ジャニーズ事務所の副社長を務める“タッキー”こと滝沢秀明さんに、退社説が浮上していることをニュースサイト『サイゾーウーマン』が報じており、その理由はプロデュースを手掛けている『Snow Man』と『SixTONES』が年内にも、藤島ジュリー景子社長の管轄に入るとの情報があるためとしています。
ジャニーズ事務所にはかつて3つの派閥があり、ジャニー喜多川前社長がKinKi Kids、タッキー&翼、ジャニーズJr.等、藤島ジュリー景子社長はTOKIO、嵐、関ジャニ∞等、元社員の飯島三智さんはSMAP、Kis-My-Ft2、Sexy Zone、山下智久さん等を手掛けていました。
<↓の画像は、ジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子社長の写真>
“ジュリー派”と“飯島派”のグループは『NHK紅白歌合戦』など、一部の音楽特番を除いて番組で共演することはほとんど無く、こうした派閥争いは既成事実として、ジャニーズファン以外の間でも事務所内の派閥の存在が知られるほどとなっていました。
しかし、2016年に飯島三智さんが退所、SMAPが解散したことで派閥問題は解消し、後に滝沢秀明さんが芸能活動を終了してジャニー喜多川前社長からジャニーズJr.の発掘、育成業務などを担当することになり、2019年にはジャニーズ事務所の子会社として設立された『株式会社ジャニーズアイランド』の社長に就任、同年にはジャニーズ事務所の副社長にも就任しました。
2020年1月には、Snow ManとSixTONESが同時にCDデビューを果たし、滝沢秀明さんはその後も2グループのプロデュースを手掛けていました。
しかし、『サイゾーウーマン』の記事ではレコード会社関係者が、「現在、滝沢氏が主導して活動しているSnow Man、SixTONESの2グループが、22年中にジュリー氏の管轄に移されることが内定した」
と明かし、これによって「滝沢氏について、ごく水面下で“退社説”が囁かれている」としています。
続けて、「スノストは破竹の勢いで活躍を見せており、滝沢氏の手腕には各関係者も舌を巻いた。ところが、同社を活気づけた存在とも言うべき両グループは、今後はジュリー氏の膝元に置かれる。滝沢氏からすれば、せっかく育てたグループを“奪い取られた”という気持ちでしょう」「つまり滝沢氏は、Jr.の発掘・育成までがメイン業務であり、その後グループがさらに成長していく過程を迎えれば、“お役御免”となってしまう。それでいて、どのグループをいつデビューさせるかなど、重要な局面の最終決定権は当然ジュリー氏が持つ。この状況に、滝沢氏は『結局おいしいところは持っていかれてしまう』と周囲に不満を漏らしているそうです」
と語っています。
滝沢秀明さんがジャニーズ事務所を退社するとの噂は、週刊誌『週刊現代』も報じており、その記事では次に事務所を辞める人物として滝沢さんの名前も挙がっているとした上で、その理由についてはスポーツ紙デスクが、「副社長とはいえ、自由にマネージメントできるのは、若手のグループ2組とデビュー前のジャニーズJr.だけ。にもかかわらず、不祥事があると矢面に立たされる。近藤真彦(57)に不倫が発覚した際、滝沢副社長が謹慎処分を下したと報じられましたが、実際はそんな権限はありません」
と語っています。
現時点ではまだ噂レベルの話ではあるものの、このように一部メディアによって滝沢秀明さんの退社説が報じられているのですが、2019年1月にジャニーズアイランドの社長に就任した滝沢さんは、デビュー決定権は藤島ジュリー景子社長にあるものの、「連携して育成にあたる」「2つの会社は対の存在で連動性が必要」と語っていました。
また、ジャニーズJr.のユニットの人事権に関しては「基本的に任せてくれている」と明かしており、今後のジャニーズ事務所を担っていく存在を見出し、CDデビューに向けて育成していく滝沢秀明さんが、ジャニーズ事務所の取締役副社長を自ら辞めるというのは、にわかに信じ難い話です。
ただ、こうした噂が飛び交うということは、実際に内部でトラブルが勃発している可能性は無きにしもあらずなので、とりあえずは、今年中にもSnow ManとSixTONESが藤島ジュリー景子社長の管轄となるのかに注目しつつ、滝沢秀明さんの動向も注視していきたいですね。