King & Prince・永瀬廉さん(ながせ・れん 23歳)が主演のドラマ『新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~』(日本テレビ系 日曜22時30分)の視聴率が大コケし、日曜ドラマ枠のワースト記録を更新していることや、見逃し配信の視聴者数も低迷していることをニュースサイト『日刊サイゾー』が伝えています。
『週刊ヤングマガジン』などで連載されていたヤンキーSF漫画『新・信長公記~ノブナガくんと私~』が原作の同ドラマは、戦国武将たちのDNAを使って生み出されたクローンたちが成長して高校生となり、日本一の不良高校に集結し、学校内の頂点を目指して争いを繰り広げていくストーリーとなっています。
永瀬廉さんは織田信長役を演じ、なにわ男子・西畑大吾さんが豊臣秀吉、三浦翔平さんが伊達政宗、満島真之介さんが武田信玄、濱田岳さんが黒田官兵衛、小澤征悦さんが徳川家康、萩原利久さんが明智光秀、犬飼貴丈さんが上杉謙信、駿河太郎さんが井伊直政、須賀健太さんが加藤清正を演じるなど、主演級の人気俳優たちが顔を揃えており、放送開始前から注目を集めていました。
しかし、初回の平均世帯視聴率は6.1%、個人視聴率は3.5%と、同枠で4月期放送のなにわ男子・道枝駿佑さん主演『金田一少年の事件簿』の初回に記録した世帯7.8%、個人4.5%から大きく数字を下げ、初回の数字は昨年7月期放送の中川大志さん主演『ボクの殺意が恋をした』が記録した世帯5.8%、個人3.1%に次いでワースト2位となっています。
『新・信長公記』の視聴率はその後も下降を続け、第2話は世帯5.4%・個人3.3%、第3話は世帯4.2%・個人2.3%で、第3話で日曜ドラマ枠のワースト記録を更新し、14日放送の第4話は世帯3.8%・個人2.1%とさらに数字を下げました。
このまま低迷が続けば、全話の平均視聴率もワースト記録更新となり、日刊サイゾーによるとリアルタイム視聴率だけでなく、見逃し配信の再生回数も低迷を続けているそうです。
テレビ誌ライターは見逃し配信の再生回数について、「一部媒体ではジャニーズ忖度なのか、“TVerでは『オールドルーキー』(TBS系)に次いで2位と好調!”などと喧伝していましたが、それは配信直後の瞬間風速的な順位。TVerの総合ランキングでの推移を見ると、実際はかなり厳しい状況です。配信直後は確かにトップ3内まで上昇しますが、すぐにトップ10以下に急落、20位以下に付けていることのほうが多い。第4話放送前日の13日にはついにトップ30圏外になってました。TVerでは通常、次の話の放送前日は配信終了の“駆け込み需要”で順位が伸びる傾向にあるんですが……。」
と語っています。
『TVer』の総合ランキングを見た限りでは、深夜ドラマの再生回数よりも低いといい、「ドラマの内容は好評ながら、第3話まで視聴率が世帯6%台だった『石子と羽男』(TBS系)はTVer総合ランキングでほとんど10位以下にならないことを考えれば、『新・信長公記』がいかに配信でも苦戦しているかがうかがえます。Huluでだけ爆発的に見られているというわけでもないですからね」
と指摘しています。
ドラマ・映画ライターは「企画が安易すぎた」と指摘し、「人気の俳優を揃えた実写映画版『東京リベンジャーズ』の大成功を受け、イケメン俳優×不良というキーワードに各局反応していますが、日テレは特に『今日から俺は!!』の成功体験もあって前のめりになった様子。しかし当然ながら、なんでも受けるわけじゃない。(中略)今はもう、キャストの熱心なファンしか見ていないとまで言われています」
と語っています。
今期は『新・信長公記』に限らず、各局のドラマが視聴率獲得に苦戦しており、世帯視聴率が5%前後で推移している作品は複数存在します。
永瀬廉さんの先輩であるHey! Say! JUMP・中島裕翔さんが主演の『純愛ディソナンス』(フジテレビ系 木曜22時)は、初回の世帯視聴率が4.8%、個人視聴率が2.6%と、今期ワーストの数字でスタートし、第4話で世帯3.7%・個人2.1%まで落ち込み、最新の第5話も世帯3.8%・個人2.0%と低迷を続けています。
また、劇団EXILE・町田啓太さん主演の『テッパチ!』(フジテレビ系 水曜22時)は、第3話から世帯視聴率が4%台、個人視聴率は2%台で推移し、林遣都さんと仲野太賀さんW主演の『初恋の悪魔』(日本テレビ系 土曜22時)は、第2話と第3話で世帯視聴率が3%台後半、個人視聴率も2%台に落ち込んでいました。
このように低い数字を記録しつつも、TVerでの見逃し配信視聴数、登録者数が上位にランクインしているものもあるのですが、『新・信長公記』の人気はイマイチなようで、現時点でのお気に入り登録数は31.3万人で、これは松本若菜さん主演の深夜ドラマ『復讐の未亡人』(テレビ東京系)よりも低く、同じく日テレで放送の飯豊まりえさん主演『オクトー 〜感情捜査官 心野朱梨〜』と同数となっています。
ちなみに、今期放送のドラマでお気に入り登録数トップは有村架純さんと中村倫也さんW主演の『石子と羽男-そんなコトで訴えます?-』(TBS系)で71.1万人、2位は永野芽郁さん主演『ユニコーンに乗って』(同)で70万人、3位は綾野剛さん主演『オールドルーキー』(同)で59.5万人、4位は竹内涼真さん主演『六本木クラス』(テレビ朝日系)で58.7万人、5位は『テッパチ!』で54.6万人。
6位は坂口健太郎さんと杏さんW主演の『競争の番人』(フジテレビ系)で53.3万人、7位は波瑠さん主演の『魔法のリノベ』(同)で44.3万人、8位は『純愛ディソナンス』で42.2万人、8位はKis-My-Ft2・玉森裕太さん主演の『NICE FLIGHT!』(テレビ朝日系)で40.2万人、9位は『初恋の悪魔』で39.3万人、10位が『復讐の未亡人』で32.7万人となっています。
このように『新・信長公記』は深夜ドラマよりも人気が低く、大コケと言われてしまうような状態にあるのですが、これからの後半戦で巻き返して日曜ドラマのワースト記録更新は回避できるでしょうかね。
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特にジャニのドラマはつまらんもんな
つまんなくても一度見たら割と全話見る方なんだけど、さすがに録画予約解除するほどクソつまらなくてキャストに同情してしまった。