ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長が9日に亡くなり、所属タレントだけでなく退所した複数のタレントたちもコメントを寄せている一方、2017年9月に退所した『新しい地図』の稲垣吾郎さん、草彅剛さん、香取慎吾さんはコメントは発表しておらず、ジャニー社長の訃報に沈黙を続けています。
そうした中で、稲垣吾郎さんは15日に自身のブログを更新し、「白い空を見上げて」というタイトルで、白いバラの写真を投稿して「窓外の白に溶け込んでしまいそうな薔薇。朝目覚めたらこんなにも美しく花開かせていました。大切なのは目を閉じて心で想うこと。。」と意味深に綴っています。
ファンたちはこれを深読みして様々な声が上がっており、白いバラの花言葉には「心からの尊敬」「純潔」「約束を守る」などがあるため、ジャニー喜多川社長に向けたメッセージなのではとして反響を呼んでいます。
このブログ記事を投稿する前日の14日午後には、週刊誌『週刊文春』の直撃取材を受けていたことが同誌の報道によって明らかになっており、記者から「ジャニーさんに一言お願いします」と声をかけられると、「会社は離れたんで」と前置きした上で、「安らかにというか、ご冥福をお祈りいたしますし、お疲れ様でしたということで、ゆっくりお休みになられてほしいですね」
とコメントしたことを伝えています。
また、記者が今後お悔やみのコメントを出す予定は?と聞くと、「まだそういう話はしていないんですけれども、まあ思いはありますし、僕らもやっぱり育てて頂いた、芸能界をやっていく上で育てて頂いた父でありますから、みんな思いはあると思うんですけど、まあ立場もありますからね」
と話したとし、中居正広さんとは何か話をした?という問いには、「最近は特にしてないですけど、お互いのことはちゃんと見てるし、気にはしています」
と答えたとのことです。
<↓の画像は、中居正広さんと稲垣吾郎さんの写真>
そんな稲垣吾郎さんはジャニー喜多川社長が亡くなってから3日後の12日に、ラジオ番組『たまむすび』(TBSラジオ)にゲスト出演したものの、番組ではジャニー社長が亡くなったことに触れなかったのですが、その理由についてスポーツ紙記者は、「明らかに不自然で、NGが出ていたのでしょう。出演は舞台の告知のためでしたが、舞台に関わった作曲家が最近亡くなったことを話題にしていたので、ジャニー氏に触れないのは余計、違和感がありました」
と語っています。
新しい地図の3人がジャニー喜多川社長の訃報に対してコメントしない理由をめぐっては、現在様々な憶測が飛び交っていますが、稲垣吾郎さんが語っているように立場上の問題というのがやはり大きいのかもしれませんね。
4月に放送されたネット番組『7.2 新しい別の窓』(AbemaTV)に爆笑問題の2人が出演し、5人で72分ノーカットのトークをした際には、爆笑問題がKing & Princeの舞台に招待され、その時に初めてジャニー喜多川社長と話をしたところ、「これからも宜しくお願いします。あの3人も」と言われたことを明かし、これに対して3人が「嬉しいですね」と応じる場面がありました。
3人はジャニーズ事務所に30年にもわたってお世話になり、ジャニー喜多川社長は芸能界の父親的存在だったことから、亡くなったことに対して3人も大きなショックを受けているのは間違いないと思います。
しかし、3人はSMAP解散騒動を経てジャニーズ事務所を退所し、同じくジャニーズ事務所を辞めたSMAPの元チーフマネージャー・飯島三智さんのもとで活動しているため、コメントしたい気持ちがそれぞれにあったとしても、諸事情で出せないのだろうと思いますし、多くのファンたちもそれを理解している様子です。
また、今後予定しているお別れ会についても、3人が出席することは難しいのではないかともみられていますが、ジャニー喜多川社長への正式なお悔やみコメントも含めて、今後3人が何か行動を起こすのか引き続き注目していきたいですね。