松岡昌宏『鉄腕DASH』降板覚悟で日本テレビを非難、国分太一が番組降板の説明要求。STARTO社独立後の活動も語る

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TOKIO国分太一・松岡昌宏・城島茂

元『TOKIO』の国分太一さんのコンプライアンス違反問題で、松岡昌宏さんが週刊誌『週刊新潮』と『週刊文春』のインタビュー取材で現在の心境を語り、日本テレビの行為もコンプライアンス違反にあたるのではないかと問題提起し、『ザ!鉄腕!DASH!!』からの降板も覚悟していることを示唆し注目を集めています。

日本テレビの福田博之社長は1日の定例会見で、『株式会社TOKIO』と『STARTO ENTERTAINMENT』のエージェント契約が年内をもって終了することが発表され、鉄腕DASHの出演はどうなるのか問われた際に「続けて出演していただきます」と答えました。

松岡昌宏さんは週刊新潮と週刊文春のインタビューで福田博之社長の発言に対して疑問を呈し、「それを聞いて、私は『我々は一体どういう立ち位置で番組側と向き合っていけばいいのか』と感じました。」「私も城島も、日本テレビさんの方から何の説明もいただいておりません。そんな中で『番組には引き続き出演していただきます』と。もちろんとてもありがたい話ではあります。しかし、出るか出ないかについて、我々の意思は日本テレビさん側には関係ないのか、との疑問も持たざるを得ません。」と語っています。

松岡昌宏さんがこうした発言をする理由は、国分太一さんの番組降板について日本テレビ側から一切説明を受けていないためで、日本テレビは国分さんに複数のコンプライアンス違反が発覚したとして降板を発表したものの、TOKIOサイドにも降板に関する説明をしていないそうで、「『出演を続けていただきます』というのなら、何かしら言える範囲での説明があるのが普通なのではないかなと思うのですが、それが無いまま、撮影が続いているわけです」と明かしています。

さらに、「一体どのタイミングの彼の行動がコンプライアンスに引っかかったのか、というのは、世の中のみなさんと同じように、我々も今の今までクエスチョンのまま。」「何も説明しない、という日本テレビさんのやり方はコンプライアンス違反にはならないのでしょうか。」「体を張る番組ですから、30年間、色々なことがあり、ケガもありましたし、病院にも何度も運ばれています。今さらそれをどうこう言うつもりはありませんが、それはコンプライアンス違反にならないんですかね、といったことも考えてしまいます。」と、日本テレビの行為もコンプライアンス違反にあたるのではとも指摘しています。

このようにかなり踏み込んだ発言をしている松岡昌宏さんは鉄腕DASHの今後についても、「番組を支えてくれているスポンサーさんも、スタッフも、後輩たちもたくさんいる中で、『もうこれ以上は止めます』とは言えません。私のそのような思いを今回、日本テレビさん側が把握されたうえで、判断していただければ、私としては全く構わないので」と語り、出演継続か否かは日本テレビに判断を委ねるとしています。

しかし、「何も説明がない中で今後、番組のディレクターは我々をどう演出していくのか。鉄腕DASHファンの人たちはどういうふうに我々を見ているのか。自分が見る側だったら、何の説明もないなかで、番組が続いていれば『何か気持ち悪いぞ』となると思うのです。やはり、とても奇妙なことが起こっている、と言わざるを得ません」と語り、現状のままでの番組出演継続は望んでいないことを明かしています。

そのうえで、「国分さんと日本テレビさんの話し合いは、平行線のままだろうとは思っています。日本テレビさんとしては、国分さんにはなかなか伝えられない事情があるのかもしれませんが、ならば、松岡、城島に何か説明をしてもらえないだろうかと。それでも十分な“歩み寄り”と言えるのではないでしょうか」と訴えています。

来年以降の活動についても語り、3人で話し合ったうえでSTARTO社からの独立を決断したと明かし、今後自身のYouTubeチャンネルに国分太一さんが出演したり、国分さんが将来個人チャンネルを立ち上げた際には松岡さんが出演する可能性もあるとしたうえで、「最初の回では、今回の件をきちんと説明させてもらいたい」とも語っています。

日本テレビへの不信感をあらわにし、鉄腕DASHからの降板も覚悟していることを示唆している松岡昌宏さんは、10月に『株式会社 MMsun(エムエムサン)』を設立しており、この事務所が今後TOKIOの元メンバーたちが集まるための受け皿になるのではとの見方もあります。

さらに、『女性セブン』や『スポーツニッポン(スポニチ)』は、城島茂さんも11月に個人事務所『株式会社 城島ファーム』を設立していたことを報じており、登記簿の目的欄に芸能関係の事業だけでなく、「地域活性化」「農林水産業の振興」「農福連携事業の推進」も含まれているとしています。

芸能関係者は、「松岡さんの会社が『株式会社TOKIO』の受け皿なら、『城島ファーム』は、国分さんが社長を務めた『株式会社TOKIO-BA』のいわば承継会社。TOKIOの理念や目標はそれぞれの新会社に受け継がれていくようです」と語っています。

TOKIOは6月に解散しましたが、こうした動きからも3人の絆は非常に強いことがうかがえます。

そして、松岡昌宏さんは鉄腕DASHからの降板も辞さない覚悟で、週刊誌を通じて日本テレビの対応を非難していることで大きな注目が集まっており、『東京スポーツ(東スポ)』も松岡さんの発言は異例とし、芸能プロダクション関係者は「松岡さんは『DASH』から徐々にフェードアウトしていく可能性がある」と推測しています。

鉄腕DASHはTOKIOのメンバーが減る中で、TOKIOの後輩タレントが出演することが増え、国分太一さんが降板後は城島茂さんと松岡昌宏さんが出演しない回もあり、日本テレビ側も2人の降板を視野に入れているとも考えられます。

ただ、鉄腕DASHはTOKIOの番組というイメージが強いだけに、視聴者からはTOKIOの元メンバーが出演しないことに対して疑問や不満の声が上がっていて、2人の降板が決定すれば視聴率にも影響を与える可能性がありますが、松岡昌宏さんの訴えを受けて日本テレビは今後どういった対応をするのか見ものですね。

参照元
  • 週刊新潮 2025年12月11日号
  • https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2025/12/04/kiji/20251204s00041000073000c.html
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