元SMAP・木村拓哉さんが主演の映画『無限の住人』(三池崇史監督)が4月29日より公開され、公開2日間(4月29日・30日)の映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)で、観客動員数が約14万5,000人、興行収入は約1億8,900万円でランキング初登場6位という厳しいスタートとなり、最終興行収入が10億円に届かない可能性もあると言われています。
この結果が明らかになって間もなく、木村さんが2018年公開の映画『検察側の罪人』(原田眞人監督)で主演し、嵐・二宮和也さんと映画初共演を果たすことが発表され、2人が音楽番組以外で共演するのは初ということから大きな話題になりましたが、これまで実現しなかったジャニーズ事務所の幹部ツートップと今後共演するという話も浮上しています。
夕刊紙『夕刊フジ』によると、ジャニーズ事務所の取締役でもある“マッチ”こと近藤真彦さん(52)、元取締役の少年隊・東山紀之さん(50)との共演が濃厚で、映画関係者が「無敵の冠だったSMAPの名前が外れて、木村の真価が問われる局面に入る。そこで、これまでやらなかった近藤、東山とのダブル主演企画をテレビ局、映画会社と計画しているようだ」と証言しています。
<↓の画像左が近藤真彦さん、右が東山紀之さん>
木村さんが2人と共演することによって、幹部候補と目されている“タッキー”こと滝沢秀明さん(35)を含めた「4人目の幹部」のポジションを確立できるといいます。
また、木村さんが妻で歌手・工藤静香さん(47)との夫婦共演を解禁するという話も出てきており、これまで木村さんは公の場で家族ネタを披露することは無かったものの、昨年2月にSMAPのチーフマネージャーだった飯島三智さん(60)がジャニーズ事務所を離れた事によって、夫婦共演が解禁されることになるとのこと。
在京の民放関係者は、「現在、検討される夫婦共演はCMか単発ドラマが有力。アイドル歌手ではなく、役者で活動するならば、夫婦や家族のイメージがプラスになることもある」といい、芸能プロダクション関係者も「(事務所の方針としても)家族や夫婦で売っていく形を打ち出せることで、より稼げる手段を増やせるのも大きい」と語っています。
工藤さんとの共演解禁といった話は昨年から囁かれていたものの、さすがに実現するのかどうかは…という感じではありましたが、今年に入ってから明らかに木村さんの仕事内容や言動などに変化がみられます。
木村さんは4月27日、5月4日深夜放送のバラエティ番組『夜の巷を徘徊する』(テレビ朝日系 木曜24時15分)で、高校の同級生として知られるマツコ・デラックスさん(44)とテレビ番組で初共演。
<↓の画像が、『夜の巷を徘徊する』で共演したマツコ・デラックスさんと木村拓哉さんのツーショット写真>
番組では、木村さんのプライベートに関するネタにも触れており、木村さんがマツコさんが出演する番組をチェックしていることを明かすと、マツコさんが「娘さんたちが私の番組を見てくれているのよ。この人はついでに見ているだけよ」と、木村さんの娘について触れました。
さらに、マツコさんの出演番組をよくチェックしている木村さんに対して、マツコさんが「好きでしょ! ちょっと気になってない?(私のこと)」と質問すると、木村さんは「だから、嫌いじゃないって。気にはなってるよ」と答えました。
それを聞いて喜んだマツコさんが「うーわ、ちょっとゴメンね」といい、工藤静香さんの代表曲『嵐の素顔』の振り付け(手を顔の横と下に動かす)を披露し、木村さんが「バカか! やめろその手!」とツッコむシーンも放送されました。
<↓の画像が、マツコ・デラックスさんが『夜の巷を徘徊する』で、工藤静香さんの『嵐の素顔』の振り付けを披露していたシーンの写真>
このシーンは視聴者の間で大きな話題になっていたのですが、以前であればこのようなシーンは確実にカットされていたと言われており、ジャニーズ事務所も木村さんが家族ネタを披露することを禁じておらず、話題作りのために夫婦共演が実現する可能性は十分あると言われています。
昨年11月に週刊誌『週刊文春』が発表した「好きな夫婦・嫌いな夫婦のランキング」では、2位の石田純一さん・東尾理子さん夫妻に2倍近い差を付けて、木村拓哉さん・工藤静香さん夫妻がダントツトップとなっていました。
<↓の画像が、『週刊文春』が発表した2016年度「好きな夫婦・嫌いな夫婦のランキング」結果の写真>
こうした結果から夫婦共演の解禁はマイナスに働く可能性が高く、イメージをさらに悪化させないためにも、工藤静香さんとの共演は避けるべきかと思うのですが、今年に入ってから“タブー解禁”が続いており、もしかすると夫婦共演も解禁となってしまうのかもしれませんね…。