少年隊・東山紀之さん(56)が9月7日に、ジャニーズ事務所の社長就任とタレント引退を同時発表し、直前まで司会を務めていた情報ニュース番組『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日系)、前身番組『ZONE』を含めて約24年にわたりナビゲーターを務めたドキュメンタリー番組『バース・デイ』(TBS系)なども突如降板しました。
さらに、俳優・加藤剛さんの後を継いで2013年から主演を務めていた時代劇『大岡越前』シリーズ(NHK BSプレミアム)も降板となり、後任に俳優・高橋克典さん(58)が起用されたことが明らかになりました。
東山紀之さん主演の大岡越前シリーズは2013年のスタート以来、毎年のように新作が制作されており、昨年5~7月には第6期が放送されました。
<↓の画像は、大岡越前6出演の東山紀之さん、椎名桔平さんの写真>
今年2月には『大岡越前スペシャル』を4K特集ドラマとして12月に放送予定と発表し、出演者は東山紀之さんのほか、室龍太さん、勝村政信さん、寺脇康文さん、美村里江さん、近藤芳正さん、高橋光臣さん、堤大二郎さん、柄本時生さん、石井正則さん、金山一彦さん、山崎裕太さん、加藤頼さん、寺田農さん、松原智恵子さん、田村亮さん、椎名桔平さん等となっています。
『スポーツニッポン』や『サンケイスポーツ』の報道によると、東山紀之さんは12月放送のスペシャルをもって作品から降板し、後任には高橋克典さんが起用され、大岡越前7は11月中旬から撮影がスタートし来年4月から放送予定といいます。
<↓の画像は、後任に抜擢された高橋克典さんの写真>
東山紀之さんの降板はNHK側と協議の末に決定したそうで、その後NHKは「同世代で重厚な演技をできるのは高橋克典さんしかいない」と、高橋克典さんにオファーし出演が決まったそうです。
高橋克典さんはNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』、NHK大河ドラマ『麒麟がくる』などにも出演し、約10年前には情報・ドキュメンタリー番組『仕事ハッケン伝』のナレーションを担当するなどNHKへの貢献度も高く、起用の決め手になったといいます。
そして、東山紀之さんが『大岡越前』シリーズを降板、後任には高橋克典さんが抜擢されたことに対してネット上では、
- 刑事7人も高橋さんで良くないかな?刑事役もやってたし、適任だと
- 仕事人の後任は、普段は三枚目だけど仕事の時になるとキリッとカッコよくなるような人がいいかな。
- 高橋克典さんはちょっとイメージが違う ガタイが良すぎる。どちらかという遠山の金さんのイメージよ。必殺仕事人は中村梅雀さんで良いよ
- ジャニタレに代わってからは見る気がなくなって見てなかった。必殺も俳優で新たに撮影して頂きたい
- これは楽しみ。どんな大岡越前になるのでしょう。高橋さん、魅力的ですよね。やっぱり、俳優を生業にしている人にはひきつけられるものがありますね。
ジャニーズがどうこうではなく本来の姿にもどってドラマを見れることがうれしい
などの声が上がっています。
東山紀之さんはこの他にも、現時点ではシリーズ終了が発表されていない連ドラ『刑事7人』(テレビ朝日系)、2007年からほぼ毎年新作のスペシャルドラマを放送の『必殺仕事人』シリーズ(同)でも主演を務めています。
<↓の画像は、東山紀之さん主演ドラマ『刑事7人』と『必殺仕事人』ポスタービジュアル写真>
これらの作品に関しては今後どういった対応が取られるのかは明らかになっておらず、テレビ朝日は26日の定例社長会見で「対応は決まっていない」と回答するのみで、このままシリーズ終了なのか後任を起用して継続なのかも不明です。
ネット上では、『大岡越前』と同じく2作とも高橋克典さんを起用する案なども飛び交っており、高橋さんは刑事ドラマへの出演経験も豊富なので、『刑事7人』は高橋さんに交代しても良さそうですが、高橋さんも今年は1月期に『罠の戦争』(フジテレビ系)、7月期に『警部補ダイマジン』(テレビ朝日系)、10月期に『ギフテッド Season2』(WOWOW)、『ハイエナ』(テレビ東京系)と複数の作品に出演し多忙を極めています。
そのため、オファーがあったとしても二つ返事では受けられないでしょうし、テレビ朝日のことなので別のジャニーズタレントを後任候補に挙げ、オファーを出していそうな気もしますが、どういった形になるのか今後の発表を見守りたいですね。