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性加害疑惑の松本人志と週刊文春の裁判泥沼化、和解交渉難航で騒動拡大の恐れも

松本人志と週刊文春の裁判で中居正広も巻き添えに? 大物タレントが証人出廷の可能性も…

コント芸No.1決定戦『キングオブコント2024』の決勝が12日に開催され、昨年まで審査員を務めた『ダウンタウン』の松本人志さんの今後に改めて注目が集まっています。

松本人志さんは昨年12月に週刊誌『週刊文春』によって、2015年に高級ホテル・グランドハイアット東京で行った飲み会で、芸能関係者のA子さんとB子さんに無理やり性的な行為をした疑いを報じられ、松本さんは記事は事実無根だと完全否定し、今年1月に約5.5億円の損害賠償を求めて週刊文春を相手取り訴訟を起こしました。

3月末から裁判が始まり、8月14日に2回目の弁論準備手続き(争点と証拠の整理手続き)が行われる予定で、週刊文春側は主張書面や20個ほどの証拠を提出しましたが、前日になって急遽延期が決定しました。

その理由は公表されていませんが、両者が和解協議を行ったとみられており、松本人志さんの代理人・田代政弘弁護士は今月10日にメディアの取材に応じ、週刊文春側との和解交渉について「否定も肯定もしません」と回答していました。

しかし、和解交渉は難航している模様で、次の裁判期日が11月11日に決定したことが明らかになっています。

ニュースサイト『ピンズバNEWS(双葉社)』によると、次の裁判は週刊文春側が提出した証拠などを確認し、それに対して松本人志さん側が反論をしていくとみられますが、これによって裁判はさらに泥沼化、長期化していくことが必至としています。

それによって、松本人志さんと公私ともに親交が深い中居正広さんらも、この裁判に巻き込まれる可能性があるといいます。

その理由について民放キー局関係者は、「7月、松本さん側の田代弁護士が告発者であるA子さんの出廷を探偵を使って“妨害”などをしていたという記事が文春で出て、田代弁護士サイドが完全否定するなどの法廷外のバトルがありましたが、そうした展開も再びあり得るでしょう。そうなると、一緒に番組『まつもtoなかい』(フジテレビ系)もやっていた盟友と言われる中居正広さんへの飛び火展開なども考えられますよね。過去には、松本さんを囲む女性同席の飲み会に中居さんが参加したことがあるとも報じられ、中居さんサイドもそれを認めていますからね。そうした飲み会の詳細なども、両者バチバチの裁判が続けば、あらためて記事として出てくることになるかもしれません。」と推測しています。

<↓の画像は、松本人志さんと中居正広さんの写真>

なお、裁判に発展した2015年の飲み会に参加した人物として挙げられているのは、『スピードワゴン』の小沢一敬さん、有名放送作家・X氏、加えて“大物タレント”の〇〇〇〇(伏せ字)となっています。

有名放送作家・X氏は週刊文春に掲載された情報などから、過去に『松本家の休日』『ダウンタウンなう』『福岡人志、 松本×黒瀬アドリブドライブ』『まつもtoなかい(現・だれかtoなかい』『ワイドナショー』『人志松本の酒のツマミになる話』『まっちゃんねる』『IPPONグランプリ』など、松本人志さんの番組で構成を担当の放送作家・Y氏が有力視されています。

一方、大物タレントに関しては詳しい情報が現時点で出ておらず、週刊文春が8月7日に提出した証拠資料でも、大物タレントの実名は伏せ字となっています。

なお、大物タレントも同席の飲み会に参加したB子さんは週刊文春の取材に対して、「序列で言えば、4人の中では完全に松本さんが一番上。でも、大物タレントと同じくらいか。松本さんと大物タレントが同格。そして小沢さんがいて、一番下が放送作家」と証言しています。

あくまでもB子さんの主観ながら、大物タレントは松本人志さんと同クラスの芸能人で、飲み会で松本さんと大物タレントは当初「今後の芸能界について」語っていたとも明かしています。

そんな大物タレントは飲み会で同郷のモデル女性と良い雰囲気になり、部屋を後にしたともB子さんは証言していて、性加害には関与していないようです。

ただ、今後裁判が泥沼化する中で、飲み会に参加した人物として裁判の証人になる可能性もあります。

中居正広さんだけでなく、こうした大物タレントも裁判に巻き込まれる可能性があり、そうしたことも背景にあり、松本人志さんは週刊文春側と和解交渉を始めたのではないかとの見方もあります。

また、松本人志さんは裁判が始まる直前にX(旧ツイッター)を更新し、「人を笑わせることを志してきました。たくさんの人が自分の事で笑えなくなり、何ひとつ罪の無い後輩達が巻き込まれ、自分の主張はかき消され受け入れられない不条理に、ただただ困惑し、悔しく悲しいです。世間に真実が伝わり、一日も早く、お笑いがしたいです。」とのコメントを発表しており、早期の活動再開を望んでいるとしています。

<↓の画像は、裁判開始前の松本人志さんのコメント>

このまま週刊文春との裁判を続けた場合、一審判決が出るまでには2年程度、最高裁までいけば3年以上はかかると推測されており、そうなれば松本人志さんでも以前のポジションに戻ることは難しいとみられます。

そのため、早期解決に向けて和解交渉を開始したとみられますが、週刊文春側は和解条件として「女性への謝罪と公表などを求めている」とされ、一方の松本人志さん側は「相手が誰であろうと強制的な性加害はまずない」として「名誉の回復」を求めています。

このまま双方ともに一歩も引かなければ和解交渉は決裂し、まさに泥沼化となることは必至で、中居正広さん等も巻き添えを食らう可能性があるとされていますが、果たして今後どうなるでしょうか。

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