『公益財団法人日本財団』(旧・日本船舶振興会)の笹川陽平会長(ささかわ・ようへい 80歳)が20日、2020年東京パラリンピックまで期限付きのSMAP再結成を願う文章をブログに綴り、SMAPファンからも再結成に期待する声が上がる中で、“キムタク”こと木村拓哉さん(きむら・たくや 46歳)がソロデビューするという話を26日発売の週刊誌『週刊新潮』が報じています。
『週刊新潮』によると、主演ドラマ『グランメゾン東京』(TBS系 10月20日スタート 日曜21時)の放送が控える中で、木村拓哉さんのソロ歌手デビューが決定しているといいます。
記事ではレコード会社関係者が、「木村さんは歌手としてのソロデビューが近いんです。すでに楽曲は完成していて、現在はプロモーションビデオの制作が急ピッチで進んでいます。」
と明かしており、ソロ楽曲はアップテンポな曲調になっているといい、プロモーションビデオは木村拓哉さんがサーフィン好きなことを意識しているのか、関東近郊の海辺で撮影が行われたようだと証言しています。
ベテラン芸能リポーターの城下尊之さんは、このタイミングでの木村拓哉さんのソロ歌手デビューについて、「商業的な面から見ても大いにアリ」「SMAPは基本的にキムタクがメインボーカルで、音楽番組でも楽曲説明は彼がしていました。オリジナル曲もいいですが、SMAPの曲をソロで歌うだけでもCDが出せるし、コンサートも開ける。そもそも、SMAPファンの4割近くは“キムタクファン”。ミリオンセラーは難しくても、ヒットチャートでの初登場1位は十分に狙えます」
と分析しています。
しかし、アラフィフでのソロデビューには試練もあるといい、「年齢的にもラブストーリーやヒーローもののドラマに主演するのは限界がある。アイドルから一皮むけるためには、殺人犯からダメ男まで演じ分ける、幅の広い役者を目指すべきでしょう。その意味で今回のソロデビューは試金石。年相応のカッコよさを打ち出せるかがカギになります。」
と芸能記者が語っています。
『週刊新潮』はこのように木村拓哉さんのソロ歌手デビューについて報じているのですが、2016年にSMAP解散騒動が巻き起こった時から木村さんのソロデビューの噂は流れており、SMAPが所属していた『ビクターエンタテインメント』内にソロレーベルを設立し、デビューするといったより具体的な話もありました。
また、昨年12月放送のレギュラーラジオ番組『木村拓哉 Flow supported by GYAO!』(TOKYO FM 日曜午前11時30分)に、プライベートでも親交が深い『B’z』のボーカル・稲葉浩志さんがゲスト出演し、番組出演後に稲葉さんが番組スタッフに渡した手紙では、「そろそろ木村拓哉の思いっきり歌う姿を見たいなと、僕は単純に思っているということです。一瞬でしたが、間近で木村拓哉のステージ熱のようなものを感じました。無理にとは言いませんが、もし歌いたい気分がムクムク盛り上がったならば是非。1人の木村ファンとして、今後の木村スタイルをとっても楽しみにしております。」
と綴っていました。
木村拓哉さんは昨年9月に、『B’z』のデビュー30周年ツアー東京公演にサプライズゲストとして登場し、ステージ上で歌唱パフォーマンスを披露したり、今年5月に開催されたミュージシャン・忌野清志郎さんの追悼音楽祭『ロックン・ロール・ショー』にもサプライズ出演し、ラスト曲『JUMP』の2番終わりから3番のサビまでソロで歌唱していました。
- 『ロックン・ロール・ショー』出演の木村拓哉さんの映像(Twitter)
SMAP解散後もこのように歌唱パフォーマンスを一部で披露し、ファンからもソロ歌手デビューには期待の声が上がっており、6月にも『週刊女性』が木村拓哉さんのソロ歌手デビュー計画を報道し、来年4月期に放送予定と噂の主演ドラマ『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)にソロ曲を使用するという話があるとしています。
これに続いて『週刊新潮』が、木村拓哉さんのソロ歌手デビューが近く、すでに楽曲が完成しプロモーションビデオ撮影も行っているという話を伝えたことによって、キムタクファンの期待はさらに高まっていますが、現時点で真実味のある具体的な話は出ていないので、果たして本当にソロ歌手デビューとなるのかどうか、引き続き木村拓哉さんの動向に注目していきたいですね。