視聴率低迷が続き、最新話で4度目となる1ケタ台の低視聴率を記録したNHK大河ドラマ『どうする家康』で主演の嵐・松本潤さん(40)が、台本のセリフ書き直し“改悪”している問題や、撮影現場での悪態、スタッフへのパワハラ的な言動などを12日発売の週刊誌『週刊文春』が報じています。
週刊文春によると、松本潤さんは自身が演じている徳永家康を格好良く見せるため、プロデューサーに指示して台本の書き換えをしているといい、同誌の取材に対してドラマ関係者は「松本さんはたびたび台本を“改悪”してきました」と明かし、他の役者の印象的な見せ場も奪うような変更もしているとしています。
その一例として8月13日放送の第31回「史上最大の決戦」を挙げ、徳川家康が豊臣秀吉との全面対決に挑む様が描かれ、その中で清須城で作戦会議を行うシーンがあり、そこで松本潤さんは小平太役を演じる杉野遥亮さんのセリフを削り、自身のセリフに変えて見せ場を増やしていたそうです。
松本潤さんはこの他にも複数のシーンで共演者のセリフを削り、自身のセリフを増やしていることによって現場の陰では「台詞泥棒」と呼ばれているそうです。
<↓の画像は、週刊文春入手のセリフ書き換えが行われた台本の写真>
週刊文春はNHKにこの件について取材したところ、「番組制作の詳しい過程についてはお答えしておりませんが、出演者とスタッフが良きパートナーとして議論を重ね、多くの方に楽しんでいただける作品になるよう取り組んでおり、ご指摘のような事実はありません」
と否定したとしています。
一方のジャニーズ事務所は、「いただいた脚本、ご提案いただいた演出プランについては、作品をより一層高みに持っていく為に、共演者、各セクションのスタッフの皆さまと丁寧に対話を重ねながら演技に取り組んでおりますが、最終的な脚本、演出の方向性のすべての決定は制作統括にお任せしております」
と回答したとしています。
週刊文春はさらに、撮影現場での松本潤さんの問題言動を報じており、今年2月にNHK放送センター内の控室で番組スタッフやマネージャー、共演者が待機していたところに松本さんが姿を現すと「殿、おはようございます」と挨拶し、松本さんはその後“いつものルーティーン”を始めたとし、「机の下にあった椅子を蹴って引き寄せ、足を組んだ状態で座る。本来は禁煙にもかかわらず、加熱式タバコのアイコスを片手に共演者らと談笑。前室から喫煙コーナーまではおよそ30歩だが、そこまで足を運ぼうとはしない。」
と伝えています。
<↓の画像は、別作品の撮影合間にタバコを吸う松本潤さんの写真>
また、ある日の収録が押した際には助監督に対して、「殺すぞ!」「現場回せないなら外れてくれないかな。できない人とやる理由ないんだけど、こっちは!」とブチギレ激怒し、控室の丸椅子を蹴り上げたといい、その助監督はこのトラブルが原因で台本配布係に降格となったとしています。
この他にも、NHKは否定しているものの松本潤さんは台本の書き換え、演出の変更を頻繁に行い、それを見かねた松重豊さんから「古沢さんの本がそのまんま面白いんだから変にいじるんじゃないよ」などと苦言を呈されたことがあったものの、以降も改悪は行われているそうです。
そして、9月14日に最終話の先行撮影が行われる予定だったものの、松本潤さんは最終話までの流れに納得がいかないとして撮影への参加を拒否し、共演者のスケジュールを押さえているためプロデューサーは予定通りの撮影を求めたものの、「俺このままだと当日来ないけど?風邪とか引くけど」などと言い出し、これによって予定を変更して10月に収録を行うことになったといいます。
週刊文春は関係者の証言をもとに、かなり細かく松本潤さんの問題言動を報じていて、具体的に第何話のどのシーンに松本さんが口を出し、セリフや演出変更をしたと伝えていることから、全て事実無根の完全なガセネタとはどうしても思えない部分があり、スタッフからよく思われていないのが事実だからこそ、台本の写真と共に様々な問題が外部に漏れたのではないかとも思います。
松本潤さんの威圧的な言動や暴言などに関しては、過去にも週刊文春が人気セクシー女優・葵つかささんとの交際を報じた際にも伝えており、それもどこまでが事実なのかは不明ながら、裏ではかなりワガママでキツい言動をする方というイメージがあるだけに、今回の報道に対してもそこまで大きな驚きはないですし、NHK内にはどうやら“アンチ松潤”がいるようなので、もしかすると今後さらにとんでもない暴露話が飛び出すかもしれないですね…。