5月22日に大麻所持によって大麻取締法違反で逮捕され、6月5日に起訴された『KAT-TUN（カトゥーン）』の元メンバー・田口淳之介被告(33)、内縁の妻で元女優・小嶺麗奈被告(38)が7日、勾留先の警視庁東京湾岸署からそれぞれ保釈され、田口被告は芸能活動休止を発表しました。
田口淳之介被告と小嶺麗奈被告は5月22日に、同居していた東京・世田谷区内のマンションで、乾燥大麻役2.2グラムを所持していた容疑で逮捕され、罪を認めたことから6月5日に大麻取締法違反の罪で起訴されました。
＜↓の画像は、田口淳之介被告と小嶺麗奈被告の写真＞
起訴翌日の6日にそれぞれの代理人弁護士が保釈請求し、7日に保釈が決定、保釈保証金300万円を即日納付しました。
そして、小嶺麗奈被告は7日19時5分に保釈されましたが、正面玄関ではなく裏口から保釈され、報道陣に姿を見せることなく黒のワンボックスカーに乗って警視庁東京湾岸署を後にしました。
一方の田口淳之介被告は19時20分ごろに、黒のスーツ姿で正面玄関に姿を現し、「この度は私が起こしました事件で、皆様にご心配をおかけし、誠に申し訳ございません。そして、日頃より応援して下さっていますファンの皆様、関係者の皆様には、多大なるご迷惑をおかけしたことを、心より深くお詫び申し上げます。」
と謝罪しました。
続けて、「金輪際、大麻などの違法薬物、そして犯罪に手を染めないことを、ここに誓います。」
と違法薬物依存からの脱却を宣言し、「しばらくの間、私自身の芸能活動は休止とさせていただきますが、しっかり更生し、罪を償い、1日でも早く皆様からのご信頼を取り戻せるように、必死に生きて参ります。どうかこれからも、皆様からのご指導ご鞭撻（べんたつ）のほどを何卒宜しくお願い申し上げます。本当に申し訳ありませんでした。」
と改めて謝罪の言葉を述べ、膝と頭を地面に付けて約20秒にわたって土下座謝罪しました。
＜↓の画像が、保釈され土下座謝罪した田口淳之介被告の写真＞
その後、用意された車で警視庁を後にしたのですが、各報道によると田口淳之介被告と小嶺麗奈被告は今後、証拠隠滅などを防ぐために、東京地裁から当面の間、別々の場所で生活することを義務づけられているそうで、裁判は別々に審理される見込みとのことです。
そして、田口淳之介被告と小嶺麗奈被告の保釈を受けてネット上では、
- 小嶺と別れることが先決
- 立ち直るチャンスがあるのですから、ここで捕まって良かったと思って。
- ドーム満員にまでしてたアイドルが警察署の前で土下座。廃人にだけはなるなよ。
- 土下座って…そんな芝居じみた事を誰の為に？
- こういう極端な行動が危なさに輪をかける
- 見たくない姿。謝罪するにしても頭下げるだけでよかったんじゃないのかな。。
- そういう場で簡単に土下座してしまう行為は逆に『軽く』見られてしまうよ？？
やるにしても、本当に世話になった人に個別で面談した時見せるもの
公の場で、しかも出所直後のその場での土下座は単なるパフォーマンスと見られ兼ねない - こんなコントみたいな土下座見たことない。誠心誠意の謝罪があの型だとしたら、彼のメンタルは崩壊してる。
- ファンにその姿見せちゃダメなんじゃないかなー。土下座って自己愛、自己憐憫にしか見えない。自己満足。
- こういう時は、少し頭下げるだけでいいんだよ、 田口… 。田口はどこか幼すぎるようなところがある気がする。
自立してないというか、流されやすいというか、ふわっとしてて穏やかそうに見えたけどあれは「自分」ってのを持ってなかったんだろうな。 - この人なりの最大限の謝罪の形が土下座なんだと思う。頭下げるだけでいいところを、ファンや関係者に向けてあえて土下座。本心からだと思いたい。
- この逮捕をきっかけに薬物を止められるといいね。長い間使っていたから難しい分、ここで本気で止められたら、本人も成長できるんじゃないかな。
まだ若いからここで落ちぶれるのは可哀想。芸能界は無理かもしれないけど、他の世界で一般人として頑張って生きて欲しい。
などのコメントが寄せられており、土下座謝罪したことに対しては賛否両論となっています。
これまでに様々な芸能人が薬物事件で逮捕され、報道陣の前で謝罪の言葉を述べてきましたが、涙ながらに謝罪する人はいても、土下座謝罪までする人はいませんでした。
いくらファンや関係者に申し訳ないことをしたと思い、深く反省していることを態度で示すにしても、こうした姿を見たくなかったと思うファンは多いかと思いますし、報道陣の前でのパフォーマンスかと受け止められてしまうので、土下座謝罪するべきではなかったと感じます。
一方で、田口淳之介被告は全国ツアー直前に逮捕されたことや、逮捕後の取り調べでは、まだKAT-TUNに在籍していた約10年前から大麻を使用していたことを認め、多くのファンや関係者を裏切り、かつての同僚メンバーにも大きな迷惑を掛けてしまったことを深く反省しているようには見えたので、これからしばらく小嶺麗奈被告とは距離を取り、更生の道を歩んでいってほしいです。