ジャニー喜多川さんの性加害問題に続き、21日発売の週刊誌『女性セブン』が“タッキー”こと滝沢秀明さんの過去の性加害疑惑を報じ、ネット上で大きな波紋を広げ、滝沢さんは23日にX(旧・ツイッター)を更新し、この報道は事実無根としてブチギレ激怒しています。
滝沢秀明さんはXで「これは会社と自分の名誉を守る為に書きます」とした上で、「この度『女性セブン』『NEWSポストセブン』により許されない記事が出ました。今までは報道に関して、表現の自由や報道の自由を尊重し、反論する事は無かったです。しかし今回の記事はあまりにも時間軸のねじれや真実では無い内容があった為、断固として否定させて頂きます。」「子供達が見ているネット社会の時代に、教育にも良く無いですし、やって良い事の度が過ぎていると思います。事実と異なる内容を報道する事はやってはいけない事ですし、大人として恥ずかしいと思います。」
と、事実無根の報道に対して怒りをあらわにしています。
<↓の画像が、滝沢秀明さんがXに投稿したコメント全文の写真>
滝沢秀明さんが事実無根と否定した女性セブンの記事は、【「滝沢秀明がキスを強要」ジャニーズ性加害問題 当事者の会代表の「新たな告発」】と題して、元ジャニーズJr.で『ジャニーズ性加害問題当事者の会』の代表・平本淳也さん(57)が約20年前に開設した自身のホームページ内のコラムで、某ジャニーズJr.から寄せられた「滝沢さんに舐められた」という証言を掲載していたことを伝えています。
また、女性セブンの取材に平本淳也さんは、「ぼくが直接被害を受けたわけではないので真偽はわかりませんが、ブログに(ジャニーズJr.から)そういうメッセージが送られてきたのは事実です。滝沢はキスが好きなんですよ。強制的にキスをさせるって」
と語っています。
<↓の画像は、元ジャニーズJr.の平本淳也さんの写真>
女性セブンはさらに、滝沢秀明さんの“キス好き”はファンにもよく知られているとし、滝沢さんが社長を務める『TOBE』への合流を発表した元『Kis-My-Ft2』の北山宏光さんが過去にバラエティ番組で、「タレント同士がケンカした際などに、滝沢さんが男同士でキスをして仲直りさせる」という話を披露し、北山さんは「後輩のどんな溝も埋める滝沢キッス」と名付けていたとしています。
滝沢秀明さん本人も「仲直りのキス」は事実だと認めていたほか、舞台の打ち上げでもグループのメンバー同士でキスをさせていたというエピソードを明かされています。
<↓の画像は、滝沢秀明さんがテレビで「仲直りのキス」を語った場面の写真>
さらに、不仲説があった『嵐』の櫻井翔さんと番組で共演時には、元『V6』の三宅健さんが「Youたち、キスしちゃいなよ」とけしかけ、番組内で滝沢秀明さんと櫻井さんがキスをする場面もありました。
<↓の画像は、滝沢秀明さんと櫻井翔さんがキスをしたシーンの写真>
女性セブンはこれらの話を取り上げた上で、「平本氏が言うようにキスの強要に苦しんでいたJr.がいたとすれば話は別」とし、滝沢秀明さんに性加害疑惑について問い合わせたところ、代理人弁護士を通じて「事実無根かつ当社及び滝沢の名誉・信用を毀損する内容であることは明らかです」との回答があったとしています。
その上で平本淳也さんは、ジャニー喜多川さんから寵愛を受け、直々に後継者に指名された滝沢秀明さんについて、「当事者の会の中で彼への責任がどうこうという話は出たことがありません。責任を決めるのはジャニーズ事務所なので、ぼくにも答えようがない。ただ、個人的には彼の考えも聞いてみたい」
と語っていました。
<↓の画像は、ジャニー喜多川さんと滝沢秀明さんの写真>
女性セブンはジャニーズ事務所の御用雑誌として知られ、ジャニー喜多川さんの性加害問題を取り上げつつ、生前のジャニーさんと近い距離にあった滝沢秀明さん、『SMAP』の元チーフマネージャーで『CULEN』の代表・飯島三智さん等についても記事で取り上げ、それぞれに対して性加害問題に対する見解などを問い合わせるなどしています。
ここまではまだメディアとして理解できる行動で、滝沢秀明さんはジャニー喜多川さんの様々な顔を知っているはずなので性加害問題に対する見解などを語ってほしいですが、滝沢さん等が明かしていた仲直りのキス話や、平本淳也さんも事実関係の確認が取れていない証言を大きく取り上げ、批判の矛先を滝沢さんにも向けようとするのはどうなのかと思いますね。
今後も滝沢秀明さんに関する疑惑を報じるならば、『週刊文春』のように複数の関係者や当事者等に取材を行い、確証が持てる情報を出してほしいです。