今年2月と6月に覚醒剤事件で逮捕され、現在も裁判中の『KAT-TUN』の元メンバー・田中聖被告(たなか・こうき 37歳)が、交際相手だった知人女性(36)から現金約1万円を脅し取ったとして、恐喝容疑でも逮捕され波紋を広げる中で、週刊誌『女性自身』のWeb版は田中被告の転落ぶりを伝えています。
田中聖被告は2013年9月に、「度重なるルール違反行為」を理由にジャニーズ事務所から契約を解除され、KAT-TUNを脱退して以降も音楽活動を続けていましたが、2017年5月にごく微量の大麻を所持していたとして逮捕されました。
尿鑑定でも陽性反応が出ましたが、大麻が発見された車が親族名義だったことや、発見された大麻が非常に少なかったこともあり、証拠不十分で不起訴となりました。
そして、今年2月に覚醒剤や危険ドラッグを所持・使用したとして逮捕され、6月20日に懲役1年8ヶ月・執行猶予3年の有罪判決が下されましたが、それから9日後に再び覚醒剤を所持していたことで逮捕となり、再び所持・使用の罪に問われています。
そうした中で、11月29日に京都在住の知人女性を恐喝した容疑で京都府警に逮捕されました。
各報道によれば、田中聖被告は交際相手だった知人女性の紹介でライブに出演し、それから約1年後の昨年6月に突然、ライブのギャラが未払いだと因縁をつけ、「1秒でも早く10万、耳揃えてキッチリ払え」「どこまで舐めてんだ、お前こらクソが」「舐めた対応ならさすがに俺も考えるぞ」「表も裏も動く案件だぞ」などと、反社会的勢力との関係をチラつかせながら脅迫し、昨年6月21日に自身の銀行口座に約1万円を振り込ませた疑いが持たれています。
田中聖被告は女性が1万円を振り込んだ後も、「残りの9万円を支払え」などと催促していたものの、女性が拒否し続けたことで被害額は1万円にとどまったといい、田中被告は逮捕後の取り調べでおおむね容疑を認め、2日夜には釈放されました。
警察は今後任意で捜査を進めるといい、釈放前の1日には田中聖被告が暮らす実家を家宅捜索し、携帯電話や預金通帳などを押収したとみられており、他にも被害者がいないかを調べる方針とのことです。
この事件に対してネット上では「落ちぶれすぎだろ」等の声が上がっていますが、女性自身によれば、田中聖被告はジャニーズ時代にかなりの収入を得ていたそうで、「KAT-TUN時代の年収は、確実に2,000万円以上あったと聞いています」
と音楽関係者が証言しています。
<↓の画像は、KAT-TUN時代の田中聖被告の写真>
その当時を知る芸能関係者は、「ライブやグッズ、CD、テレビ番組やドラマへの出演、グループでのCM出演も含めると、全盛期の最高年収は約1億円にも上っていたと聞いています。」
と明かしています。
しかし、田中聖被告は度重なる女性問題や、ジャニーズ事務所が副業を禁止しているにも関わらず無断で会員制のバーを経営したり、イベントを開催するなどの行為が問題視され、2013年9月をもって契約解除となりました。
女性自身は退所の翌月に、ハロウィン・パーティーが行われていたクラブで田中聖被告の姿をキャッチしており、当時取材に応じたイベント関係者は、「田中さんは『お金がない……』と悩んでいるそうです。バーの経営などに多額の経費がかさむこともあってか、貯金もほとんどないみたいです」
と証言していたとしています。
ジャニーズを辞めてから1年後の2014年10月には、自身がボーカルを務める4人組ロックバンド『INKT(インク)』を結成し、全国各地でライブを行うなど精力的に活動していましたが、大麻事件が原因で結成から3年足らずで解散、それ以降再び“金銭苦”が囁かれるようになったといいます。
<↓の画像は、大麻事件で解散したINKTのメンバー写真>
今年3月に女性自身の取材に応じた音楽関係者は、「4年ほど前、聖さんが弟の彪さん(ひょうが 31歳)のライブにスペシャルゲストとして出演して、兄弟でボーカルとして歌う機会がありました。その際の物販で、聖さんとのチェキ撮影料が1万円もしたそうです。アイドル時代は“手が届かない存在”でしたし、ファンなので嬉しいのでしょうが、正直高額ですよね」
と語っています。
<↓の画像は、田中聖被告と弟・田中彪さんの写真>
その裏では彼女だった女性を恐喝していた疑いが浮上し、今年に入ってから3度目の逮捕となったわけですが、田中聖被告の見事な転落ぶりに対してネット上では、
- こうは成りたくないな
- 自業自得の塊なので同情の余地もない
- マーシーの称号を継ぐ器。二代目マーシーでもいいし、初代コーキーでもいい
- もはや半グレだわ。ビンボーになったホントの理由はシャブでないの?
- 最早芸能人には見えない、どう見てもハングレ。家族のためにも、もうニュースネタにならない様にして欲しい
- どん底まで落ちて精神状態がうまく保てなくなり、そこに薬が入ってしまってクレイジーになったのかなぁ
- 情けないね。元々がどうしようもない人間なんでしょ。だから変なのを寄せ付け、自分も一緒に落ちていく。
若い頃ヤンチャでも、普通の人は年ともに落ち着くけど、いつまでも変わらない人はもう一生このままだろうね。よっぽど改心しなければ、お先真っ暗 - 本当は心優しい人かもって思ってる。薬が彼の全てを奪ったのかな?
薬に手を出した本人が悪いのは間違いないが、薬の恐ろしさを早く実感して更正してほしいものの、6回も逮捕じゃ無理かな - 昔KAT-TUNが6人だった頃からKAT-TUNのファンとして聖の事を見てるけど、脱退してからは自分を強く大きく見せたいって気持ちばかり先行してると思う。
そういうのもうダサいし、余計小さく見えるって事に気づいて欲しい。
などの声が上がっています。
田中聖被告はジャニーズ時代から六本木・西麻布界隈で派手に遊び、当時から怪しい人物との繋がりや違法薬物の使用が噂されるなどしており、2013年にジャニーズから契約解除されたのも自業自得だと思いますし、その後の転落に関しても自らの行動が招いたものであるため、正直同情は出来ないですね…。
女性自身によれば、田中聖被告はKAT-TUN時代の年収が2,000万円以上、最盛期には1億円もの収入を得ていたそうですが、田中被告は昨年8月に、実業家・YouTuberの“青汁王子”こと三崎優太さんとYouTubeでコラボした際に、「(ジャニーズを辞めてから)1年間は何もせず、貯金を切り崩していく生活をしていた」「お金を借りることもありました」と告白しています。
借金の総額は数千万円まではいかないものの、そこそこの借金を抱えていたことを明かしており、金銭面のサポートをしてくれる女性はいなかったのか問われると、「いなかったっすね。やっぱり看板って大きかったんだなって思いましたね」「2枚の看板を下ろして個人になった時に、手のひら返しをしてくる人もいました」と、ジャニーズ事務所を辞めてKAT-TUNを脱退したことにより、多くの人が離れていったとも明かしていました。
しかし、実際には田中聖被告のファンが金銭の援助をしていたことが複数の週刊誌の報道等で判明しており、薬物事件の前後にも田中被告はファンの女性と密会し、お金を無心していると報じられていました。
『週刊文春』のWeb版『文春オンライン』によれば、恐喝事件の被害者となった女性は1度目の大麻事件後にライブで知り合い、その際に田中聖被告から「電話番号を交換するなら20万円。信用するために払って」と告げられ、それを支払ったところ度々お金を要求されるようになったそうで、田中被告が女性を金づる扱いしていたことがうかがえます。
さらには、「俺に会うために10万円払う女いない?」と女性の紹介を求めたり、違法薬物の購入も要求するようになっていたそうで、これらの話がもし全て事実とすれば他人では救いようがないように思います。
弟の田中彪さんやSixTONES・田中樹さんなど、家族にこれ以上の迷惑を掛けないためにも、今後厳しい処分を受けて行動を改めていってほしいものですが、これまでに起こした様々なトラブルから、正直なところ更生はなかなか難しそうとも感じますね。