女優・木村文乃さん(37)が7月期放送のドラマ『愛の、がっこう。』(フジテレビ系 木曜22時)で主演し、相手役を『Snow Man』のラウールさん(本名=村上真都ラウール 21歳)が演じることが発表され、ネット上では様々な声が上がっています。
『愛の、がっこう。』は、堅い家庭で育った高校教師の主人公・小川愛実が、ひょんなことがきっかけで生まれ育った環境が大きく異なるホストのカヲルと出会い、惹かれ合う様を描いたオリジナル脚本のラブストーリーとなっています。
脚本は、『白い巨塔』『14才の母』『緊急取調室』『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』『BG~身辺警護人~』など、数多くのヒット作を手掛けている脚本家・井上由美子さん(63)が担当します。
演出は、井上由美子さんと『白い巨塔』や『昼顔』などでタッグを組んだフジテレビのディレクター・演出家の西谷弘さん(63)が務めます。
『愛の、がっこう。』のあらすじ内容は、私立ピエタス女学院高校で現国の教師を務める小川愛実は、ホストクラブとは無縁の真面目で堅い家庭に生まれ育ち、親の言う通りに母校の教師になるなど、これまで両親の言いなりで生きてきました。
恋愛に関しても奥手で、父親の紹介で出会った男性と交際しプロポーズされており、恋人の言動に引っかかり、少し不安を感じながらも父親からは結婚を急かされ悩んでいます。
学校では、担任クラスが学級崩壊寸前となっている中で、「生徒が悪徳なホストにだまされた」との連絡が入ります。
その生徒は年齢を偽って、ホストクラブ『THE JOKER』に勤務するカヲルの元に通っており、愛実は生徒を連れ戻すために店に駆け込みカヲルと出会い、そこで生徒と2度と接触しないことを約束する念書を書いてほしいと求めます。
しかし、カヲルは家庭環境が原因で義務教育もろくに受けられず、母親からもあまり愛情を注がれずに育ったことにより、漢字の読み書きなど勉強を苦手としており、カヲルがこれまで周囲に明かしていなかった秘密の問題を愛実が知ることになります。
そして、この出会いがきっかけで愛実は勉強が苦手なカヲルに対して、言葉や社会などについて教える“秘密の個人授業”をするようになり、お互いの心の距離が縮まっていくものの、周囲から様々な批判を受けたり、憎しみや嫉妬の感情が容赦なく2人を襲い…というストーリーになっています。
<↓の画像は、木村文乃さんとラウールさんのビジュアル写真>
今作でホスト役に初挑戦するラウールさんは、現役のホストから指導を受けながら撮影に臨んでいるといい、自身が演じる役どころなどについて、「カヲルは育ちの悪いホストで野心を持っているけど、実はピュアさを秘めた人です。西谷監督と初めてご一緒するのですが、お芝居のヒントをたくさんいただいて、僕の中でのお芝居への向き合い方が変わってきています。クランクイン前から西谷監督に何度もお稽古をしていただいたり、ディスカッションさせていただいたりして、今、全幅の信頼を寄せて撮影に臨んでいます。今後、自分がどうなっていくのか、僕自身も楽しみです。」
などとコメントしています。
視聴者に向けては、「立場や年齢、生きてきた環境、価値観の異なる愛実とカヲルが心を通わせていく物語です。近づけば近づくほど、反発したり心が苦しくなったりすることも…。僕は視聴者として2人の関係性が進んでいくことを応援しながら見るタイプですが、 “いや無理でしょ!?”“やめておきなよ”と思いながら見るのもいいですし、それぞれの楽しみ方で見ていただけたらと思います。放送後に、2人の恋愛に肯定派か、否定派か、で盛り上がっていただけるのでは!? ぜひ、放送を楽しみにしてもらえたらうれしいです!」
と呼びかけています。
木村文乃さんは自身が演じる役どころ、ドラマの見どころについて、「危なっかしい人だなあと思いました(笑)。私は愛実ほど物事を真に受けないことと、周りに参考になる人もいなくて役作りはとても悩みました。」「リハーサルを重ね撮影が始まると、自分ひとりではなくスタッフの皆さん、キャストの皆さんから得られるヒントがたくさんあり、一緒に作り上げていく楽しさを日々感じています。冒頭から危なっかしさが満載ですが、“西谷マジック”にかかるとどこかクスッともなれるので、西谷監督ならではの演出も楽しんでいただけたらと思います。」「このドラマを見てくださる方の心の琴線に触れ、明日への活力になれるような作品にしたいです。」
などとコメントしています。
そして、木村文乃さんとラウールさんが初共演する夏ドラマ『愛の、がっこう。』に対してネット上では、
- ラウちゃん連ドラ出演決定おめでとう ホスト役のラウちゃん楽しみ
- 教員役が木村文乃、ホスト役がラウール。それだけで面白そう
- 井上由美子さん脚本とか言うことはドロドロ系入ってくるのかしら 14才の母や昼顔のイメージからして…楽しみですね
- このご時世にホストネタとか燃え上がりそうなものを…
- 教師がホストにハマって恋するってこと? 内容ヤバいだろ。
- 悪徳ホストに貢いで地獄へ転落していった女性が多くて最近問題になっているのに、フジはこんなドラマをやるんだね。
だから、フジは世間からズレているって言われるんだよ。 - ラウールって普通のサラリーマン役とかは難しいだろうから、設定は合ってると思う
- 木村文乃 37歳 ラウール 21歳
昔から年の差恋愛ドラマあるけど最近多いね ドラマ観る層が若い男との恋愛願望でもあるのか - 家庭環境が複雑で小さい弟がいて、読み書きが苦手で、ホストしてるけど本当はピュアw 女性が好きそうなギャップ萌え過ぎるキャラ設定
- 今はホストにはまり地獄を見てる多くの女性が居るので、デレビドラマなら綺麗事で終わるのではなくて、リアルに社会に問題提議して欲しい
- ラウールはドラマとか映画じゃなくてモデルが良いと思うんだけどなぁ・・・見ていて華があるって思うけど、俳優っぽくない華だし・・・
- ラウール演技が超下手だったよね きちんと番手の低い所から経験つめば良かったけど、ジャニーズだから番手が高くなり余計に演技の下手が目立つ
それから数年演技の成長あったのかな? ラウールの演技で見るのを挫折しそう - ラウールの演技、映画観たけど私は好きだよ。ホスト役は新境地。外野の声なんて気にせずに撮影どうか頑張って欲しい。
などの声が上がっており、賛否両論となっています。
ホストクラブでは近年、若い女性客に多額の借金を負わせ、売春させるといった悪質な行為が増加し、社会問題となって法改正が行われるなどしています。
そうした中で、真面目な高校教師とホストが恋に落ちるラブストーリーを放送するのは良くないのではとの指摘も多く見受けられます。
井上由美子さんと西谷弘さんがタッグを組んだ『昼顔』に関しても当時、不倫を肯定するような作品は問題なのではとの批判が噴出し、ドラマが発表された当初は物議を醸していました。
しかし、放送が始まるとそうした批判は減っていき、ストーリーが進むごとに視聴率が上昇し、初回の平均世帯視聴率は13%台でしたが、最終回までに16%台まで伸ばし、2017年には映画化もされ、最終興行収入は23.3億円のヒットとなりました。
そして、『愛の、がっこう。』はホストを美化するような内容でもなさそうで、普通に生活していたら出会わなかったはずの2人が出会い恋に落ち、様々な困難を乗り越えていくというよくある設定になっていますが、これまでにヒット作を生み出してきた井上由美子さんと西谷弘さんが再びタッグを組み、どういった作品に仕上がっているのか楽しみです。
また、ラウールさんがゴールデン・プライム帯(19~23時)の連続ドラマに出演するのは今回が初となっており、一回り以上も年が離れた木村文乃さんと初共演し、“ピュア”なホスト役をどのように演じるのか楽しみで、ラウールさんの演技を心配する声も少なくありませんが、多くの視聴者がドラマに没入できるような良い演技を是非見せてほしいですね。