田原俊彦がラジオでTBS山本恵里伽アナに不適切発言、内容は下ネタ＆手触る行為。即謝罪もNHKの番組出演はアウトか。

歌手の“トシちゃん”こと田原俊彦さん(64)が、24日に生放送の音楽番組『うたコン』（NHK 火曜19時57分）への出演中止が発表され、ネット上で物議を醸しています。

田原俊彦さんの『うたコン』出演中止は番組の公式X（旧ツイッター）で発表され、理由説明はなく「24日の放送回で田原俊彦さんの出演はなくなりました」とだけ伝えています。

＜↓の画像は、24日放送『うたコン』に出演予定だった田原俊彦さん等の写真＞

また、田原俊彦さんの公式サイトで所属事務所『J-BRAVE（ジェイブレイブ）』がコメントを発表し、「NHKサイドとの協議の結果出演がなくなりました。楽しみにしていて下さったファンの皆様には、寂しい思いをさせてしまい大変申し訳ございません。」「田原、スタッフ共々今後も精進して参りますので応援のほどよろしくお願いいたします。」と綴り、番組出演中止の理由は明らかにしていません。

NHKも『読売新聞』の取材に対して、「出演者の選定にあたっては自主的な編集判断のもと、その都度独自に判断しています。今回も総合的に検討し判断しました」とコメントするのみで、理由は非公表となっています。

何が原因で出演中止となったのかは定かではないのですが、田原俊彦さんは15日に生放送のラジオ番組『爆笑問題の日曜サンデー』（TBSラジオ）にゲスト出演した際、「真ん中の脚はもっと上がるんだけどね」「カッチカチやで」といった下ネタを言ったり、アシスタントを務めるTBSの山本恵里伽アナウンサーの手を触る場面などがあり、ネット上ではセクハラ行為だとして炎上騒動に発展しました。

この件を巡りTBSラジオは20日に公式サイトを更新し、田原俊彦さんの行為は不適切だったとして、田原さんのマネージメント担当に再発防止を申し入れ、田原さん側から謝罪があったと発表しました。

これを受けて田原俊彦さんは22日に、新曲のリリースイベント前に報道陣の取材に応じ、「僕が調子に乗りすぎたっていうのもありました」「令和バージョンにアップデートして、気をつけていきたいなと思います。どうもすみませんでした」などと謝罪していました。

山本恵里伽アナも同日放送の『爆笑問題の日曜サンデー』でこの件に言及し、「皆さん私のことを心配してくださってる方もいると思うんですけど、本当に元気ですので。」と語っていました。

この騒動を受けてNHKは、生放送の『うたコン』への出演中止を決定したものと考えられますが、この対応に対してネット上では、

• トシちゃん　楽しみにしてたのに…NHKのいじわる
• トシちゃん、公の場でちゃんと謝罪したのに。。
• 真摯に謝ったのに…NHKさんは過剰反応すぎません？ 年に1度、楽しみにしていたのに…残念です
• 何だかコンプライアンスがガチガチですね。そんなに大袈裟に騒ぐほどのことかね。
• あんまりやりすぎると相手の女子アナさんにも逆にプレッシャーではないかと心配
• これも時代の流れ、今は令和
• 有観客の生放送だし正しい判断
• もうNHKから永久にさらばかな？
• 今回の見送りは仕方ないとしても近いうちに出演してほしい

などの声が上がっており、賛否両論となっています。

田原俊彦さんのラジオ番組での発言を巡っては、不快だったとの声が多く上がっていた一方で、山本恵里伽アナ本人は事を大きくしないように配慮したコメントをしているため、番組出演中止はさすがに過剰対応なのではという指摘も多く見られます。

しかし、メディアのコンプライアンスが年々厳しくなっている中で、今回の田原俊彦さんの言動は明らかなセクハラ行為とみなされても仕方がなく、22日に本人が反省や謝罪の言葉を述べつつ、収録現場では山本恵里伽アナも含めて楽しんでくれていたなどと語っていたため、本当は反省していないのではないかと批判の声も上がっています。

こうした状況の中で『うたコン』に出演した場合、NHKに批判の矛先が向かう恐れもあるため、とりあえず今回は出演見合わせという形になったのかもしれません。

今回の件だけでNHKを出入り禁止になるといったことはないでしょうし、今後またNHKの番組にも出演できるように不用意な発言には注意を払ってほしいです。