総合格闘家・朝倉未来選手(あさくら・みくる 29歳)とのストリートファイト(喧嘩)企画『朝倉未来にストリートファイトで勝ったら1000万円』(ABEMA 20日19時30分)で、最後の4人目の挑戦者として、元『KAT-TUN』の田中聖さん(たなか・こうき 36歳)が発表されたことで物議を醸しています。
<↓の画像は、朝倉未来選手と対決する田中聖さんの写真>
この企画は全国から喧嘩自慢の対戦相手を募集し、オーディションで選ばれた挑戦者4人と朝倉未来選手がタイマン勝負するもので、ルールは着衣のままで対戦し、武器の使用は禁止ながら、服を使った攻撃のほか、髪の毛を掴んでの打撃もありとなっています。
勝敗については、元プロ格闘家や総合格闘技のレフェリー経験者が立会人を務め、戦意喪失や戦闘不能状態になったり、降参をした場合に決着がつきます。
なお、対戦によって致命的なケガを負う可能性があると判断された場合は、途中で試合が止められます。
これまでに発表されていた挑戦者は、“会津伝説の喧嘩屋”という異名を持ち、傷害事件で逮捕歴10回というアウトローの久保田覚さん(25)、元モーニング娘。の後藤真希さんの弟で、銅線窃盗事件で約4年半、刑務所に入っていた元アイドルの“ゴマキの弟”こと後藤祐樹さん(35)、キックボクサーのモハン・ドラゴン選手(44)の3人でした。
そして、18日に4人目の挑戦者として元ジャニーズタレントで、2013年9月までKAT-TUNのメンバーとして活動していた田中聖さんの参戦が発表されました。
<↓の画像は、朝倉未来選手と挑戦者4人の写真>
(左から久保田覚さん、後藤祐樹さん、モハン・ドラゴン選手、田中聖さん、朝倉未来選手)
田中聖さんはジャニーズ事務所を退所後の2017年5月に大麻所持容疑で逮捕され、後に証拠不十分で不起訴となったものの、この事件によってボーカルを務めていたロックバンド『INKT(インク)』は解散し、その後はソロで音楽活動を続けています。
朝倉未来選手とのストリートファイト企画に参戦した理由については、「俺もヤンチャしてしまって、ストリートで失敗してしまったので、もう1回ストリートで成り上がれるのであれば、やるべきだなと。」「ここからちゃんと這い上がりたい。終わったままでは終われない」
などと語り、「腕が折れてもタップはしない」と意気込んでいます。
朝倉未来選手との対戦に向けて、元総合格闘家・朴光哲さん(ぼく・こうてつ 44歳)のもとでトレーニングを積んでいるそうです。
朝倉未来選手は田中聖さんとの対戦について、「それなりにすごい人なんじゃないかとは思いますが、格闘技・喧嘩は別の話。俺と対面してヤバさを感じることになる。20秒でしっかりと片付けます」
と秒殺を宣言し、4人の挑戦者を2分20秒以内で片付けるとしています。
一方の田中聖さんは企画参戦発表後に自身のYouTubeチャンネルに動画をアップし、「プロと素人なんで、勝てる確率は薄いと思いますが、俺を信じてきてくれた人たちのためにも、勝てないかもしれないけど、負けたくないです。これが本音です」「あのレベルのプロの人が拳を交えてくれる機会ってないと思うんで、楽しめればと思います」
と語っています。
そして、挑戦者4人の発表を受けてネット上では、
- 勝てる相手だけえらんでも何も面白くない。この相手じゃ喧嘩最強ってのは返上しないとな
- 田中聖VSゴマキの弟を大晦日のRIZINで組んだ方が話題になったのに
- 自分より体重が軽い素人と試合するプロってなんなん?プロVS素人なら素人は体重が重くないとそもそも話にならんだろ。
- 4戦目KAT-TUN田中って誰が見たいんだよ。なんだよこれ。絶対に金払ってまで見ないわ。
レスラーもラグビー選手も強そうな格闘家も、みんな却下されてるじゃねぇかよ。 - 元トップアイドルがこんなしょうもない企画に、、、まだ地道にライブやってた方が良かったんでは?
- せっかくデビューして頑張ってる弟(SixTONESの田中樹)の足を引っ張らないでね。
- 企画も朝倉もダサい。元力士とかポーランド人とか強そうなヤツいっぱい居たのに結局選ばず。
それなら始めから募集要項に【デカイ奴禁止】とか書いとけよ。茶番過ぎて泣けてくるわ。 - 攻めた企画やると思って楽しみにしてたらなんだこれ…元力士とかラガーマンとかポーランドの総合格闘家とか、「勝てるかも」「見てみたい」と思ったメンツはことごとく除外してるのね
ポーランドの人が言ってたみたいに本当にトーナメント制にしたらいいのに。確実に勝てる相手だけ選ぶならこんな大規模にやらずにYouTubeの一企画でやっといてくれ - 1000歩譲って、ゴマキ弟か田中聖どちらか片方との対戦はまだ分かる。視聴率を取るために話題性も必要だ。ただ4人中2人これって笑
後の2人も素人同然の喧嘩自慢と44歳…茶番にも程がある。ポーランド人とか力士とか普通に見てみたい人はいたのに…オーディションの交通費は返してやれよ
などと批判的な声が殺到しています。
対戦者4人中2人が芸能人で、ストリートファイトの特別ルールで闘ったとしても、現役の朝倉未来選手が本気を出さずに余裕で勝てるのは間違いなく、この企画は20日19時半からABEMAで有料生配信されるのですが、番組の視聴料は約4,000円となっていて、そこまでの金額を払ってまで番組を見たいと思う人はかなり少ないのではと思います。
朝倉未来選手は格闘家になる前に名古屋の暴走族で副総長をしていて、喧嘩で一度も負けたことが無いなどと豪語しており、今も現役で総合格闘技の『RIZIN』で活躍しているだけに、互角とまでは言わないまでも、良い闘いを見せてくれそうな相手を選んでほしかったですね。
後藤祐樹さんの挑戦が発表された時点で格闘技ファンらからは“茶番”といった声が上がり、最後に発表された挑戦者が田中聖さんだったことで興ざめした人はさらに増えたとみられますが、とりあえずどういった結果になるのか注目したいですね。