『サンケイスポーツ』が10日、嵐・櫻井翔さん(41)が今月中にも旧ジャニーズ事務所（現SMILE-UP.）を退所、独立すると報じ注目を集めています。
サンスポの取材に対して関係者は「櫻井さんは早ければ今月中にも退所を発表する可能性がある」と語ったとし、櫻井翔さんの退所・独立説に関しては9日発売の週刊誌『フライデー』も報じていて、これに続いての報道となります。
＜↓の画像は、櫻井翔さんの退所を報じた10日のサンスポ一面の写真＞
ニュースサイト『ピンズバNEWS』によると、櫻井翔さんが旧ジャニーズ事務所からの退所を決断した大きな理由は「キャスター業の継続」とし、櫻井さんは2006年から報道番組『news zero』（日本テレビ系）で月曜キャスターを務め、番組スタートから唯一出演を続けており、メインキャスターの元NHK・有働由美子アナウンサーと共に番組の顔的存在となっています。
しかし、ジャニー喜多川さんの性加害問題を番組で初めて取り上げた際に、櫻井翔さんはスタジオから姿を消し、有働由美子アナが番組を代表してコメントしました。
それから数週間後に櫻井翔さんは初めて問題に言及したものの、歯切れの悪いコメントに終始してキャスターとしての資質を問う声が上がり、来年春にも番組降板と『東京スポーツ』に報じられました。
しかし、その後日本テレビの石澤顕社長は会見で、「現時点で変更の話はありません」「基本的にはこれまでと同じで、新規の起用については適切な判断をするというスタンスに変わりはない」「ジャニーズ事務所さんがどんどん変化している中で、ちょっと前の物差しで判断するのは違うのではないかと思う」
と語り、番組降板を否定しました。
その翌日には再び東スポが、毎年恒例の音楽特番『ベストアーティスト2023』で、例年同様に櫻井翔さんが司会に起用される方向との情報を伝え、その裏側について『フライデー』は、櫻井さんは事務所を辞めることを条件に『news zero』、『ベストアーティスト』の出演継続、さらに主演ドラマ『大病院占拠』の続編制作を確約されていると報じています。
この報道に続いてサンスポも櫻井翔さんの退所、独立を報じているほか、ピンズバNEWSの記事では芸能プロダクション関係者が「今の状況を考えると退所したほうが圧倒的に得」とし、「40代を迎え、櫻井さんはキャスター業を本業にしたいと考えているでしょうし、かつては、その先に政界進出という話も浮上していた。」「キャスター業、その先の政界進出を見据えているなら“ジャニーズタレント”でいることは足枷にしかならない」
と語り、政界進出も視野に入れているのではないかとしています。
また、嵐の活動休止と共に芸能活動を休止中のリーダー・大野智さん(42)に関しては、このまま芸能界には復帰しない可能性が高く、旧ジャニーズ事務所が設立するエージェント会社と契約する可能性は無いとしています。
残る松本潤さん(40)と相葉雅紀さん(40)の今後については、現時点ではまだ具体的な情報は出てきていないものの、ソロではそれぞれ個人事務所もしくは別の芸能事務所に所属する形をとり、グループで活動する際にはエージェント会社と契約を結ぶ形になる可能性が高そうだといいます。
現在退所説を複数のメディアに報じられている櫻井翔さんは、ジャニー喜多川さんの性加害問題の影響で2011年から出演の『アフラック生命保険』のCMから姿を消しており、同社は現在も櫻井さんとの契約を終了させておらず、今後は個人との契約に変更することも検討中だと9月時点でコメントを出しています。
これも今後どうなるかは不明ながら、少なくとも日本テレビは今後も櫻井翔さんを番組に起用し、関係を継続していく姿勢を見せており、旧ジャニーズ事務所を退所後もレギュラー番組への出演は継続、加えてグループ活動への参加も可能となれば、独立というのは当然の選択かと思います。
そんな櫻井翔さんには、かねてから『news zero』のメインキャスター就任の噂も飛び交っており、フリーとなって活動の制約が無くなることで今後さらにキャスター業に力を入れ、数年後にはメインキャスター就任という可能性もありそうですが、果たして今後どうなるでしょうかね。