ジャニーズ事務所に所属しているものの、アイドルとしてではなく俳優として才能を発揮し活躍している生田斗真さん(30)。
昨年放送のNHK大河ドラマ『軍師官兵衛』、今年1月期に放送の連続ドラマ『ウロボロス〜この愛こそ、正義。』(TBS系)に出演した他、今年6月公開の映画『予告犯』、11月公開予定の『グラスホッパー』、来年公開予定の『秘密 THE TOP SECRET』で主演を務めるなど、素晴らしい活躍ぶりを見せていますが、生田さんが10月に放送予定だったスペシャルドラマのオファーを撮影直前にドタキャンしていたという話が浮上しています。
これはニュースサイト『サイゾーウーマン』が報じているもので、生田さんはオファーを土壇場で断り、あまりにも直前だったことからスケジュールを確保していた製作会社やスタッフへにはギャラが支払われたそうで、かなりの異常事態だといいます。
なぜ生田さんはドラマへの出演をドタキャンしてしまったのか、その理由が気になりますが、ジャニーズ事務所とテレビ局の間で生田さん主演のドラマの話が進んでいたものの、生田さんは脚本を読んだ時点で「やりたくない」と言い出したそうで、テレビ局関係者によるとストーリーが気に食わなかったというよりも、ドラマの設定が『ウロボロス』に近いものだったようで、生田さんが「似たような役ばかり続いて、それしかできない人に見られたくない」と言い出したとのこと。
これに対して一部のスタッフは実働なしでギャラが支払われることから喜んでいたものの、テレビ局側に大きな迷惑を懸けてしまったためジャニーズ事務所の関係者は青ざめていたそうです。
生田さんは8月に週刊誌『週刊女性』によって、『ウロボロス』で共演した女優の清野菜名さんとの熱愛を報じられましたが、それに続いてこうしたネガティブな話が浮上してしまうとは…
この話はどこまで本当なのか分かりませんが、生田さんはジャニーズJr.時代の17歳の時に進路について悩んでいたものの、舞台で共演した『劇団☆新感線』の団員たちの姿を見て芸能活動続行を決意し、演出家・蜷川幸雄さんからも様々なことを学んで俳優一本でやっていこうと決めたそうで、芝居には本気で取り組み、非常にストイックで役作りも徹底していることで知られており、2013年公開の映画『脳男』で“ダークヒーロー”を演じた際に、過激なアクションシーンのために格闘技を習い、その他に食事はササミや野菜だけで酒も飲まないという食事制限を行ったり、「死んだ目」を表現するために引きこもり生活を続けるなどしたことを明かしています。
このような方であるため、脚本に対して不満を持ち、やりたくないとオファーを断った可能性はありそうですが、土壇場になってドタキャンするというのは問題があり、生田さんの演技力は評価され映画業界では実績を積んでいるものの、テレビドラマの方では結果を残せていないため、今後ドラマへの起用を避けられるようになってしまうことも考えられ、現時点では仕事が順調であるもののこの先が少し心配になりますね…。