芸能活動をしながらプロ雀士としても活動している元『KAT-TUN』の田口淳之介さん(たぐち・じゅんのすけ 37歳)が、週刊誌『週刊新潮』のWeb版『デイリー新潮』のインタビュー取材に応じ、新たに会社を立ち上げて障害者支援事業に乗り出すことなどを明かしており、ネットで物議を醸しています。
田口淳之介さんは現在の活動について、「最近は、月に1回行っているライブのほか、麻雀教室を主宰して生徒に教える傍ら、プロ雀士として大会にも出場しています。週末は各種イベントに出るなど、ありがたいことに忙しい毎日を過ごさせてもらっています」
とした上で、7月3日に『株式会社ロイヤルボード』を設立したことを告白しています。
会社を設立した目的、事業内容については、「秋をメドに熊本県に軽度障害者のための就労支援施設をオープンする予定で、ロイヤルボード社はその運営会社となります。すでに熊本市を中心に物件を選定中で、決まり次第、2~3ヶ月で開業へと漕ぎつける運びです」
と明かしています。
<↓の画像が、デイリー新潮の取材を受けた田口淳之介さんの写真>
障害者支援に乗り出したのは大麻事件も関係しているそうで、「逮捕当時は“これで人生は終わった”と本気で考えました。」「絶望しかなかった。でも、そんな僕にも支えてくれる人が現れたり、ファンから変わらない励ましの言葉をもらったりと、少しずつ前向きになれる出来事が重なっていきました。そのうち自分のなかでも“一度しかない自分の人生なんだ。このまま終わらせたくない”との気持ちが芽生え、とにかく前を向こうと考えるようになった。今から振り返ると、あの事件があったからこそ出会えた人も多くいて、障害者支援事業に乗り出すことになったのも、事件後に手を差し伸べてくれた人たちとの縁から生まれたものでした」
と語っています。
<↓の画像は、大麻事件で逮捕された田口淳之介さんと恋人・小嶺麗奈さんの写真>
また、2006年8月放送の『24時間テレビ29「愛は地球を救う」』(日本テレビ系)でKAT-TUNがメインパーソナリティーを務め、番組の企画で障害者野球チームの練習に参加し、「健常者としてフツーに生きてきた自分以上に前向きでひたむきな彼らと接し、目を見開かされる思いでした。また彼らとの練習は単純に楽しい時間でしかなく、“もっと何か(障害者のために)自分にできることがあるのでは?”と考える最初の経験となりました」
としています。
そして、大麻事件後に声を掛けてくれた会社経営者から、宮崎県に本部を持つ就労支援事業所運営会社『ガルヒ』の社長を紹介され、施設見学をしたところ、入所者がプログラミングやデザインソフトの使用方法等を勉強し、VR制作にも取り組む姿などを見て「ここには夢しかない」と思ったそうですが、この時点では施設運営をすることに対してためらいがあったといいます。
しかし、その後自身と向き合う中で「人を楽しませたり、喜んでもらうのが好き」ということに気づき、「彼らと一緒にITビジネスを立ち上げたい」という気持ちになり、障害者支援の運営に乗り出すことを決断したそうで、秋にオープン予定の施設はガルヒのフランチャイズ店になるとのことです。
今後の目標については、「支援施設の仲間たちと世界でメガヒットするようなゲームソフトをつくれたら最高です。これまでにない麻雀やポーカーゲームのソフト開発など、夢と可能性は無限に広がる思いです。これからは東京と熊本を往き来する慌ただしい生活になると思いますが、いまは期待とワクワク感しかありません」
と語っています。
これに対してネット上では、
- 魂胆がまる見え。信用出来ない。
- 印象回復にはもってこいの社会福祉事業
- 酒井法子とかこの人とか、介護や障害児支援すれば反省してるとか、いいことしてるっていうイメージを植え付けるのはやめて欲しい
- 障害者や老人を自分のイメージアップに使うのは本当にやめて欲しい。10年以上携わっていて実績もあるならまだしも。
- 熊本県にってとこがアレだよね?小嶺麗奈とまだ続いてるって事も意味するよね〜数年後には、また2人して薬して逮捕されたりして
- やらかしたタレントが、反省の態度を示す為に福祉の世界に手を出すが、それを利用する事だけはしないであげて欲しい。
本当に支援者として関わりたいなら、ちゃんと寄り添ってあげて欲しい。本当に支援したい気持ちで挑むのなら応援する。 - 反省して出直すこと、世の中の役に立つことを実践することはそうそうできることじゃないから素晴らしい。頑張ってほしい
などの声が上がっており、賛否両論となっています。
田口淳之介さんは熊本に施設をオープンする理由として、2016年4月に最高震度7の熊本地震が発生時に偶然現地にいたことを挙げ、「一個人として震災に直面し、その後の復興に向けた過程では多くの地元の方々に支えられ、交流も生まれました。支援活動に一緒に奔走するなどした、熊本の人たちとの縁はいまも切れずに続いており、僕にとって熊本は“第二の故郷”といっていい存在です」
と語っています。
実は2016年当時週刊誌によって、田口淳之介さんが小嶺麗奈さんと共に熊本に移住するのではとの噂を報じられていました。
『週刊女性』が報じた記事によると、小嶺麗奈さんの実家は高齢者向けのケアハウスを運営していて、小嶺さんが実家に戻って手伝いをするとの話が出ているとのことでした。
しかし、熊本地震発生を受けてなのかは不明ながら、2人はその後も東京都内で同棲生活を続け、2019年に大麻事件で揃って逮捕となったわけですが、田口淳之介さんと小嶺麗奈さんは現在も交際継続中と複数の週刊誌に報じられており、わざわざ熊本で障害者の就労支援施設を始めるに至った背景には、小嶺さんの存在も大きいのかもしれないですね。
そして、田口淳之介さんが障害者の支援事業に携わることに対するネット上の反応を見てみると、障害者を利用して自身のイメージアップを図りたいとの思惑もあるのではないかとの憶測も飛び交い、批判的な声も多く上がるなどして物議を醸しています。
実際のところはどうなのかは定かではないものの、過去には覚醒剤事件で逮捕された歌手・女優の酒井法子さんが裁判で、芸能界を引退して介護士の仕事を始めると言いながら、介護の仕事は一切せずに早々に芸能界復帰したケースもあります。
田口淳之介さん自身、これまで障害者支援に携わっていたわけでもなく、大麻事件によってイメージがかなり悪化しているだけに、ネガティブな憶測が飛び交うのは仕方がないことだと思いますし、個人的にもこのタイミングでなぜ?と正直疑問を抱きますが、中途半端で投げ出すことなくしっかりと障害者に寄り添い、就労に向けた支援を行っていってほしいと思います。