元KAT-TUN田中聖がYouTubeチャンネル更新。違法薬物使用やめられず、重度の薬物依存疑惑で田代まさし化を懸念の声も

覚醒剤取締法違反（使用・所持）と医薬品医療機器法違反の罪で起訴され、25日に保釈された元『KAT-TUN（カトゥーン）』の田中聖被告（たなか・こうき 36歳）が、自身のYouTubeチャンネルに謝罪動画をアップしました。

田中聖被告は27日にアップした動画に、保釈時と同じく黒のスーツ姿で登場し、「この度は、関係者各位、そして、普段応援してくださっているファンの皆様に多大なる心配、そしてご迷惑をお掛けしてしまい、誠に申し訳ございませんでした」と謝罪し頭を下げました。

続けて、「例えどんな理由があろうとも、してはいけないことをしてしまったという事実は、決して許されるべきではないと思っております。今回、大切な人たちを裏切り傷つけてしまったのは、家族や音楽やライブハウスやイベントでもなく、あくまでも自分自身の弱さ甘えだと思っております。きちんと背負って償っていこうと思っています。こういった事件に対して『被害者のいない犯罪』だという人もいます。僕自身、刑事さんにそう言われました。ですが、家族、ファン、仲間、最も大切な人たちを傷つけて、被害者にしてしまった最低な行為だと思ってます。申し訳ございませんでした」と謝罪しています。

田中聖被告は1月30日に名古屋で行われたライブ出演のため、滞在していたビジネスホテルの一室で覚醒剤0.164グラムを所持していたとして、2月24日に逮捕され、その後の尿鑑定で覚醒剤の陽性反応も出ました。

また、逮捕時に所持していたカバンの中からも微量の覚醒剤やガラスパイプ等の吸引具も見つかっており、取り調べに対して当初は「分からない」などと言って容疑を否認していたものの、後に容疑を認めました。

さらに、カバンの中からは危険ドラッグ『RUSH（ラッシュ）』の液体約4.407グラムも発見されており、25日に覚せい剤取締法違反と医薬品医療機器法違反の罪で起訴され、保釈保証金として300万円を納付して保釈されました。

勾留先の愛知県警中警察署の正面玄関から姿を現した田中聖被告は、集まった報道陣の前で「申し訳ありませんでした」と一言謝罪し、頭を下げていました。

そして、保釈から2日後に謝罪動画を公開した田中聖被告に対してネット上では、

• 大麻所持の段階で悔い改めていれば良かったのに…
• 意志だけではどうにもならない
• もう覚醒剤をやめられないでしょ。ほぼ確実に再犯すると思うよ
• マーシーもそんな謝罪をした後に何度も捕まっている。ただ我慢し大人しくしている時期があるだけで、本当の意味での更生は無理なのかもね
• 捕まってから気づくやつは捕まる前に気づいてるはずだから、きっと反省もフリで反省してないと思う。
• 「大切な人たちを裏切り、傷つけてしまったのは、家族や音楽やライブハウスやイベントでもなく、あくまで自分自身の弱さ、甘え～」
  ここはどういう解釈をすればいいの？誰も家族や音楽やライブハウスやイベントが悪いなんて感じてないと思うんですけど…
• 動画で謝罪はいらんだろ。紙で謝罪文上げたほうが真摯に考えてる感でる。動画は薄いわ。
• 初回の謝罪ならまだしも、再犯だからねぇ、、、2度あることは、3度あるんじゃないかな

などの声が上がっています。

田中聖被告が逮捕されるのは今回で2度目で、1度目は乗っていた車から微量の大麻が発見されたことで逮捕されるも、その車は親族名義だったこと、見つかった大麻の量が少なかったことにより、逮捕から1ヶ月後に証拠不十分で不起訴処分となりました。

しかし、この事件が原因でジャニーズ事務所を退所後の2013年11月結成のバンド『INKT（インク）』は解散となり、不起訴後に更新したブログで大麻事件を謝罪した上で、「今後は自らの行動に自覚を持ち、社会人としての責任を持って行動して行くよう反省いたします」などと綴っていました。

それから5年後に、今度は覚醒剤と危険ドラッグで逮捕されたわけですが、田中聖被告はかねてから複数の違法薬物に手を出していると週刊誌などに報じられていて、そうした記事が出ながらも薬物をやめられなかったことから、重度の薬物依存の可能性もあります。

そのため、今回の謝罪動画に対しても冷ややかな反応が多く、3度目の逮捕も時間の問題といった声もありますが、田中聖被告が事件を起こすことによって家族やファン等を悲しませるだけでなく、周囲に大きな悪影響を及ぼすことになるので、本当に深く反省し薬物からの脱却を目指すのであれば、依存症の治療プログラムなどをしっかり受けてほしいものです。