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元KAT-TUN田中聖は重度の薬物依存か。逮捕時の舞台裏、柏駅で警察に抵抗し警察殺到…

田中聖が覚醒剤事件で逮捕前に約5時間逃走…へずまりゅうとコラボ予定、音楽活動再開に意欲も異変を関係者証言

覚醒剤事件で有罪判決を受けてから、わずか9日後に再び覚醒剤所持で逮捕された元『KAT-TUN』の田中聖容疑者(たなか・こうき 36歳)が1日、勾留先の千葉県警柏警察署から千葉地方検察庁松戸支部に身柄が送検されました。

柏警察署の発表によると、田中聖容疑者は6月29日17時30分ごろ、JR柏駅西口付近を1人で歩き、付近を通りがかった巡回中のパトカーを見つけるなり、慌てた様子で目をそらしたり、逃げるような動きを見せるなど、明らかに挙動不審な様子だったそうです。

<↓の画像が、腰縄と手錠をはめられ送検された田中聖容疑者の写真>

そのため、警察官が職務質問をするも田中聖容疑者は無視して、身分証の提示や所持品検査に応じず、さらに近くの商業施設に逃げ込んで、立ち去るような素振りも見せるなど抵抗し、5時間近くにわたって職務質問を拒否し続けたとのことです。

週刊誌『フライデー』のWeb版『フライデーデジタル』によると、田中聖容疑者は警察の職務質問から逃げている間、どこかに電話をかけていたとい、警察は薬物依存者特有の行動だと感じたことから、警察は捜査令状を取った上で所持品の検査を行ったといいます。

そして、ズボンの右腰付近と体の間に挟み、隠し持っていた透明のビニール袋を発見、その中に白い結晶状の粉末が入っていたことで検査したところ、覚醒剤だったとのことです。

これを受けて22時32分に現行犯逮捕したそうですが、田中聖容疑者が約5時間にわたって“逃走”を続けたことで、現場には10人以上の警察官が集まり、パトカーなど警察車両が6~7台、救急車も駆けつけるなどして、駅周辺は物々しい雰囲気になっていたそうで、現場に居合わせた人は「物凄く騒がしくて、何が起きたのだろうと思っていた」と語り、SNS上にも異様な光景の報告が上がっていました。

<↓の画像は、送検時の田中聖容疑者の顔写真>

逮捕後の田中聖容疑者はうなだれ、観念した様子で、取り調べに対しても「覚醒剤を持っていたことに間違いありません」などと、素直に容疑を認める供述をしているといい、1日午前8時過ぎに身柄が送検されました。

田中聖容疑者の逮捕、送検報道の動画

田中聖容疑者は今年2月に、覚醒剤の所持・使用と危険ドラッグ所持で逮捕され、3月25日に保釈されてから2日後に自身のYouTubeチャンネルに謝罪動画をアップし、「どんな理由があろうとも、してはいけないことをしてしまったという事実は、決して許されるべきではないと思っております。今回、大切な人たちを裏切り傷つけてしまったのは、家族や音楽やライブハウスやイベントでもなく、あくまでも自分自身の弱さ甘えだと思っております。きちんと背負って償っていこうと思っています。こういった事件に対して『被害者のいない犯罪』だという人もいます。僕自身、刑事さんにそう言われました。ですが、家族、ファン、仲間、最も大切な人たちを傷つけて、被害者にしてしまった最低な行為だと思ってます。申し訳ございませんでした」と謝罪していました。

元KAT-TUN・田中聖被告の謝罪動画

それから約2ヶ月半後に裁判が始まるまでに、田中聖容疑者は病院などで薬物依存症の治療に専念していたそうで、同じく2016年に違法薬物事件を起こした俳優・高知東生さんによれば、高知さんも参加する自助グループやプログラムに参加して依存症からの脱却を目指していたとのことです。

また、田中聖容疑者は6月20日に、懲役1年8ヶ月・執行猶予3年の有罪判決を受けて、すぐに活動を再開させて社会復帰しようとしていたことが明らかになっており、今回の逮捕後に“元迷惑系YouTuber”のへずまりゅうさんはツイッターを更新し、7月にコラボする予定だったことや、その際のメッセージのやり取りも公開し、7月頭ごろにコラボする予定だったとしています。

<↓の画像は、へずまりゅうさんのツイート写真>

へずまりゅうさんは『東京スポーツ』(東スポ)の取材に、「6月中に会った時にTikTokのコラボ撮影をお願いする予定でしたが、(田中容疑者の)スケジュールが合わずに7月上旬に変更されました」と明かしています。

田中聖容疑者はへずまりゅうさんに対して、「裁判終わった後も活動は続けていきます。とりあえず執行猶予付きにはなったので、まずはYouTubeから少しずつ再開していこうと思います」とも語っていたそうです。

YouTubeだけでなく音楽活動も徐々に再開させようとしていたといい、地元・柏のライブハウス関係者によると、有罪判決を受ける前の6月初めに「また音楽活動やりますから」と2度連絡していたとのことです。

ただ、田中聖容疑者の薬物事件に憤っていたライブハウス関係者が、「(ライブハウスの使用は)5年ぐらいクリーンだったら」との条件を提示したところ、田中容疑者は何も言わずに電話を“ガチャ切り”したといい、「本来そういう事をしない人だから、おかしいと思った」と語っています。

また、「(地元のミュージシャンたちは)『どうせまた逮捕されるだろ』とみんな言ってて、彼と距離を置く人がほとんどだった」とし、再び逮捕される前には「田中君から『かくまってくれないか』と連絡を受けた人がいると、この辺の音楽関係者の間ではウワサになっている」と明かしています。

不起訴となった2017年の大麻事件を含めると、田中聖容疑者が逮捕されるのは今回で3度目で、それも覚醒剤事件で有罪判決を受けてからたった9日後に再び逮捕されたので、恐らく多くの友人や音楽仲間らが今後離れていくだろうと思います。

その一方で、違法薬物の売人たちは今後も田中聖容疑者に接触を図り続けるとみられており、薬物依存のリハビリ支援施設『日本ダルク』の広報・三浦陽二さんはテレビ朝日の取材に、「彼の場合は芸能人であって薬物の経験があると分かっているから、そういう薬を売りたい人が寄って来やすいと思う。(今後は)まず第一に本人がやめたいという気持ちが一番最初に大切だと思います」と語っています。

田中聖容疑者は逮捕前から、複数の週刊誌によって何度も違法薬物の使用疑惑を報じられており、ジャニーズ時代から使用していたとの情報もあります。

そうした報道もありながら、田中聖容疑者は裁判で「(覚醒剤などを)月に数回使用していた」と明かしていたので、重度の薬物依存者である可能性は高く、今後しばらくは薬物依存の治療などに専念する必要があるのではないかと思います。

執行猶予期間中の逮捕ということから、今回の事件と合わせて懲役3年以上の実刑判決が下されると予想されていますが、刑務所内でも薬物依存離脱指導が行われており、最終的には本人次第とはなりますが、これを機に薬物依存からの脱却を本気で目指してほしいです。

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