嵐・相葉雅紀さん(40)が、今年春に放送のスペシャルドラマ『ひとりぼっち -人と人をつなぐ愛の物語-』(TBS系)に出演し、TBSドラマで初主演することが正式発表されました。
『ひとりぼっち』は、TBSの石井ふく子プロデューサー(96)が、『渡る世間は鬼ばかり』シリーズ等でタッグを組んだ脚本家の故・橋田壽賀子さんに捧げる愛の物語といい、脚本はNHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』、NHK大河ドラマ『八重の桜』などを手掛け、2020年に「橋田賞」を受賞した脚本家・山本むつみさんが担当します。
石井ふく子プロデューサーが手掛ける作品に初出演にして、主演に抜擢された相葉雅紀さんは、建築士の資格を持ちながら水道メーター検針員として働く主人公・杉信也を演じ、信也は15歳の時に両親と住む家を失い、それから数年後には最愛の姉が病気により急死し、孤独となった信也は目標を失い、心を閉ざし生きている青年という設定です。
そんな信也がある日、友人に誘われて訪れたおにぎりの専門店『たちばな』で、亡き姉にソックリな店主・立花香と出会います。
香は「おにぎりは人との縁を結ぶ」として、様々な事情を抱える客たちと関わりながら、笑顔にしていくという人物となっています。
そんな香と心を閉ざした信也が出会い、どのように変わっていくのかというのが作品の見どころとなっており、相葉雅紀さん以外のキャストは順次発表されるとのことです。
主演を務める相葉雅紀さんは『ひとりぼっち』の脚本を読んだ感想について、「この数年間は新型コロナウイルスによってリモートが多くなって、人の温もりを感じづらくなっていたと思います。そんな時代だからこそ、人と人との繋がりやあたたかさ、家族じゃなくても絆はうまれるというのが再認識できたお話でした。」
とコメントしています。
自身が演じる役どころについては、「亡くなった姉にそっくりな店主との出会いがキッカケで、そのおにぎり屋さんに通うようになっていくんですが、最初は夢も希望もなくてただ生きるために働いていた信也が、その店の店主と常連客を通してどのように心が解れていくか、あたたかさを取り戻していくのか、というところにも注目していただきたいです」
としています。
石井ふく子プロデューサーはこの作品について、「コロナ禍も相まって、心がひとりぼっちになることが多い時代です。だから、私はなんとか心の中に温かさの生まれるドラマを作りたいなと思い、本作はおにぎり屋さんを舞台にしたお話にしました。(中略)本作は、ある一人の人間がひとりぼっちになり心を閉ざし、人と話したくなくなるが、最終的にはやっぱり人に支えられて世の中を生きていて、今までも生きてきたんだと気づく物語です。これは橋田さんがいつも思っている言葉であり、心でした。それを私が今回、橋田さんを偲ぶこのドラマにぜひ取り入れたいなと思って制作させていただきました。」
と説明しています。
主演の相葉雅紀さんについては、「本当に穏やかで、芝居でも、普段でも人と心で通じるような感じ。彼の周りには常に人が寄ってきて話していたので、私は彼とご一緒できて良かったと思っています。セリフも全部覚えてきていて、NGも出さなかったですね。あるシーンの撮影のとき『あぁきちっと芝居を心の中に入れながら、信也になりきって演じているな』と思いました。また一緒にやりたいなと思っています。」
とコメントしています。
そして、相葉雅紀さん主演の新作ドラマ発表を受けてネット上では、
- 相葉くんならでは!なドラマになりそうで楽しみー
- また新しい相葉くんが見られるかと思うとワクワク 俳優 相葉雅紀にますます期待
- 孤独な影のある役どころもたまりませんが、色気大放出のドラマもお待ちしております
- 心に痛みや悲しみを抱え生きる青年をどんな風に演じてくれるのか…切ない予感のドラマ愛の物語 ひとりぼっち…なんか心に沁みます
役者相葉雅紀に会えるとても嬉しいです 期待してます 春が待ち遠しい - あらすじ読んだだけで、見たいと思うドラマ。お姉さんに似た女性の役、誰がやるんだろう?
- もっと演技の上手い俳優はたくさんいるのに、なぜ相葉くんを起用?
- 相葉くん好きだけど演技がね〜。やっぱりバラエティの人って感じ。
- バラエティーに専念させたらいいのに 櫻井翔みたいに評判下げるだけ
- 彼が主演の作品は何作も見かけたけど、どうしても全部途中で見なくなった。やはり演技力って大事
- 大河の松本さんも、、、こちらの相葉さんも、、、櫻井さんも、、、ま、役にもよるかな
- 渡鬼が、いつも楽しみに待っていましたが、橋田壽賀子さんが亡くなったのでちょっと淋しいですね 相葉くんのドラマ、ちょっと楽しみにしてます
などの声が上がっています。
石井ふく子プロデューサーが手掛ける新作ドラマの制作は、昨年10月に週刊誌『週刊文春』がいち早く伝えており、同誌の報道では『ひとりぼっち』の主演は相葉雅紀さんと上戸彩さんが務めるとしていました。
この他に、『渡る世間は鬼ばかり』シリーズに出演していた角野卓造さん、えなりかずきさん、中田喜子さん、藤田朋子さんが出演するほか、ナレーションは石坂浩二さんが担当するとも伝え、おにぎり専門店『たちばな』の店主役は歌手・坂本冬美さんが演じるとしていました。
『渡る世間は鬼ばかり』等で主演し、橋田壽賀子さんと公私共に親交が深かった泉ピン子さんは出演しないことも伝えており、その背景にはえなりかずきさんとの関係悪化があるとも報じられています。
ただ、週刊文春の取材に対して石井ふく子プロデューサーは、昨年10月時点でドラマのキャスティングはまだ決まっていないと答えていたので、今後の追加キャスト発表にも注目ですね。
そして、相葉雅紀さんが『ひとりぼっち』で主演することにファンからは期待の声が上がる一方、ファン以外からは演技力が微妙として否定的な声も少なくないですが、家族を失い心を閉ざしているといった、影のある役をどう演じるのか楽しみですし、今後に繋がるような良い演技を見せてくれることに期待したいですね。