松岡昌宏が国分太一の問題で日本テレビに不信感告白。鉄腕DASH降板へ? 説明無しの対応に不満、過去のトラブルも暴露

2025年12月3日（水）18:31

元『TOKIO』の松岡昌宏さんが週刊誌『週刊新潮』と『週刊文春』の取材に応じ、国分太一さんのコンプライアンス違反問題を巡って日本テレビに対する強い不信感を明かしており、大きな注目を集めています。

『株式会社TOKIO』の副社長（広報担当）を務める松岡昌宏さんは、TOKIOが解散後の6月27日に報道陣の取材に応じ、国分太一さんが複数のコンプライアンス違反を日本テレビから指摘され、『ザ!鉄腕!DASH!!』を降板となったものの、「プライバシーの観点から、守秘義務があると聞いています。そのため、城島も自分もうちのスタッフたちも、何をしたのか誰も知りません」「率直に皆さんと同じ意見でして、何があったんだという。」「何があったのかというよりも、こうなってしまった今の方が大事。僕は聞かないです」などと語っていました。

松岡昌宏がTOKIO解散を謝罪。国分太一のコンプライアンス違反や現在の様子語る。守秘義務あり会見できない状況?

それから5ヶ月経って国分太一さんが記者会見を行い、「（何が問題だったのか）答え合わせをさせていただきたい」と日本テレビに訴え、6月18日に行われた聴取でハラスメント行為を認めたものの、具体的にどの行為が問題だったのかを教えて欲しいと要求しました。

これに対して日本テレビの福田博之社長は1日に行った会見で、「国分さんがヒアリングの場で述べられたそのものが重大なコンプライアンス違反行為に当たる。私たちは答え合わせするまでもないと考えている」「関係者の意向を踏まえて日本テレビとしてこれ以上必要ないと判断している」「本事案の関係者は身元特定に繋がる情報を一切出さないでほしいと強く要望している。少しでも事案が具体的に明らかになること、本人が望まない直接の接触や誹謗中傷という二次加害がもたらされる可能性があり、そのことに関係者が強い恐怖を感じている。日本テレビとしてはどのような批判があっても関係者保護を最優先にするという経営判断をしておりますので、これ以上の答え合わせは難しい」と語り、国分太一さん側の主張を退けました。

こうした日本テレビ側の対応を巡って物議を醸す中で、松岡昌宏さんが週刊新潮と週刊文春のインタビューに応じ、自身も日本テレビの対応に不信感を抱いていることを初告白しています。

週刊新潮のインタビューでは、福田博之社長が1日の会見で語った鉄腕DASHへの出演について、「『城島さんと松岡さんには続けて出演していただく』ともおっしゃっていたと思います。それを聞いて、私は『我々は一体どういう立ち位置で番組側と向き合っていけばいいのか』と感じました。6月20日の福田社長の会見以降、私も城島も、日本テレビさんの方から何の説明もいただいておりません。そんな中で『番組には引き続き出演していただきます』と。もちろんとてもありがたい話ではあります。しかし、出るか出ないかについて、我々の意思は日本テレビさん側には関係ないのか、との疑問も持たざるを得ません。『出演を続けていただきます』というのなら、何かしら言える範囲での説明があるのが普通なのではないかなと思うのですが、それが無いまま、撮影が続いているわけです」と語っています。

国分太一さんが鉄腕DASHを降板して以降、これまでに3～4回ロケに参加したそうですが、国分太一さんの降板について説明もなく現在に至っているといい、「現場であいさつをされるまで、新しいプロデューサーがどの方なのかも分からないまま現場入りしていました」とも語っています。

そのうえで、「日本テレビさんには30年お世話になって、一緒にものを作ってきた。その信頼関係があったと我々は信じていました。しかし、国分さんの降板について、我々には何の説明もない。果たして一体どのタイミングの彼の行動がコンプライアンスに引っかかったのか、というのは、世の中のみなさんと同じように、我々も今の今までクエスチョンのまま。被害者の方がいるから仕方ないのかもしれません。しかし、何も説明しない、という日本テレビさんのやり方はコンプライアンス違反にはならないのでしょうか。」と日本テレビの対応を問題視しています。

続けて、「体を張る番組ですから、30年間、色々なことがあり、ケガもありましたし、病院にも何度も運ばれています。今さらそれをどうこう言うつもりはありませんが、それはコンプライアンス違反にならないんですかね、といったことも考えてしまいます。」と、番組内での過去のトラブルも暴露しています。

そして、「何の説明もしないまま番組を降板させられるのであれば、国分さんの次は自分、その次は城島、世の中のタレントさんみんながそうなってしまうのではないか、という危惧があります」と語り、日本テレビの対応を受けて松岡昌宏さん自身も恐怖感などを抱いているようです。

これに対してネット上では、

ミタゾノで日テレの闇を暴いてくれ
ダッシュ打ち切りのゴングがなったな　こんな事を言ったら松岡も引けないでしょ
鉄腕DASH終わりだな　信頼関係がないなら終わりだよ
本人が日テレに語った中のどれかorその全てが答えなんだから、特定させる必要なくね？フジの時のようには絶対にバレたくない被害者サイドに対する配慮としては正しいと思うんだが
日テレから説明が欲しいならそのために松岡は具体的に何か行動したのか？
降板に理由なんていらんだろ　番組改編でクビになるタレントなんか多いのに、問題あるタレントだったらなおさら
コンプライアンスがなんなのか分かってないんだな松岡も。病院運ばれていることを隠蔽したりしてたら問題だが、そういう事を日テレがやってたのか？
松岡はこれに首突っ込むなよ　コンプラ違反した国分が100％悪いんだから　国分に黙って謹慎してろって言えばいいのに　そうすりゃ数年で復帰の芽はあっただろ　こうやってもめちゃったらそれも全てパーよ
松岡は漢だな　おそらく自ら降板を申し出るのも時間の問題　ていうかこういうのは城島がやるべきだと思うんだけどね　あいつは何もやらないな

などの声が上がっています。

日本テレビは、国分太一さんのコンプライアンス違反行為とは一体何なのかは明らかにしていないものの、国分さんの代理人・菰田優弁護士（こもだ・まさる）は10月に週刊新潮の取材に対して、国分さんが聴取で認めたのは「ハラスメント行為」だったと明かしています。

さらに、『週刊文春』は内情を知る日本テレビ関係者の証言をもとに、国分太一さんが女性スタッフ2人へのセクハラ事案を認めたと報じており、番組のロケで宿泊したホテルの部屋にAさんを呼び出し、2人っきりの状態で抱きついてキスしたり、LINEを通じて下半身の写真を送るといった行為をしたといいます。

また、Bさんら複数人でお酒を飲んだ際にお尻を触ったり、LINEで男女の会話をしたり、誘うようなメッセージを送ったことを認めたそうです。

この内容がもし事実ならば、日本テレビが番組降板を即決するのも当然ではありますし、福田博之社長は会見で「国分さんがヒアリングの場で述べられたそのものが重大なコンプライアンス違反行為に当たる」と語っているので、答え合わせなどをする必要が無いという主張も理解できます。

一方、松岡昌宏さんも国分太一さんと同様に、一体何があったのか日本テレビに説明をしてほしいと求めていますが、まずは国分さん本人から聴取で話した内容を聞いたのか、聞いたうえで日本テレビにも説明を求めているということなのかが不明ですし、日本テレビ側は被害者の二次加害に繋がる可能性があるため、これ以上の説明は出来ないと何度も言っているわけですから、第三者の松岡さんはそれを受け入れるしかないのではと感じます。

日本テレビの対応に納得がいかず不信感を抱き、今回の一件で信頼関係が崩壊し、鉄腕DASHへの出演にも複雑な気持ちを抱えているのであれば、番組を降板するしかないように感じますが、果たして今後どういった展開を迎えるのかに注目したいです。