俳優・生田斗真さん(いくた・とうま 39歳)が、旧ジャニーズ事務所(現・SMILE-UP.)を退所し独立することを『日刊スポーツ』が報じています。
日刊スポーツの取材によると、生田斗真さんは遅くとも年内中にも退所するとみられるそうで、すでに周囲や親しい関係者には独立の意思を明かし、事務所側も退所することを承諾しているいい、スポンサー含め関係各所にも独立することが伝えられているといいます。
生田斗真さんの独立決定報道を受けてネット上では、
- 生田斗真はアイドルじゃなくて俳優のイメージしかないからな
- 売れてやって行ける奴は出るわな 新事務所にメリットないし
後は櫻井、亀梨あたりか 後はやっていけない奴が新事務所へ行く - ジャニーズだから役者の仕事をもらえてた部分もある訳で。大手に移籍じゃなくて、独立してやってけるのかね?
- むしろ生田斗真はジャニーズにいない方が仕事が増える気がする
- もう厳しいねこの事務所 長期的みて消滅するんじゃないかな もうバーターできないから若手売れないしね
- この人は独立すると思ってた 一俳優として確立してるしこの先ジャニーズの汚れ看板背負うなんて損しかない
などの声が上がっています。
生田斗真さんは1996年2月(当時11歳))に旧ジャニーズ事務所に入所し、1年目から当時キャイ~ンが司会を務めていた『天才てれびくん』(NHK)に出演、1997年には田中美里さん(46)がヒロインを務めたNHK連続テレビ小説『あぐり』で朝ドラデビューも果たしました。
<↓の画像は、『天才てれびくん』出演当時の生田斗真さん等の写真>
また、旧ジャニーズJr.(現・ジュニア)として『B.I.G.(B.I.G. East)』、『MAIN』、『B.B.B.(Best Beat Boys)』などのユニットでも活動し、同じく1996年入所の山下智久さん(38)、嵐・相葉雅紀さん(40)、二宮和也さん(40)、松本潤さん(40)等と活動を共にしていました。
<↓の画像は、旧ジャニーズJr.時代の生田斗真さん等の写真>
これらの活動でジュニア時代から目立つ存在ではありましたが、同世代が続々とCDデビューしていく一方で、生田斗真さんはジュニアとしての活動が続き、事務所内では「CDを出して初めて認められるという暗黙のルール」があり、高校生の頃には「ジャニーズの落ちこぼれ」だと苦悩していたといいます。
そうした中で出演した『劇団☆新感線』の舞台や、演出家・蜷川幸雄さんから演技について学び、アイドルではなく役者の道に進むことを決意し、2007年放送の堀北真希さん(35)主演ドラマ『花ざかりの君たちへ イケメン♂パラダイス』への出演を契機に人気・知名度が上昇、それ以降も数々のドラマや映画、舞台に出演し、役者として活躍の場を広げていきました。
<↓の画像は、イケパラ出演当時の生田斗真さん、堀北真希さん、小栗旬さんの写真>
現在も俳優として活躍を続ける生田斗真さんは、今年も2月放送のスペシャルドラマ『大河ドラマが生まれた日』(NHK)、3月放送の『幸運なひと』(NHK BSプレミアム)、7月期放送のドラマ『警部補ダイマジン』(テレビ朝日系)、映画『湯道』、『渇水』など複数の作品で主演を務めています。
こうした役者としての活躍ぶりから『P&Gジャパン アリエール』、『アサヒビール アサヒスーパードライ生ジョッキ缶』など複数のCMにも起用されていますが、ジャニー喜多川さんの性加害問題によって、一部企業はCM放送中止や契約更新しないことを発表するなど、仕事に大きな影響が及んでいます。
このようにジャニー喜多川さんの性加害問題が波紋を広げ、ソロで俳優として活躍している元V6・岡田准一さん(42)、二宮和也さんは退所、独立を発表する中で、生田斗真さんの独立もかねてから囁かれていたため、今回の独立報道に対しては特に驚きはありません。
ちなみに、生田斗真と同世代で同じく役者としてソロで活動し、『ZIP!』(日本テレビ系)の月曜メインパーソナリティーを務めるなど、幅広く活躍している風間俊介さん(40)らの独立説も飛び交っており、今後さらに退所者が相次ぐのではとも言われています。
生田斗真さんの場合は自身だけでなく、妻で女優・清野菜名さん(せいの・なな 29歳)の活動への影響も懸念し、独立を決意したのではないかとも囁かれています。
生田斗真さんは役者としての活動により、今となってはいい意味でジャニーズ色が薄く、1人の役者として比較的高い評価を受けているので、今後はもしかするとテレビドラマへの出演は減ってしまうかもしれませんが、引き続き舞台や映画で活躍する姿を見せてほしいですね。