大麻所持の疑いで22日に逮捕された『KAT-TUN(カトゥーン)』の元メンバー・田口淳之介容疑者(33)と恋人の女優・小嶺麗奈容疑者(38)が24日朝、勾留先の警視庁湾岸署から東京地方検察庁に送検されました。
<↓の画像が、24日朝に送検された田口淳之介容疑者、小嶺麗奈容疑者の写真>
2人は大麻の所持と使用を認めており、2人が同棲していた東京都世田谷区内の自宅マンションからは、大麻数グラムのほかに、大麻を細かく砕くグラインダー、吸引器具、巻紙の束なども押収されており、2人が大麻を常習的に使用していた可能性が高いとみられています。
自宅マンションから押収された乾燥大麻の「バッズ(大麻草の花)」は特に幻覚作用が強い部分で、葉っぱや茎が混ざったものと比べて幻覚作用をもたらす成分が約4倍多く含まれているとから、大麻常習者が好んで使用する部分といいます。
自宅マンションからはバッズを約3グラム(6~15回分程度の使用量)押収しており、発見時にはすぐに使用できるようにグラインダーで細かく砕かれた状態だったといい、植物片が付着した巻紙の吸い殻も数枚押収されていたことも判明しています。
こうして事件の様子が少しずつ明らかになってきている中で、小嶺麗奈容疑者の悪評を各メディアが報じており、23日放送の『バイキング』(フジテレビ系)の木曜レギュラーでタレントの“ヤックン”こと薬丸裕英さんは、「小嶺容疑者には昔からそういう(薬物の)噂があるってことは、僕の耳にも届いていた。人との出会い、環境で人間の人生って大きく変わっちゃうんだなあってことを本当に…」
と明かしていました。
また、各スポーツ紙の報道によれば、中学卒業後に熊本から上京した当時は真面目だったものの、20代に入ってからは悪い仲間と交際したり、薬丸裕英さんが言うように薬物使用の噂が出ていたといい、10年ほど前には元彼氏の元俳優が経営する東京・六本木のバーに出入りし、同じく当時出入りしていた元タレント女性は薬物所持で逮捕され、捜査当局も小嶺麗奈容疑者をマークしていたとも報じています。
24日発売の週刊誌『フライデー』によると、2007年に田口淳之介容疑者との交際が報じられた小嶺麗奈容疑者は、田口容疑者を完全な支配下に置いていたといい、2016年3月末をもってKAT-TUNを脱退、ジャニーズ事務所を退所する前には、小嶺容疑者が独立を勧めていたとのことです。
そして、2016年6月に田口淳之介容疑者が設立した個人事務所『Immortal』の取締役に就任し、田口容疑者のマネジメントを務めていました。
しかし、2人の関係を心配する声は当初から上がっており、ジャニーズ事務所も2人の交際には反対していたとされているのですが、その理由について芸能プロダクション関係者は、「小嶺の人脈のなかに、半グレ集団に属する人物がいて、田口も一緒に食事するようになっていた。今回の事件も『ニュースの見出しは田口だが、主役は小嶺』という見立てが圧倒的」
と語っています。
<↓の画像が、過去に流出したプライベート写真>
(周囲の人間はアパレルブランド『STR』のメンバーとのこと)
また、芸能プロダクション幹部も今回の事件について、「逮捕されたと聞いて『やっぱり』と思いました。というのも2人が付き合い始めたころ、知人が田口に誘われて、とあるパーティーに参加したのですが……会場にいたのは半グレとおぼしき、ガラの悪い輩ばかりだったそうです。会の主催者は小嶺で、田口と知人が着いたころにはすでに目がとろ~んとしていて、呂律(ろれつ)も回らない状態。酒に酔っているのかと思ったら、ラリっていた。ようはマリファナ・パーティーだったんです……」
と証言しています。
『スポーツニッポン』(スポニチ)はさらに、小嶺麗奈容疑者が麻薬に手を染めたきっかけが、睡眠薬「エリミン錠」(通称:赤玉)だったと伝えています。
スポニチによると、小嶺麗奈容疑者は10代の時から夜遊びが激しく、六本木のサパークラブに出入りしていたといい、「自身の仕事をサポートしてもらう“夜の人脈”を広げていった。田口容疑者と付き合う以前は、この店を経営する元俳優と交際。店で開かれた大麻パーティーをきっかけに複数の芸能関係者が逮捕された」
とし、そのクラブで“赤玉”と出会ったとのことです。
エリミン錠という睡眠薬は、真っ赤な包装にちなんで“赤玉”と呼ばれ、服用後は多幸感や脱力感に襲われ、アルコールに近い効果が特徴なんだそうで、これをお酒と一緒に服用すると気持ちが高揚することから“アッパー系”の薬物として乱用されるようになったため、2015年11月に販売が停止されたそうです。
小嶺麗奈容疑者と同じ時期にクラブに通っていたという関係者は、「赤玉をかんで半分に割って酒と一緒に飲むのが定番。(当時は)処方薬だから背徳感もない。記憶がぶっ飛んでハイになるので夜通し盛り上がった」
と証言しています。
小嶺麗奈容疑者はこの赤玉をファッション感覚で楽しんでいたそうなのですが、捜査関係者は赤玉について、「赤玉と酒の併用は10~15年前に一部若者の間で流行した。遊び感覚で乱用した人が、より強い刺激を求めて違法薬物に手を出していったケースは少なくない」
と語っています。
これらの報道を受けてネット上では、
- 夜の人脈広げたところで女優の仕事なんてほとんどしてなかったじゃないか…
- この女と出会ってしまったばっかりに…。
- 38歳になって落ち着いてないのって、痛いね。勉強すべき時にしてないとこうなっちゃうんだね…
- この女は、相当裏のつながりがあるよ。目が据わってるのは、それ相当の事を今までしてきたからだと思う。
- 付き合う相手は選ばないと破滅してしまうことあり。ってのがよーくわかった一件ですな。
- 女の影響が大きいのかもしれないけど、悪い誘いを断れなかったのは本人の責任。この機会に猛省して、手を切ってほしい。
- 小嶺の素行が悪いことは有名だったよね。田口はそういう女を選んで付き合った事実は変わらない。
年齢を重ねた男女が犯した罪はどちらか一方が悪いとかじゃなくどちらも悪い
などのコメントが寄せられています。
小嶺麗奈容疑者は以前から半グレ集団『関東連合』のメンバー等との関係が噂され、田口淳之介容疑者のファンからも別れて欲しいという声が上がっていたものの、田口容疑者はそうした声に聞く耳を持たずに堂々と交際を続け、ジャニーズ事務所も退所し現在に至っています。
実際のところ小嶺麗奈容疑者がどういった黒い人脈を持ち、どれほどの悪人なのかハッキリとしたことは明らかにはなっていませんが、過去にケタミン、MDMA、コカインなどの麻薬使用や所持で逮捕された元モデル・酒井薫子さんとも繋がりがあったという情報もあります。
ちなみに、酒井薫子さんはglobeのメンバーとして知られるマーク・パンサーさんの妻で、懲役1年2ヶ月・執行猶予3年の有罪判決が下されましたが、マーク・パンサーさんは離婚せずに現在も夫婦生活を続けています。
<↓の画像は、酒井薫子さんとマーク・パンサーさんの写真>
また、小嶺麗奈容疑者と同じクラブに出入りしていた元タレント女性が過去に、薬物所持で逮捕されたとされていますが、この元タレント女性というのは、グラビアタレントからセクシー女優に転身した小向美奈子さんなのではとも言われています。
<↓の画像は、小向美奈子さんの写真>
2015年2月に小向美奈子さんを覚醒剤所持・使用で逮捕したのは、関東信越厚生局麻薬取締部(通称:マトリ)で、田口淳之介容疑者と小嶺麗奈容疑者もマトリに逮捕されています。
まだ真相が明らかになっていない部分が多々ありますが、周辺人物の逮捕が今回の事件に繋がった可能性もあるとみられ、もしかすると芋づる式で今後さらに逮捕者が出るかもしれませんね。