嵐・櫻井翔さん(40)が、今年の『第73回NHK紅白歌合戦』に“スペシャルナビゲーター”として出演することが10日に発表され、この新たなポジションを巡ってネット上で物議を醸しています。
そうした中で『東京スポーツ』(東スポ)は、櫻井翔さんが紅白出演を決断した背景には、「NHKのキャスターになる!」との野望があるとしています。
NHKは10日に、今年の紅白の司会を俳優・大泉洋さん、女優・橋本環奈さん、桑子真帆アナウンサーの3人が担当すること、加えてスペシャルナビゲーターとして櫻井翔さんが出演することを発表しました。
<↓の画像は、紅白出演が発表された4人の写真>
紅白の実施部長・杉山賢治プロデューサーは櫻井翔さんについて、「ニュースから音楽番組まで数多くの番組で司会やキャスターを務め、テレビ界を代表するMCのお一人」「今回も、櫻井さんが信頼感あふれるトーク力で紅白をリードしてくれると確信しています」
とし、今年の紅白ではスペシャルナビゲーターとして「特別な企画やシーンの進行を担っていただきます」と説明しています。
現時点で役割の詳細は明らかになっておらず、この新たなポジションを巡ってネット上では否定的な声も多く上がっています。
東スポによれば、業界内でも櫻井翔さんがスペシャルナビゲーターに起用されたことに困惑の声が上がっているといい、多くの芸能関係者たちが「本番で何をするんですかね」と首をかしげているといいます。
また、東スポの取材によると今年の紅白には櫻井翔さんではなく、松本潤さんの出演が確実視されていたといいます。
松本潤さんは、来年放送のNHK大河ドラマ『どうする家康』の主演に抜擢されており、それによって紅白に出演するとみられているといい、「松本は審査員、もしくは別の形で出演するでしょう。番組内で櫻井と絡めば話題になる。昨年の紅白は視聴率が低かったので、2人の力で数字を押し上げてもらおう、という考えもある」
と、芸能プロダクション幹部が語っています。
<↓の画像は、NHK大河ドラマ『どうする家康』で主演する松本潤さんの写真>
東スポは、松本潤さんに加えて櫻井翔さんも紅白に出演する背景について、「少しでもNHKに恩を売っておきたい、という思惑が見え隠れする。櫻井、ジャニーズは『NHKのキャスターになる!』という野望を共有しているからだ。」
としています。
制作会社関係者によれば、『news zero』の月曜キャスターに櫻井翔さんを起用している日本テレビは、「月曜日だけではなく、月~金の帯で出てほしい」と以前からオファーを出しているものの、ジャニーズ事務所側は断り続けているといいます。
その理由は、他の仕事への影響を懸念しているだけでなく、「ジャニーズは櫻井をNHK、できればニュース番組のキャスターにしたいのです。そのために民放の報道番組を帯でやるわけにはいかないのですよ」
と裏事情を明かしています。
続けて、「(NHKは)比較的若い視聴者を獲得することが最重要課題となっている。そのため様々な改革を行っているのです。それこそ櫻井がニュース番組キャスターとして座っていてもおかしくない」
と語っています。
実際のところはどうなのかは定かではありませんが、2020年末をもって嵐の活動が休止となったことで、櫻井翔さんは今後キャスター業に力を注いでいくと囁かれています。
昨年2月には週刊誌『週刊女性』が、「できるなら、週に3回はnews zeroに出演したい」と櫻井翔さんが話していると報じ、今年7月には、ニュースサイト『日刊大衆』がnews zeroのメインキャスター就任説を報じていました。
こうした噂が飛び交う中で新たに、NHKのキャスターを狙っているとの話が飛び出したものの、これもまた現時点で具体的な情報は特になく、NHKのニュース番組は民放とは違い、メインキャスターはNHKのアナウンサーら局員が担当しているので、にわかに信じ難い話ですね。
ただ、櫻井翔さんはNHKからの評価も高く、紅白で2年連続単独司会を務めたほか、昨年の東京五輪ではスペシャルナビゲーターに抜擢されました。
ニュース番組のキャスター就任は難しいと思いますが、今後スポーツニュース番組や情報番組の司会に抜擢される可能性はありそうですね。