10月28・29日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表されたのですが、生田斗真さん(33)と広瀬すずさん(19)共演の映画『先生!、、、好きになってもいいですか?』が大コケしていると話題になっています。
最新映画ランキングによると、全国217スクリーンで公開の『映画キラキラ☆プリキュアアラモード パリッと!想い出のミルフィーユ!』が初登場1位を獲得し、公開2日間で観客動員数17万659人、興行収入1億9310万1900円を記録。
昨年公開の『映画魔法つかいプリキュア!奇跡の変身!キュアモフルン!』(最終興行収入6.7億円)を上回る好スタートを切っています。
続いて2位には、前作から35年ぶりに公開のSF映画『ブレードランナー 2049』が初登場し、27日から全国593スクリーンで公開され、週末2日間で観客動員数14万9947人、興行収入2億2649万3800円、公開から3日間だと観客動員20万4100人、興行収入3億528万3600円となっています。
3位には、先週初登場1位を獲得した瑛太さん・新垣結衣さんW主演の『ミックス。』がランクイン。
<映画『ミックス。』>
公開2日間(276スクリーン)の観客動員数は18万人、興行収入は2億3500万円でしたが、公開から9日間で興行収入が6億円を突破しています。
4位には、イケメン俳優・山崎賢人さんと福田雄二監督がタッグを組んだ実写映画『斉木楠雄のΨ難(さいきくすおのさいなん)』がランクインし、先週2位初登場から2ランクダウン。
<映画『斉木楠雄のΨ難』>
公開2日間(275スクリーン)の観客動員数は15万6000人、興行収入は1億9400万円でしたが、公開から9日間で4億円を突破しました。
これに次いで5位に初登場したのが、生田斗真さんと広瀬すずさんが初共演した実写映画『先生!、、、好きになってもいいですか?』でした。
全国337スクリーンと大規模で公開され、公開2日間の観客動員数は10万人、興行収入は1億2700万円という結果でした。
初登場5位の『先生!』は、実写映画化もされた人気漫画『青空エール』『俺物語!!』などの作者・河原和音さんの同名人気少女漫画の実写化で、原作の累計発行部数は570万部を突破しています。
ストーリーは、一見真面目でとっつきにくいタイプではあるものの、根は優しくて教師愛に溢れている高校の世界史の教師・伊藤貢作に、女子高生・島田響が人生初の恋に落ちてしまい、そこから始まる2人の禁断の恋愛模様が描かれています。
<映画『先生!、、、好きになってもいいですか?』のワンシーン>
人気少女漫画の実写化で、若者に人気が高いと言われる広瀬すずさんがヒロインを務めていることから、そこそこの興行が期待されていたのですが、初週から興行収入が2億円に届かないという結果に終わっており、映画ファンからは、
- 『先生!』豪快にコケたな
- 期待はずれな結果
- やばい。スクリーン数かなり多かったのに、この結果は残念すぎる
- 2週目の『斉木楠雄のΨ難』にまで負けるってヤバい
- 『先生!』に食われて『ミックス』が順位を落とすかと思ってたけど、『先生!』がしょぼすぎたな
- 女性向け作品なのに、生田斗真じゃなくて広瀬すずを推した結果がコレだろ
- 純粋ど真ん中、直球勝負で、広瀬すずの底力に賭けたんだろうけど、ダメだったみたいだね
などの声が上がっているとニュースサイト『サイゾーウーマン』は伝えています。
また、映画の情報・レビューサイト『Yahoo!映画』で評価を見てみると、10月31日21時半時点での平均点数は【2.53点(5点満点中)】と非常に低く、厳しい評価も多く見受けられます。
また、生田斗真さんと広瀬すずさんの見た目、演技などを評価しつつも、原作とは違う展開に戸惑った、残念だったという声も上がっており、原作を読んでいる方からの批判的なコメントも上がっています。
<映画『先生!、、、好きになってもいいですか?』のワンシーン>
公開規模の割に『先生!』が微妙なスタートを切った原因については、女性をメインターゲットにしているにも関わらず、ヒロインの広瀬すずさんを推していたことなどが挙げられていますが、少女漫画の実写映画化があまりにも多いことも伸び悩みの一因かもしれません。
ちなみに、広瀬すずさんが昨年9月に山崎賢人さんとW主演した実写映画『四月は君の嘘』は、公開2日間(全国294スクリーン)の観客動員数は20万人、興行収入は2億4,500万円、最終興行収入は14億2000万円を記録しています。
『四月は君の嘘』のオープニング成績と比較すると、『先生!』の興行収入は約半分という結果で、最終興行収入10億円超えは難しいところですが、これからどこまで伸ばしていけるのか引き続き注目したいですね。