『嵐』の“松潤(マツジュン)”こと松本潤さん(まつもと・じゅん 36歳)が、グループ活動が休止した来年以降のソロ活動に対して、不安を抱えているとの話を2日発売の週刊誌『週刊女性』が報じています。
週刊女性の記事では松本潤さんの知人が、緊急事態宣言の全面解除後も松本さんは外出を控え、リモート飲み会をすることが多いとし、小栗旬さんや生田斗真さんなどの友人等とお酒を飲む中で松本さんは「俺は来年以降どうすればいいかな…」「嵐の看板が無くなったら、何も残らないかもしれない」などと漏らし、来年以降のソロ活動に対して不安を感じているようだと明かしています。
嵐は年内の活動をもって無期限活動休止となる予定で、リーダー・大野智さんのみ来年から芸能活動を休止、他のメンバー4人はソロ活動に専念することになり、櫻井翔さんはキャスターや司会業、二宮和也さんは俳優業、相葉雅紀さんはバラエティ番組などへの出演と、これまでソロで行ってきた活動に力を注いでいくとみられています。
しかし、松本潤さんは他のメンバーと比較して、自分には強みがないと感じている様子といいます。
<↓の画像は、嵐のメンバー写真>
左から相葉雅紀さん、二宮和也さん、櫻井翔さん、大野智さん、松本潤さん
松本潤さんは他のメンバーと同様に役者としても活動し、これまで数多くのドラマや映画、舞台に出演しており、ドラマ賞も複数受賞しています。
5月末から特別編として、日曜ドラマ枠(日曜21時)で再放送がスタートした主演ドラマ『99.9 刑事専門弁護士』(TBS系)も高い評価を得ており、2016年放送のシーズン1は全10話の期間平均視聴率が17.2%、2018年放送のシーズン2も17.6%をマークしています。
こうした実績があるものの、松本潤さんは「他のメンバーに比べて、出遅れている」と考えてるようで、来年には二宮和也さんが医療ドラマ『ブラックペアン』(TBS系)の続編で主演を務めるとされ、相葉雅紀さんは『天才!志村どうぶつ園』(日本テレビ系)などのレギュラー番組を持ち、櫻井翔さんも複数の番組を持っており、来年の仕事もある程度決まっている状態にあります。
一方で松本潤さんは、大野智さんと同様にソロではテレビのレギュラーは持っておらず、他のメンバーを見て焦っているのかもしれないと芸能プロダクション関係者は語っています。
そして、松本潤さんの“緊急事態発言”は後輩ジャニーズタレントの間で波紋を広げているといい、「彼を慕っている『King & Prince』の平野紫耀さんや、ジャニーズJr.の『美 少年』の耳にも入っているようです。『松本くんでも(グループの)看板が無くなったら行き詰まるのかな?』と心配していますよ。後輩からすれば、松本さんは憧れの的ですからね」
と同芸能プロ関係者は明かしています。
このように週刊女性は伝えているのですが、『女性自身』は昨年2月と今年1月に報じた記事で、松本潤さんはこれまでの経験を生かして、プロデューサー業に力を注いでいくとしていました。
松本潤さんは、ドラマや舞台の出演に意欲を燃やしているほか、「プロデューサー業にも挑戦してみたい」と周囲に漏らしていると伝えています。
松本潤さんは2000年初頭ごろから嵐のコンサートの演出・構成に関わるようになり、メンバーからも松本さんのプロデュース力は高い信頼を得ています。
また、松本潤さんのプロデュース力は複数の後輩たちからも支持されていて、後輩のコンサートでも演出を手掛けています。
松本潤さんはジャニーズ以外の国内外のアーティストのパフォーマンスなどを見ながら研究を重ねているようで、嵐の活動休止後はアメリカ・ロサンゼルスへ渡り、演出修行をするとの話も女性自身は報じています。
週刊女性の記事では、松本潤さんが自分には強みがないと感じているなどと伝えていますが、松本さんも他のメンバーに勝るとも劣らない様々な能力を持ち、先輩や後輩たちからも慕われていているとのことから、来年以降のソロ活動を心配する必要は全く無いと思うものの、1999年から20年以上にわたって活動を続けてきたグループ活動が無くなるほか、新型コロナウイルスによって今後どうなるか分からない状況にあり、様々な不安を抱くのは当然かもしれないですね。
現時点では嵐の活動休止後に、どういったソロ活動を展開していくのかは明らかになっていませんが、来年以降も俳優業や演出プロデュース業など得意分野で活躍する姿を見せてほしいです。