2018年末をもって芸能活動から引退し、その後はジャニーズ事務所の副社長と子会社・ジャニーズアイランドの社長を務めている“タッキー”こと滝沢秀明さん(40)が、11月1日に退社を発表するとの情報をニュースサイト『サイゾーウーマン』が伝えています。
滝沢秀明さんは2018年9月に、年内をもって芸能界を引退することや、今後は初代社長・ジャニー喜多川さんの意思を受け継ぎ、ジャニーズJr.の育成、舞台・コンサート等のプロデュース業に専念することを電撃発表しました。
引退後は、ジャニーズ事務所の完全子会社として新たに設立されたジャニーズアイランドの社長に就任し、2019年9月にはジャニーズ事務所の副社長に就任したことが発表されました。
滝沢秀明さんは裏方に回って以降、Snow ManやSixTONESなどのプロデュースを手掛け、国内外で様々な活動を展開しグループを成長させ、2020年1月にSnow ManとSixTONESは、ジャニーズでは初となる2組同時CDデビューを果たしました。
また、Travis Japanは今月に史上初の全世界メジャーデビューを果たすなど、ジャニーズJr.を次々にCDデビューさせています。
そうした中で、滝沢秀明さんがジャニーズを辞めるとの情報をサイゾーウーマンはキャッチしており、「滝沢秀明氏が、ジャニーズアイランド社長、ジャニーズ事務所副社長から退任することを、明日11月1日に発表する予定だという。」「その背景には、以前から業界内で取り沙汰されてきた“現体制の不協和音”が関係しているのではないかと、囁かれている」
としています。
サイゾーウーマンによれば、今年に入ってからSnow ManとSixTONESの活動は、ジャニーズアイランドではなくジャニーズ事務所が手掛けるようになったそうで、「滝沢氏はこれに少なからず不満を抱いていたといわれています。ジャニーズアイランドの業績はスノストに支えられていたので、ジュリー氏に『育成期間は終わった』といわんばかりに取り上げられてしまっては、滝沢氏もモチベーションを維持できないでしょう。なお、スノストの現場マネジャーからも『ジュリー氏管轄の元に行くのは不安しかない』といった声が漏れていたとか」
と、テレビ局関係者が語っています。
また、レコード会社関係者によると、ジャニー喜多川さんと名誉会長のメリー喜多川さんが亡くなって以降、藤島ジュリー景子社長と滝沢秀明さんの2トップ体制に移行するとみられていたそうですが、実際にはジュリー社長の一強体制となり、これに対して滝沢さんは不満等を抱えていた可能性があるといいます。
<↓の画像は、ジャニーズ事務所の代表・藤島ジュリー景子社長の写真>
そして、「ジャニーズアイランド社長の後任は元V6・井ノ原快彦になるといわれています」
との情報も明かしており、週刊誌『フライデー』のWeb版『フライデーデジタル』も同様に、滝沢秀明さんがジャニーズから離脱すること、後任には井ノ原快彦さんの名前が挙がっていると伝えています。
<↓の画像が、元V6・井ノ原快彦さんの写真>
滝沢秀明さんがジャニーズ事務所を辞めるとの情報は、今年1月にもサイゾーウーマンが報じており、滝沢さんはあくまでもジャニーズJr.の発掘・育成、その他に舞台プロデュースなどがメイン業務で、当然のごとく、どのグループをいつデビューさせるか等の決定権は藤島ジュリー景子社長が持ち、ある程度グループが成長後はジャニーズ事務所がプロデュースを手掛けることになるため、「結局おいしいところは持っていかれてしまう」などと不満を漏らしていたとしています。
サイゾーウーマンはさらに、ジャニーズ事務所は外部から優秀な人材を招き入れ、中枢スタッフとして据えたり、2004年に誕生した藤島ジュリー景子社長の一人娘が、一部グループの売出し企画に携わるようになっているとの情報も伝えています。
滝沢秀明さんはジャニー喜多川さんの意思を受け継ぎ、ジャニーズJr.の発掘や育成を手掛け、そして藤島ジュリー景子社長とは連携しながらタレントを育成していくとしていました。
しかし、実際には滝沢秀明さんが手を下せる部分は限られていて、さらには意見も通らず、オイシイところを全て横取りされるような状況だったのであれば、不満が爆発するのも無理はありません。
ただ、裏方に回ってから4年足らずでジャニーズから離脱というのは早すぎますし、滝沢秀明さんを慕っているタレントたちへの影響なども懸念されます。
かなり衝撃的な展開ですが、まだ正式に発表されたわけではないため、果たして本当に明日退任が発表されるのか否かに注目したいところです。