セブン』が2年前に報じた記事によれば、SMAPの元チーフマネージャーで、現在は『新しい地図』の活動をプロデュースしている飯島三智さんは川谷さんの才能を高く評価し、飯島さんの提案によってSMAPへの楽曲提供も決まったようです。
木村拓哉さんは過去にラジオ番組で飯島三智さんについて、「“あっ、これいいわ”と思った瞬間、確実にそれをゲットするみたいな人」だと語り、常識などにとらわれることなく、良いと思ったものをチョイスしていくそうなので、恐らく稲垣吾郎さんのソロ曲についても川谷絵音さんが適任だと判断したのだろうと思います。
稲垣吾郎さんの14年ぶりのソロ曲『SUZUNARI』は、どのような仕上がりになっているかはまだ分かりませんが、川谷絵音さんは人間性はともかく、ミュージシャンとしては高い評価を受けている方なので、稲垣さんのイメージにマッチした良い曲となっていることに期待したいですね。