嵐・櫻井翔さんが主演した1月期放送のドラマ『大病院占拠』(日本テレビ系)の続編『XXX占拠』(土曜22時 全10話)が、来年1月期に放送されることが正式発表されました。
現時点で続編タイトルは『XXX占拠』と伏せられており、続編の舞台となる場所や櫻井翔さん以外のキャストは後日発表するとしています。
前作の『大病院占拠』は、鬼の面をつけた謎の武装集団『百鬼夜行』が大病院を占拠し、そこに偶然居合わせた休職中の刑事・武蔵三郎が人質を救うために奮闘するストーリーで、顔を隠した犯人たちの正体や、占拠の目的などが回を追うごとに明らかになっていく展開だけでなく、ツッコミどころ満載の脚本・演出などが大きな反響を呼びました。
そして、前作から1年で早くも続編が放送され、次の舞台はまだ正式発表されていませんが、続編の概要については、「神奈川県内の某所で再び大規模な占拠事件が発生。犯人はまたしても顔を面で隠した武装集団。巻き込まれたのは複数の人質と、1年ぶりに帰ってきた、櫻井演じる刑事・武蔵三郎。武蔵に与えられた期限はわずか1日。」
としており、作品の大枠は前作と変わらないようです。
櫻井翔さんは『大病院占拠』の続編化について、「『うそだろ!』と思いました(笑)。うれしい『うそだろ!』ですね。前作のラストシーンが続編を感じさせるような終わり方をしたので、出演者たちの間では『もしかしたら…』とザワザワしていましたが、前作からわずか1年と、こんなにも早く続編のお話がいただけるとは思っていなかったので、とても驚きました。同じ作品を、1年後に同じ1月クールで放送するというのはあまり例がないみたいなので、僕も周囲も驚いています。」
と、「うそだろ」という主人公の口癖を使いながら続編決定には驚いたことを明かしています。
また、次作の舞台については、「個人的には結構好きな場所で、どちらかというと“ワクワクして、楽しみが膨らんでいくような場所”です。そこが緊張感に包まれていくので、ご覧いただける方にはミスマッチというか、意外性を感じていただけるのではと思います。『大病院占拠』より事件のスケールも大きくなっているので、新たな舞台も楽しみにしていただけたら」
と語っています。
台本を読んだ感想については、「前作より一層過激で、激しさを増しているというか。自分の立場でいうと、より大変な役どころになっています。あとは、登場人物がとても多いので、この台本が映像になった時に、より多層的というか、いろんな視点で様々な出来事が同時多発的に起こっていく状況を楽しんでいただけるのではと思います。」
とし、前作以上のハードでスケールが大きい作品になっているといいます。
そして、『大病院占拠』の続編発表を受けてネット上では、
- このタイミングで…嘘だろ…
- 嘘だろ?より、なんで?と思いました。
- 翔くんドラマだあああ!!大病院占拠かっこよかったので、またアクション見れるの楽しみ
- 前回のドラマって、続編が作れる程面白かったっけ?悪者側のリーダーが鬼のお面を被って居ても、初回で菊池風磨さんて判ってしまったのが、一番うけたかな。
- 前作は「うそだろー」って決めゼリフがだだ滑りで、櫻井の演技やドラマ演出も嘘だろ?って思いながら観てた
- 完全にツッコミ待ちのネタドラマだったが、続編は果たして質を上げたクライムサスペンスになるのか、ネタに振り切るのか。
- 前作もそうだったけど、日テレのこの枠のドラマにありがちな警察内部にスパイがいたってのはもうやめてほしい
- ×××は三文字入ればいいんだよな。つまり・・・事務所占拠ってタイトルにする気満々じゃないか。
これはジャニーズ問題を皮肉った内容のドラマになりそうだな。 - 大病院占拠の続編はかなり嬉しい 展開のスリリングさがかなり自分好みで毎週楽しみだったからねアレは、それに翔くんも見られるし
- 大病院占拠、めっちゃ好きだったから続編楽しみではあるけど、あれは菊池風磨だからこそおもしろかったところもあるから、鬼が誰になるかが気になるところよね
などの声が上がっています。
ジャニー喜多川さんの性加害問題が波紋を広げる中、前作から1年後に続編放送ということや、『大病院占拠』の全10話の平均世帯視聴率は7%台、平均個人視聴率は4%台と、高いとは言えない数字だったことで続編化に対しては疑問の声も多くみられます。
ただ、広告ターゲットとして重要視されているコア層(13~49歳)の個人視聴率(コア視聴率)が非常に高く、他の民放ドラマが大体2~3%台となっている中で、『大病院占拠』は第3・4話で4.9%を記録するなど、最終回まで大体4%台の数字で推移しており、これによって前作の放送中には続編が内定したとの情報も流れていました。
そして、続編の舞台については伏せられていますが、ニュースサイト『ピンズバNEWS(双葉社)』など一部メディアの報道によれば、次作は「大空港」が舞台になるとの噂で、櫻井翔さんもヒントとして「個人的には結構好きな場所」「ワクワクして、楽しみが膨らんでいくような場所」などと語っているだけに、空港の可能性はかなり高そうです。
また、キャストもまだ正式には発表されていませんが、主人公の妻役を演じた比嘉愛未さんの他、宮本茉由さん、ソニンさん、お笑いコンビ『春とヒコーキ』のぐんぴぃさん等は出演が内定しているとピンズバNEWSは伝えているのですが、続投組以外はキャスティングが「いまひとつ弱い」と噂されているとのことです。
前作では、武装集団のリーダー的存在の青鬼(大和耕一)役を演じたSexy Zone・菊池風磨さんが大きな存在感を発揮し、ラストでは逮捕されたものの、続編への出演にも期待する声も多くあるのですが、とりあえず今後の追加キャスト発表に注目したいところですし、前作同様にネット上で大きな反響を呼び、高視聴率を獲得できるのかみものですね。