覚醒剤の所持・使用、危険ドラッグの所持で逮捕、起訴された元『KAT-TUN』の田中聖被告（たなか・こうき 36歳）の判決公判が20日に行われ、有罪判決が下されました。
田中聖被告は今年1月に、愛知県名古屋市内のホテルで覚醒剤約0.16グラムを所持し、2月にも名古屋で覚醒剤を所持・使用、危険ドラッグ『RUSH（ラッシュ）』も所持していた罪に問われ、田中被告は起訴内容を認めており、検察は懲役2年を求刑していました。
そして、20日に名古屋地方裁判で行われた判決公判で平城文啓裁判官は、「ホテルに置き忘れたにも関わらず、さらに薬物を入手したことから常習性が伺える」「違法行為に対する抵抗感がさほどあったと思われず、違法薬物との関係を簡単に断ち切れるかどうか不安がないわけではない」
と、違法薬物への依存度の高さを指摘しました。
ただ、「周囲の者を傷付けたことに対して後悔の念を抱いている」「父や家族の支援もある。本人の2度と手を出さないと言う言葉を信じて」
とし、懲役1年8ヶ月・執行猶予3年の有罪判決を下しました。
この判決を受けてネット上で、
- どうせまたやるでしょ
- 覚醒剤って刑期短いよね
- 執行猶予ついたんだ 悪い人脈と縁切れたら良いね
- 本人の為にも実刑にしたほうがいいんじゃない？
- 将来マーシーの記録を抜かない事を祈る
- 執行猶予なんてなんのためにあるんだか。ただ犯罪者を野放しにするだけじゃない
いい加減日本ももっと厳罰化しろよ。なんにしても日本は甘すぎるんだよ - 身内に及ぼす影響も全く考えてない マジで懲りてないわ！！最悪 実刑にしろ！！
- 残されたメンバーはスキャンダルとかもなくて頑張ってるのに大迷惑だよね。弟もとばっちりで可哀想
- ジャニーズの弟が可哀想だよね。でも、実刑になったら更に厳しいから、家族としては執行猶予が付いてホッとしてると思う。
ジャニーズの人気者の兄がムショ暮らしなんて気が狂うでしょ - もう少し厳罰化したほうが良くない？甘すぎて何の抑止力にもなってない
- この人も性依存症っぽいし、覚せい剤しながら行為に及ぶと思う。快楽が忘れられなくてどうしようもなくなるんじゃない？
良心があるなら家族と距離置いて、ひっそりとしてあげるのがいいよ。
などの声が上がっています。
田中聖被告は逮捕される数ヶ月前に、人気YouTubeチャンネル『街録ch〜あなたの人生、教えて下さい〜』のインタビュー取材を受け、その中でジャニーズの6人組グループ『SixTONES（ストーンズ）』で活躍している弟・田中樹さん（たなか・じゅり 27歳）に言及する場面がありました。
＜↓の画像は、弟のSixTONES・田中樹さんの写真＞
田中聖被告は2017年に、不起訴処分にはなったものの大麻所持容疑で逮捕されており、SixTONESが2020年にCDデビューした際には嬉しかったとした上で、「俺がやっぱ足引っ張っちゃってたんで…。（後ろめたさは）メチャクチャあります。いまだにあります。だから一度もライブも観に行けてないですね。」「俺のせいで、かける必要のない苦労もかけてる。肩身が狭い思いもしてるはず。兄弟なんで直接そんな事は言ってこないんですけど、あると思います」
と語っていました。
しかし、田中聖被告は違法薬物の使用を止めることができず2度目の逮捕となり、10日に行われた初公判では、薬物の使用頻度について「月に数回使用していた」と明かしています。
また、田中聖被告は違法薬物の使用理由について、「事務所から独立して、1人でスケジュール管理や事務処理をするには無理があり、仕事を多く抱え、締め切りなどのプレッシャーや将来への不安から薬に手を出した」
などと語っていますが、名古屋のホテルで女性と関係を持つ前に使用していたことが明らかになっており、家族が今後活動をサポートして肉体的、精神的負担を減らしたとしても、そう簡単に止められるものではないかと思います。
そのためネット上でも、また違法薬物絡みの事件を起こしそう、実刑判決を下した方が本人や家族のためなのではとの声も多いですが、現在は病院などで違法薬物依存からの脱却を目指し治療を受けているそうで、これから一生、違法薬物を使用しない努力を続けていってほしいですね。