今年で結成してから早26年となる国民的アイドルグループのSMAP。
SMAPは今年、大阪にあるテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(USJ)の大使に任命され、今月16日にリリースされる53枚目のシングル『Top Of The World/Amazing Discovery』の「Amazing Discovery」は、USJ初となるテーマソングに起用されるなど、その人気は衰え知らずで現在でも第一線で活躍しています。
そんなSMAPの元メンバーである森且行さん(40)は人気絶頂の96年5月に小さい頃から夢見ていたオートレースの世界に入るためSMAPを脱退し、以後オートレース選手として素晴らしい活躍をされているのですが、そんな森さんが6月26日に静岡県・浜名湖ボートレース場内で開催されたトークショーに登場し、SMAPに関するコメントやメンバーに対する思いを語ったことからファンの間で話題になっています。
森さん脱退後はしばらく森さんの存在はタブーとなり、音楽番組で過去の映像が流れる際森さんの部分だけ編集され、存在が消されていましたが、近年ではSMAPメンバーがテレビなどでも森さんの名前を口にすることも増えてきました。
そんな森さんは6月11日に、地元の川口オートレース場で行われたG2川口記念で優勝したことでニュースでも大きく取り上げられ、そのせいか、26日のトークショーに登場時には大きな拍手とともに「森く~ん!」と黄色い声援が飛んでいたという。
司会者の方がそういったお客さんの意図を汲みとってか、料理の話から「SMAP×SMAP」(フジテレビ系)の話に持って行き、今でも番組を見ているかという質問に森さんは「見ていますよ」「ベストフレンドなんで」と答えました。
「ベストフレンド」とは1992年にSMAPがリリースしたシングルのカップリング曲『BEST FRIEND』を指しており、メンバーやファンにとっても大事な場面で歌われる思いれのある曲。
その曲名にかけて、今でもメンバーのことを“大切な存在”だとアピールしたことでファンらは大興奮。
トークショーでは他にもメンバーとの共演について、日本一になるまではメンバーとの共演は「考えられない」とコメントしていたという。
「昔の仲間と別れる時に『お互い日本一になろう』って言って出てきたんで、その夢だけはあきらめたくないですね」と語っている森さん。
いつの日か夢の共演が実現するよう、これからもSMAPと森さんの活躍に期待したい!
(↓の画像は、SMAPが6人だった時代の写真)
これにネットでは、
- ジャニーズがいかに怖い事務所なのかが森の脱退で分かった
- 早く共演してほしいな
- 禊は済んだから、そろそろスマスマにゲスト出演する姿が見たい
- ベストフレンドとか泣けるわ
- 男の友情ってのは良いもんだ
などのコメントがありました。
森さんがタブー扱いされてしまった原因は、1996年の『SMAP×SMAP』がスタートした年に森さんがオートレース選手になる夢を叶えたいと脱退を志願し、事務所の反対があったにも関わらずそれを押し通したことにあります。
そしてこれに怒ったのはジャニー喜多川社長の姉で、ジャニーズ事務所の取締役副社長、レコード会社「ジャニーズ・エンタテイメント」の代表取締役社長でもあるメリー喜多川さん(87)で、SMAPは最初から5人組のグループであるとの戦略をして森さんの存在自体を抹消しました。
そして森さんをタブー扱いにすることはしばらく続き、解禁されるようになったのは2010年頃からのことで、森さんがオートレース選手として賞金ランク上位に入る活躍ぶりを見せ、そしてメディアで取り上げられる機会が増え、また木村拓哉さんが森さんのことを仲間だったと公言するようになったことからで、その後他のメンバーも森さんに関する発言をするようになり、ついにタブーが解かれることになりました。
時間は掛かりましたが、SMAPメンバーの森さんに対する思いが聞けるようになったことや、また森さんがSMAPに関する発言が出来るようになったことは大変嬉しいものです。
昨年SMAPは結成から25周年を迎え、森さんとの共演があるのではないかとの噂があったもののそれも叶わず終いでしたが、今後いつかまた6人揃ったSMAPの姿が見られることを期待しています。