不倫スキャンダルをスクープされた歌手の“マッチ”こと近藤真彦さんが無期限の芸能活動自粛処分を受け、22日放送の『サンデーLIVE!!』では後輩の少年隊・東山紀之さんがこの件について初言及し、ネット上では様々な声が上がっています。
近藤真彦さんの不倫スキャンダルが週刊誌『週刊文春』にスクープされたのは先週木曜日、12日のことで、先週放送の番組ではこの件については扱わなかったのですが、ジャニーズ事務所が処分を発表したことを受けて、今週の番組ではこの話題を取り上げ、東山紀之さんがコメントしました。
東山紀之さんは今回の件について、「事務所の対応も近藤真彦さんの結論を出すのが遅かったと思いますね。」と指摘しました。
また、「近藤真彦さんとは40年以上の、彼の背中を見てともに育ってきました。良き所も悪い所も知っていますけど、事務所の中でも世の中的にも、年を経て責任というのが変わってくると思うので。その責任を果たしていない近藤真彦さんには、大変大きな失望感があります」
と険しい表情で語りました。
ただ、「今後、マッチさんがどのようになっていくのかは見ていく必要がありますし、僕の立場からすると、マッチさんを嫌いになれない自分もいるんです。今まさに、その葛藤の中にいる感じですね」「やっぱり果たしていかないといけないものを、見せるべき立場にいますから。それを今後どうやってマッチさんが見せていってくれるのか、期待があります」
と、今後への思いを明かしていました。
そして、東山紀之さんのコメントに対してネット上では、
- マッチさんを嫌いになれない?嫌いになるとかならないとか、そういう内容じゃないよね。大切な先輩であるなら、責任を果たすよう直接意見すればいい。それができないなら、本物の関係ではないね。
- 愛人がいるのは知ってただろうな。だけど心の中ではバカじゃないのと思っていても、なかなか後輩が言えないのはわかるな
- でもマッチが忘年会とかで愛人連れてきていたの、東山も知っていたんじゃないのかな。バッサリ切り捨てるならその時点でしょ
- 東さんにここまで言われてはマッチも退所するしかありませんね……稼ぎ頭の嵐が間もなく活動休止となり、今後のジャニーズの収益は減るだろうから、みなで力を合わせなくてはならない状況なのに、特に仕事もしていない名ばかりの長男がコレではね
- バイキングでの坂上や竹山の近藤を擁護する発言には呆れるし 東山の今朝の発言も遅いよ 近藤なら許されて 芸人は叩かれる これはおかしいやろ
- バッサリと言う美談のようになってますが、報道が遅かったのはマッチ本人だけの判断じゃないでしょ。事務所の判断ですよね
東山さんが番組で報道するのもコメントするのもずいぶん遅かったよね - 今までの事、世間が知らない他の事も知ってるんだろうね。立場的にすぐには反応できなかった、でも言いたい事はあるって感じかな。もっとはっきり言えばいいとも思うけどね。
ジャニーズに貢献したからと言っても、もういつの話?って感じだしその後はやりたい放題で既に事務所のお荷物。みっともないから自分から身を引けばいいのにと思う。
などの声が上がっています。
『週刊文春』の報道によれば、近藤真彦さんは2015年に行われたジャニー喜多川前社長の誕生日会にも、25歳年下の不倫相手を連れて行っていたそうで、そこで女性が近藤さんに対して馴れ馴れしい振る舞いをしていたことから、KAT-TUN・亀梨和也さんから「マッチさんに馴れ馴れしい」と注意を受けていたといいます。
東山紀之さんはそれを知っていたのか否かは不明ながら、近藤真彦さんが不倫しているとの情報が2016年末にジャニーズ事務所にも入っていたそうなので、東山さんもその情報を耳にしていた可能性が高いです。
そうした憶測からネット上でも、今さら言っても遅いと批判的な声も多く上がっています。
また、東山紀之さん自身も過去に不倫スキャンダルをスクープされた過去があるため、それも蒸し返されてしまっており、東山さんは2008年上演の舞台『さらば、わが愛 覇王別姫』での共演がきっかけで、女優・木村佳乃さんと2年半の交際を経て2010年10月に結婚、2011年11月に第1子となる長女、2013年5月には第2子となる次女が誕生しました。
今ではすっかり良いパパというイメージを持たれていますが、長女が誕生後の2012年4月に『フラッシュ』によって、元グラビアタレント・女優で12歳年下の宮田はるなさん(42)との不倫スキャンダルをスクープされており、宮田さんの自宅に入っていき、5時間半にわたって2人っきりの時間を過ごしていたことが明らかにされました。
この報道後に東山紀之さんはジャニーズ事務所を通じて、「僕自身の軽率な行動により、誤解を招いてしまったことを反省しております」と謝罪した上で、「後ろ指をさされるような関係ではいっさいありません」と不倫交際を否定していたものの、自宅を訪れている姿を目撃されているだけに苦しい言い訳となっていました。
そして、この報道に関してもジャニーズ事務所による圧力か、各メディアの忖度かは不明ながら後追い報道はありませんでした。
自身もこうした過去がある東山紀之さんが、近藤真彦さんに対して「大変大きな失望感がある」とコメントしたことには少々驚きで、東山さん自身はどうなのかと言いたくはなりますね…。