田中聖の薬物事件裁判で減刑も実刑。高知東生が執行猶予付き判決を要望に批判殺到。画像あり
覚醒剤を使用・所持し、覚醒剤取締法違反の罪に問われていた元『KAT-TUN』の田中聖被告(たなか・こうき 37歳)の控訴審判決が12日に東京高等裁判所で行われ、一審の千葉地方裁判所・松戸市支部が下した懲役1年4ヶ月の判決を破棄し、懲役1年に減刑する判決を下しました。
この判決に対してネット上では、甘すぎる温情判決として批判の声も上がる中で、女優・高島礼子さん(59)の元夫であり、2016年に違法薬物事件で懲役2年・執行猶予4年の有罪判決を受けた高知東生さん(たかち・のぼる 本名=大崎丈二 58歳)がX(旧・ツイッター)を更新し、実刑ではなく執行猶予付きの判決を求めており、ネットで物議を醸しています。
<↓の画像は、昨年撮影の高知東生さん、白石和彌監督、田中聖被告の写真>
田中聖被告は昨年2月に、覚醒剤の所持・使用、危険ドラッグ『RUSH』を所持した罪で逮捕・起訴され、同6月20日に名古屋地裁から懲役1年8ヶ月・執行猶予3年の有罪判決を受けました。
それから10日足らずで再び覚醒剤の所持・使用で逮捕され、田中聖被告はすぐに名古屋地裁の判決を不服として控訴、これにより判決が確定していない状態とし、2度目の事件を初犯扱いにしようとしました。
しかし、名古屋高等裁判所は控訴を棄却、これを不服として上告をしましたが最高裁判所は棄却し、懲役1年8ヶ月・執行猶予3年の判決が確定しました。
続いて2度目の覚醒剤事件では千葉地裁が、「執行猶予期間中に関わらず、10日足らずで薬物への親和的動機から犯行に及んでいる。経緯に言い分があるとしても、意思決定には被告の責任があり、非難に値する」「罪状を認めて反省の気持ちを示すとともに、治療を続けるなど覚醒剤からの脱却を誓っている」
として、懲役1年4ヶ月の実刑判決を下しました。
田中聖被告はこの判決も不服として即日控訴し、12日に東京高裁で控訴審が行われ、田中被告が昨年10月から回復支援施設に通い、同12月から入所して強い更生意欲を示し、5月からは準職員として施設で働いていることなどを評価し、千葉地裁の判決は「刑期はいささか重すぎる」として懲役1年に減刑しました。
この判決を受けて、同じ自助グループやプログラムに参加の高知東生さんがXを更新し、「田中聖君の件。高裁の二審も実刑判決。なんとか執行猶予にならないものだろうか。正直、聖君が初めて繋がってきた時はまだ仲間になれていなかった。危うさも感じた。直感があたってしまい聖君はスリップしてしまった。でも今は聖君と本当に仲間になれたと思っている。回復にも真摯に向き合っているし、何より聖君は、自分の経験を役に立てようという思いが強い。聖君は、本当の姿よりかなり誤解されて伝わっているが、俺なんかよりずっと社会貢献への意識が高い人。薬物依存の背景には様々な理由があるし、俺達はやっと心の深いところで繋がれたんだ。裁判長が、薬物との親和性が強いと仰っていたが、だからこそ、やっと繋がったこの治療の絆を切らないで欲しい。今が大事な時なんだ。聖ごめん。俺、黙ってられなくてつぶやいちゃったよ。」
と綴り、田中聖被告らとの写真を投稿しています。
<↓の画像が、高知東生さんのX投稿写真>
こうした高知東生さんの訴えなどに対してネット上では、
- これでもずいぶん甘いと思う。これまでの経緯も含めると。日本は薬物に対してもっと厳しく対応するべき
- やめれるなら一回目捕まった時に断ち切ってただろ。自分もしてたからって美談にしようとするのやめてもらえますか?犯罪は犯罪なんで刑務所でしっかり反省して帰ってきてください。これは本人のためにもです
- 言っている事が訳判らん。別に実刑で刑に服したところでつながっていて治療に専念してもいい訳だし、頑張ってもいい。
高知の言い分だと実刑に成れば更生が出来なくなるような言い分。まだ薬抜けてないんじゃないか。頭の中まで侵されているかとしか思えない。 - 元々既に執行猶予付きだったのに再犯したんだから今回も執行猶予付きは絶対にあり得ない。「数年我慢できたら刑務所行かなくていいよ」が執行猶予の意味だったのに、この期間ですら我慢できない程度の人間ていうのは間違いないので。
- 犯罪だからね。まずは罪を償う、治療はその次。仲間として繋がったのなら出所後のサポートで十分でしょ。
本人がそれまで待てない、周りも待ってあげられないなら、そもそも大した絆じゃないから論外だよ
などと批判が噴出しています。
田中聖被告は今でこそ反省の素振りを見せていますが、2度目の薬物事件で逮捕される前には警察の職務質問を無視し続け、5時間にもわたって逃走を図っていたことが明らかになっています。
週刊誌『週刊文春』によると、田中聖被告は昨年2月に逮捕され前から何度も捜査逃れをしていたといい、職質を拒否して車に立てこもったり、自宅にガサ入れが入った際にも逃亡していたとしています。
田中聖被告はジャニーズ時代から違法薬物の使用が噂され、周囲の人間も覚醒剤や大麻事件で逮捕されていましたが、それでも使用を続けていたわけですし、弁護士の入れ知恵の可能性がありますが2度目の事件を初犯扱いにしようとしたりしていて、本当に反省しているのだろうかと思う部分がいくつもあります。
そのため、少しでも長く刑務所に入って自身が起こした事件を反省する時間は必要かと思いますし、刑務所に入ったとしても高知東生さん等との関係に変化が生じるわけでもなく、社会貢献活動なども刑期を終えてからいつでもできることなので、高知さんの訴えには賛同できないですし、田中被告のことを思うのであれば厳しい態度を見せることが必要なのではと思いますね。
関連記事
- 田中聖受刑者のメッセージソング『Restart』PV公開しCD販売も。違法薬物事件で実刑判決、刑務所入り前に制作(2024年5月18日)
- 田中聖が覚醒剤使用&所持で有罪確定、1度目の薬物事件の裁判が終了、実刑判決も濃厚に(2023年6月23日)
- 田中聖が2度目の覚醒剤事件で実刑判決。執行猶予中に再犯で刑務所に…1度目の判決不服で控訴も懲役免れられず(2023年2月27日)
- 田中聖の初公判内容、有罪判決から2日後に覚醒剤使用認める。薬物依存状態で欲求抑えられず入院治療も…(2022年9月22日)
- 違法薬物事件で逮捕の高知東生と五十川敦子の初公判で、10代で大麻、20代で覚せい剤使用が判明! 重度の薬物依存で更生不可能?(2016年8月31日)
やっぱクスリにどっぷり浸かった連中は言うことがおかしいわ。
……当人はほんとに再犯してないのかな。
2人とも
またやるでしょう
もう誰も相手にしない