『SMAP』の元メンバーで、オートレーサーの森且行選手(もり・かつゆき 46歳)が24日、レース中に他の選手と接触し落車する事故によって、「骨盤骨折」と診断されていたことが明らかになりました。
森且行選手は24日夜に、福岡・飯塚オートレース場で開催の第64回G1開設記念レース『特別選抜戦 3100m』に出場し、レース中に新井恵匠選手(あらい・けいた 37歳)が外側を走行していた森選手に接触、それによってコースアウトし落車しました。
公益財団法人『JKA』の発表によれば、森且行選手は事故後に福岡県内の病院に救急搬送され、検査を受けた結果「骨盤骨折」との診断を受けたそうですが、現時点で「全治は不明」とし、今は入院中でレース復帰時期も未定といいます。
『デイリースポーツ』の取材に対して『JKA』の広報は、「内側の選手と接触し、金網までいったのでは…。骨盤骨折で入院している。全治はまだ分からないが、骨盤ということでかなりかかるのではないか」
と話したとしています。
そして、森且行さんの落車事故に対してネット上では、
- 先日の優勝報道など活躍している姿を見せてくれたばかりなのに。ゆっくり静養して復活した姿を見せてください。お大事に。
- 大事時に至らなければ良いですが。完治まで焦らず治療に専念して欲しい
- 去年SG優勝したばかり…これからまだまだ頑張って欲しいのになぁ。早い復帰を祈っております!
- 昨日の落車は金子も悪くないし、落因の新井の事も責められないレースの流れ上、仕方落車だったと思う。今はケガ治す事に専念してもらってまた元気に戻ってきてほしい。
- まじかよ…めっちゃ心配…ほんとお大事にしてほしいし是非復帰してほしい(本人も絶対その気だろう)けど、無理せんで!
- 骨盤骨折だとけっこうかかるな。まだまだSGで戦える選手だから、たとえ長期欠場でS級陥落になっても焦らずに今は療養に専念したほうがいいと思う。
- これ以上ケガをして欲しくないので、ここらで引退してもいいのでは…とも思っちゃいますが、森君のことだから、まだまだ続けるんだろうな、とも…。
あの5人も相当心配しているだろうなあ。。どちらにしても応援しています!!まずはゆっくり治してください。
などの声が上がっています。
森且行選手は1996年にオートレーサー転身を理由にSMAPを脱退、ジャニーズ事務所を退所して芸能界を引退し、プロになるため訓練学校に入りましたが、レース場での訓練中に車体のコントロールを誤ってコース外側の金網に衝突、その衝撃で足が逆方向に向くほどの大ケガを負い、この事故によって半年間歩けなかったと明かしています。
このような大ケガを負いながらも夢を諦めず、1997年7月にはオートレーサーとしてデビューし、昨年11月開催の「SG第52回日本選手権オートレース」では史上最年長で初優勝を飾り、元SMAPの5人からも祝福メッセージが寄せられていました。
その後、今年元日に放送されたネット番組『7.2 新しい別の窓』(ABEMA)では元SMAPの稲垣吾郎さん、草彅剛さん、香取慎吾さんと番組で3年ぶり2度目の共演を果たし、2017年に番組で共演したことがきっかけで、「あそこから落ち着いてレースできるようになった。あの時は焦っていたけど、慌てなくなった」などと語っていました。
それから1ヶ月足らずで骨盤骨折の大ケガを負い、森且行選手もすでに40代後半ということから、今後の選手生命に大きな影響を与える恐れもありますが、レース復帰を焦ることなく治療やリハビリを続けてもらいたいですし、少しでも早くケガから回復することを祈るばかりです。