1995年11月1日デビューの『V6』がデビュー日をもって26年の活動に幕を閉じ、メンバーの森田剛さん（もりた・ごう 42歳）は、グループ解散と共にジャニーズ事務所を退所することも発表していますが、26日発売の週刊誌『週刊女性』は今後の所属先について、妻で女優・宮沢りえさんの個人事務所への移籍が高まっているとしています。
V6解散と森田剛さんのジャニーズ退所は今年3月12日に発表され、10月26日にはメンバーがセレクトしたベスト・アルバム『Very6 BEST』をリリースし、26日19時からは3時間にわたって『学校へ行こう！2021』（TBS系）が生放送されます。
V6の解散は、森田剛さんが「これからの人生、ジャニーズ事務所を離れた環境で役者としてチャレンジしたい」との思いを事務所やメンバーに伝え、何度も話し合いを重ねた末に決定したものでした。
そうしたことから森田剛さんの今後には大きな注目が集まっており、これまで様々な情報が飛び交っていましたが、『週刊女性』は宮沢りえさんの個人事務所への移籍が有力視されているとし、その背景には舞台への強い思い入れなどがあるとしています。
記事では芸能ライターが、「森田さんは2018年3月に宮沢りえさんと結婚。2016年に主演舞台で共演したことがきっかけで交際が始まりました。そのころから森田さんの舞台志向が明確に。もともと『自分の音楽がやりたい』『世界に出たい』という野望はなく、『今後は舞台に軸を置いていきたい』と話していたそうです」
と語っています。
また、芸能プロダクション関係者は、「2010年にもV6解散の話が出たんですが、その時は森田さんは反対派でした。今回も相当悩んで、妻のりえさんに相談したそうです」「役者として輝くりえさんを近くで見ていたから、森田さんもジャニーズ事務所を辞めて、役者一本で勝負していく覚悟ができたのでしょう」
と推測しています。
そして、森田剛さんがジャニーズ退所後の移籍先については、「りえさんの個人事務所『エムツー企画』に移籍するといわれています
」とスポーツ紙記者が明かしています。
その理由については、「この事務所には舞台関係に強いスタッフもいて、森田さんが望む仕事が入りやすくなるでしょう。しかも、公私に渡ってりえさんも彼をサポートできるようになることも決定打になったんでしょうね。今夏ごろから水面下で話は進んでいたそうです」
と説明しています。
森田剛さんがジャニーズ事務所を退所後、個人事務所を設立するのではなく『エムツー企画』へ移籍するとの説は、退所発表した直後から浮上していました。
3月に『週刊文春』のWeb版『文春オンライン』が出した記事では、今年に入ってから『エムツー企画』を通じて森田剛さん絡みの仕事をオファーしたところ、スムーズに本人に伝わり、これに対してジャニーズ事務所も嫌な顔をしなかったと、スポーツ紙の芸能デスクが明かしています。
そうしたことから、「業界では今後の窓口は宮沢の事務所になるのではないかと予想されています。フリーで動くには限界があるし、森田だけの個人事務所を立ち上げるよりも夫妻でひとつのほうが効率もいいですからね」
と語っていました。
実際に夫婦揃って同じ事務所の所属になるかどうかは分かりませんが、森田剛さんと宮沢りえさんは非常に仲が良いことに加えて、お互いに俳優として尊敬し合い、仕事のオファーを受けた際には脚本などを見せ、相談し合っているとの話もあるので、『エムツー企画』に移籍したとしても何ら不思議ではないですね。
『週刊女性』によれば、宮沢りえさんの事務所には舞台関係の仕事に強いスタッフもいるそうで、森田剛さんの舞台出演は昨年1～2月に上演の『FORTUNE』で主演したのが最後となっており、ジャニーズ事務所を退所後はこれまで演じてこなかったような役柄にも挑戦し、演技の幅をさらに広げて活躍する姿を見せてほしいです。