嵐・櫻井翔さん(43)主演ドラマ『占拠』シリーズ(日本テレビ系)の第3弾が、今年7月期に放送予定だと6日発売の週刊誌『週刊文春』が報じています。
占拠シリーズは、2023年1月期に大病院を舞台にした1作目『大病院占拠』が放送され、櫻井翔さん演じる神奈川県警捜査一課強行犯係の刑事・武蔵三郎が、休職中に訪れた大病院で武装集団・百鬼夜行による占拠事件に遭遇し、人質を救うために武装集団と対峙する姿が描かれました。
ブルース・ウィリスさん主演の人気映画『ダイ・ハード』シリーズを模倣した設定ながら、櫻井翔さんのアクションはキレがなく、お世辞にも上手いとは言えないことに加えて、「ウソだろ」という決め台詞を連発したり、チープな演出の数々によって作品自体の評価は低くネタドラマ扱いされているものの、X(旧ツイッター)では鬼の仮面を付けた武装集団は誰が演じているのか等の予想、考察が盛り上がっていました。
パート1の視聴率は、平均世帯視聴率が7%台、平均個人視聴率は4%台と、土ドラ10枠(土曜22時)の平均的な数字となっていましたが、テレビ局が重要視しているコア視聴率(13~49歳の個人視聴率)は、同期に放送された他の作品と比べて1~2%高い4%台を記録しており、昨年1月期には2作目の『新空港占拠』が放送されました。
パート2の視聴率は、平均世帯視聴率が6.5%、平均個人視聴率が約4%、コア視聴率は約4%と、前作から若干盛り上がりに欠けて数字は下がりつつも、引き続きコア視聴率は同期のドラマの中でトップの数字を記録し、『TVer』のお気に入り登録者数や再生数もトップクラスの数字となっていました。
そして、今年7月期に3作目の制作が予定されているそうで、記事では日本テレビ社員が、「今年7月クールにパート3が放送される予定です。」「パート3以降も1年に1度放送し続けるという計画もある」
と明かし、日本テレビがそこまで『占拠』シリーズを猛プッシュする理由として、若者の視聴数が多いことを挙げています。
気になるパート3の舞台については、「今度はインバウンドで活況の高級ホテルやクルーズ船などもあり得るのでは」
とテレビ誌編集者が予想しています。
週刊文春は真相を確かめるため、日本テレビに占拠シリーズの続編について聞いたところ、「番組編成の詳細についてはお答えしておりません」との回答だったそうです。
占拠シリーズの続編制作の話は1年前から出ており、コア視聴率が高いことやTVerなど配信サービスでの再生数も好調なことから、スポンサーや日本テレビ上層部の評価も高いことから、次は映画化も狙っているとのことでした。
週刊文春は映画化に関する情報は伝えていませんが、日本テレビはシリーズ化を計画しているそうで、次回作も良い数字を記録すれば可能性としては十分あり、とりあえず占拠シリーズ3作目の続報、正式発表を待ちたいところです。
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- 週刊文春 2025年2月13日号