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元KAT-TUN田中聖の裁判開始、父親が情状証人で出廷。薬物使用の理由と今後、前科なしで執行猶予判決は濃厚も…

田中聖の初公判内容、覚醒剤の入手方法と使用頻度告白。違法薬物依存治療を開始、復帰の準備も…検察は懲役2年を求刑

覚醒剤の所持・使用、危険ドラッグの所持で逮捕、起訴された元『KAT-TUN』の田中聖被告(たなか・こうき 36歳)の初公判が10日に名古屋地方裁判所で行われ、検察側は懲役2年を求刑しました。

起訴状によると、田中聖被告は今年1月30日に滞在していた名古屋市内のホテルで、覚醒剤約0.16グラムを所持し、逮捕前の2月24日ごろに覚醒剤を使用したほか、同日に逮捕された際、覚醒剤と危険ドラッグ『RUSH(ラッシュ)』も所持していました。

初公判で田中聖被告は起訴内容について「間違いありません」と認め、違法薬物を使用した理由については、「事務所から独立して、1人でスケジュール管理や事務処理をするには無理があり、仕事を多く抱え、締め切りなどのプレッシャーや将来への不安から薬に手を出した」などと説明しています。

違法薬物の入手ルートについては、SNSを通じて密売人とコンタクトを取って購入していたとし、使用頻度については「月に数回使用していた」と明かしています。

また、釈放後も実家で家族と同居しながら、病院などで薬物依存症の治療に専念しているとし、「外にもほとんど出ず、家の手伝いとか、規則正しい生活をしています」「信頼を取り戻して、復帰できればと準備してます。応援してくれている人のためにも、2度と手を出さないと誓います。」「自分の一番大切な人たちを傷つけたことが、最低な行為だと思っています。二度とこんなことがないように自分を見つめ直し、しっかりと償っていきたい」などと述べました。

裁判には田中聖被告の父親が情状証人として出廷し、「家族を裏切ったことは残念」「5人兄弟で家族思いの優しい子。すごく仲の良い関係だった。(覚醒剤使用は)気づかなかった。独立して1人でやるのがきつかったのかな?二度とこんなことをしないように、世間にお詫びをしてほしい」「仕事の仕方も話し合った。家族全員が協力します。長男が仕事をフォローする。もうこれを最後に、誰にも迷惑をかけずにちゃんとやってもらいたい」との思いを明かしています。

一方の検察側は田中聖被告の違法薬物使用について、「ホテルで女性と関係を持つ予定だったので、その前に覚醒剤を使った」「覚醒剤などを継続的に使用していた」「スマートフォンには密売人との取引を示すメッセージが残っていた」「違法薬物への依存性や常習性などが認められる」などと指摘し、懲役2年を求刑しています。

弁護側は、田中聖被告に前科が無く、罪を素直に認めて自白していることなどから、執行猶予付きの判決を求めており、判決公判は6月20日に行われます。

そして、田中聖被告の初公判を終えてネット上では、

などの声が上がっています。

田中聖被告は検察による事情聴取で違法薬物に手を出した理由について、「寝ずに集中して仕事をするため、SNSで密売人を探し、昨年9月ごろから月2回ほど覚醒剤を使うようになった」などと説明しています。

また、ジャニーズ事務所からの退所、独立後の活動も違法薬物に手を出した理由として挙げていますが、正直この説明には納得できないですね。

田中聖被告はジャニーズタレント時代から、違法薬物への関与が疑われており、過去に交際していた元セクシー女優は田中被告と別れた後、覚醒剤事件で2度も逮捕されています。

2017年には、最終的に不起訴にはなったものの、大麻所持の容疑で逮捕され、尿検査で大麻の陽性反応が出ており、当時複数の週刊誌が田中聖被告の違法薬物使用疑惑を報じています。

『フライデー』や『週刊文春』は、田中聖被告が違法薬物の隠語を使いながら、知人に薬物の購入を依頼するメッセージなども証拠として入手しており、他にも元交際相手等が具体的な証言をしていました。

それからしばらく使用していない期間があった可能性もありますが、田中聖被告は重度の薬物依存であることが疑われます。

しかし、田中聖被告は「信頼を取り戻して、復帰できればと準備してます。」などと語っており、こうした発言に疑問を抱きますし、違法薬物事件で逮捕されたのは今回で2度目なので、少しでも重い判決を下して反省を促してほしいですが、20日にどのような判決が下されるのか注目したいです。

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