大麻事件で懲役6ヶ月・執行猶予2年の有罪判決を受けた元KAT-TUN・田口淳之介さん(たぐち・じゅんのすけ 34歳)が3日、事件後初となるファンミーティングを東京・六本木のライブハウスで開催しました。
田口淳之介さんは10月21日に大麻事件で有罪判決が下され、それから2週間後に公式サイト上などで音楽活動再開を発表、間もなく新曲の配信をスタートさせ、12月3日にファンミーティング『Junnosuke Taguchi official FAN meeting 2019 ~COSMOS CITY~』を開催することも告知していました。
ニュースサイト『ORICON NEWS』のライブレポートによれば、復帰ライブは11月配信の新曲『Voices(ボイシズ)』からスタートし、田口淳之介さんはファンに対して、「今日は自分にとって再始動の1発目。僕の気持ちとしては、はじめの一歩は、みんなと歩みたいと思ったので、この場を設けられたことはありがたいなと思う。来てくれたみなさん、ありがとうございます」
と感謝の言葉を述べ、頭を下げました。
ライブには、田口淳之介さんが新たにプロデュースを手掛けているダンス&ボーカルグループ『AsteRisM(アステリズム)』も登場し、それぞれが高いダンステクニックを披露したり、田口さんが緊張しているアステリズムのメンバーをイジるなど、笑いも交えながらライブは進行し、ファンの質問にも応じるなどしていました。
<↓の画像が、ファンミーティングを開催した元KAT-TUN田口淳之介さんの写真>
田口淳之介さんはライブ途中のMCで「僕自身はすごく元気です」とした上で、大麻事件で逮捕されたことで中止になった全国ツアー『COSMOS CITY』(全国17か所21公演)について、「楽しみに待っていた気持ちを台無しにしてしまった。本当に申し訳なかった。ごめんなさい」と謝罪しています。
また、逮捕からの半年間は自問自答の日々で、世間からの厳しい声に心が折れそうになったこともあったといい、「ぶっちゃけたところ『無理かも』と思った瞬間がある。戻ってきていいのかなって…。実際にそういう思いはあった」と活動再開までに思い悩んだ時期があったことを明かしつつ、事件後も応援を続けてくれるファンたちの言葉などに励まされ、最終的には活動を再開させることを決意し、「俺には、これしかなかった。自分の歌とパフォーマンスを届けることが使命だと思う」と語りました。
そして、「俺自身は変わらない。みんなが、受け入れてくれるなら、すごく嬉しいなと思う。身勝手かもしれない。俺は俺で、みんなに伝えていければいいなと思う」
とし、事件のことは正直語りたくないものの、「ファンのみなさんには伝えていかないといけない。ルールを破って捕まったことはいけないこと。それは身を持って知りました。捕まってから、いろいろ考えた。」
と振り返り、「土下座したことだって、実際はみんなに向けてした。一般社会の人に向けてしたわけじゃない。みんなに伝えたかった。まず謝らなければいけないと思って、ああいう行動をしました」
と、保釈時に警察署前で土下座謝罪した理由を明かしています。
<↓の画像が、保釈時に土下座謝罪した田口淳之介さんの写真>
続けて、「僕自身、捕まったことに後悔はしていない」「これから芸能活動、一般社会で生きていくためには自分を正しいレールの上に置かないといけない。2度と、こういう思いもしたくない」「辛さに逃げたくなかった。それを乗り越えて、今、自分がここに立っていると思ってくれたら、嬉しいな」「これからが新しい田口淳之介として一歩を進んでいく。その姿を見ていただけたら」
と語っています。
田口淳之介さんは今後の活動についても明かし、28日から東京・新宿のライブハウス・新宿スタークレーンで月1回の定期ライブを開催予定で、「毎月、みなさんに会える機会を作れるのはうれしいと思う」といい、ライブの最後には、「僕にとってライブは1番、自分であれる。俺のことだけ信じてくれれば、うれしい。真っすぐ目を見て繋がれたと思う。次、また笑って時を過ごせるのを楽しみにしている。みんなに会えてよかった。これが最後じゃないから」
とファンに語りかけていました。
<↓の画像が、田口淳之介さんとアステリズム、集まったファンたちの写真>
そんな田口淳之介さんに対してネット上では、
- こんな早く復帰すること自体、やはり甘えやと思うんよね。ファンも彼のためを思うなら、もっとしっかり再生のために突き放してもいいんやないかて思うわ
- まだ早いでしょ!一年は休むべきだよ
カトゥーンにいた頃は好きだったけどさ、独立してこの事件でほんとどーでも良くなったよね。 - 「捕まったことに後悔していない」…?前科前歴がついても後悔はないって意味?
- なんかこう、反省しているようなしてないような微妙なトークですね。だいたい、まだやはり早過ぎますよね復帰自体。
それに、誹謗中傷の嵐とか、捕まったことに後悔はしてない。とか、二度とああいう思いもしたくない。とか、なんだかちょっと被害者意識持ってないですか。
うーん、なにかが違うズレてるような気がしますね。 - 歌とパフォーマンスを届けるとか、ええかっこしーやな。
まずは薬物依存の治療、普通の人間に戻っての次にファンサービスが規定路線。 - あの土下座ひとつで許されたと思ってる感じが伝わってきて、正直、気持ち悪い。
KAT-TUN時代から、クスリできまった状態で、舞台の上で歌って踊ってキャーキャー言われてたわけだから。
ファンからしたら裏切られた感満載だろうし、おれが彼の立場だったら、恥ずかしくてとてもライブなんかできないけどね。 - 時期尚早。薬物と関わるきっかけとなった小嶺さんと縁を切っていない以上、再スタートしてもうまくいかない。
また行き詰って、また二人してクスリに逃げるだろう。この場に集ったファンも甘いと思う。
などのコメントが寄せられています。
田口淳之介さんは、共に逮捕された元女優・小嶺麗奈さんとの交際をスタートさせてから約10年にわたって大麻を使用し、使用頻度は「持っていれば3日に1回くらい」だと裁判で明かしていました。
KAT-TUN時代から大麻漬けで、2016年3月末をもってジャニーズ事務所を退所、独立してからも小嶺麗奈さんと大麻使用を続けた末に逮捕されましたが、事件後も小嶺さんとは別れずに結婚まで望んでいますし、復帰がかなり早いことから、今回のファンミーティングでは反省や謝罪の言葉を述べていたものの、果たして本当に深く反省しているのか、大麻使用をやめられるのかなどの疑問もあります。
早期復帰の背景には、厳しい台所事情もあるのではないかと囁かれており、ソロ活動を始めてからリリースした楽曲は売れ行きが悪く、大手レコード会社『ユニバーサル ミュージック』との契約も延長されることなく昨年11月末をもって終了しています。
そのため、田口淳之介さんは有罪判決を受けてからわずか2週間で音楽活動の再開を発表、新曲のリリースやファンミーティングを開催したのではとみられているほか、『東京スポーツ』(東スポ)の報道によると、事件前からアステリズムの所属事務所『BACSエンターテイメント』から「ダンス講師をしてくれないか」とのオファーがあり、事件後に田口さんは「僕のファンから贈られるプレゼントを管理してくれませんか」と事務所に連絡し、現在は同事務所が田口さんのファンクラブ運営の一端を担っているといいます。
こうしたサポートを受けて早期復帰を果たし、ファンミーティングには数百人のファンが集ったそうで、色々と疑問に感じる部分はありますが、今後2度とファンや関係者を裏切ることなく活動を続け、さらに活躍できるよう奮闘してもらいたいです。