今年1月に1stソロアルバムをリリースした“キムタク”こと木村拓哉さん(きむら・たくや 47歳)が8日、国立代々木競技場第一体育館でソロライブツアーの初日を迎え、SMAPの代表曲『夜空ノムコウ』などを含む全20曲を披露したことが明らかとなり、これに対してネット上では様々な声が上がっています。
会場には1万2500人のファンが集ったほか、公私ともに親交が深い明石家さんまさん、昨年10月期放送の主演ドラマ『グランメゾン東京』(TBS系)で共演した沢村一樹さん、冨永愛さん、及川光博さん、中村アンさん、寛一郎さん、吉谷彩子さん、Kis-My-Ft2・玉森裕太さん。
スペシャルドラマ『教場』(フジテレビ系)で共演の元AKB48・大島優子さん、三浦翔平さん、林遣都さん、富田望生さん。
2018年放送のドラマ『BG』(テレビ朝日系)で共演の間宮祥太朗さん、満島真之介さん、田中奏生さん。
ジャニーズ事務所の後輩のKAT-TUN・亀梨和也さん、MADE・冨岡健翔さん、なにわ男子・西畑大吾さん、道枝駿佑さん、Travis Japan・松本元太さん、七五三掛龍也さん。
他にも二階堂ふみさん、アルバムに楽曲提供したいきものがかり・水野良樹さん等も木村拓哉さんのソロライブに訪れていました。
木村拓哉さんは初日のライブで、「ようこそ!そして、お待たせしました。まさか、いま一度皆さんの前で、こんなに近い距離で、こういう場所に立てるとは思いませんでした」
と語り、「『待っているよ』という皆さんの気持ちに応えまして、『騒ぐ場所を作る』と言った以上、有言実行だと。5年ぶりになりますが、ただいまです!」
とファンに挨拶していました。
<↓の画像が、ソロライブ開催の木村拓哉さんの写真>
これに対してファンからは「おかえりー!」といった声が上がり、嬉しさから涙を流すファンの姿もあったとのことです。
今回のライブで披露した楽曲は、ソロアルバム『Go with the Flow』の収録曲だけでなく、1993年に主演したドラマ『あすなろ白書』の主題歌『TRUE LOVE』、1996年放送『ロングバケーション』の『LA・LA・LA LOVE SONG』、さらにSMAPの『夜空ノムコウ』や『SHAKE』、SMAP時代のソロ曲『Style』も披露しました。
ソロアルバム以外の楽曲も披露した理由については、「さんまさんから『なんでアルバムの曲しかやらへんのや。楽曲は、アーティストだけのものじゃない。皆さんとの共有物や』と言われました」
と明かし、「みんなが喜んでくれれば、それでいいや。これからも、みんなと自分の共有物を大切にしていきたいと思います」
と宣言していました。
<↓の画像は、木村拓哉さんと明石家さんまさんの写真>
この他にも、後輩ジャニーズたちについても言及しており、「嵐は今年限りで活動休止で、今後どう過ごしていくのか気になります。亀梨だったり、それぞれの場所で責任を果たしている後輩がたくさんいる」
と語っていたほか、本番前にはKinKi Kids・堂本剛さんから電話があり、会話したことも明かし、1月にCDデビューを果たした『SixTONES』と『Snow Man』については、「“デビュー”としては俺と同期なわけですよ。同期のあいつらもよろしくお願いします」
とファンに呼び掛けていました。
そして、木村拓哉さんのソロライブに対してネット上では、
- キムタクはSMAPの曲歌えるけど他の元メンバーはダメなんだね
- やっぱりSMAPの曲は5人で歌ってほしいな
- 「楽曲は、アーティストだけのものじゃない。皆さんとの共有物や」それなら新しい地図にも歌ってほしいなぁ
- SMAPの解散が残念だったので、何となく一人で笑うキムタクを見るのは寂しい
- 世界に一つだけの花だけは、5人で歌う為にひとりで歌わないでほしい
- 逆に言えば、さんまをSMAP曲を歌う言い訳にしないといけないほど、後ろめたさがあるのでしょうね。
SMAP曲を独占しているようでいい気はしない。 - 稲葉さんから言われてソロデビューすることにしたとか、さんまさんから言われてSMAPの曲を歌うことにしたとか、他人を出汁にして自分を正当化するのはやり方としてどうだろう。
- SMAPの曲の権利関係はすべてジャニーズにあるってことですね。
キムタクと中居君は歌えても、他の3人は絶対に歌えないんだろうなぁ。なんか複雑だわ。 - 歌う曲がなくて時間をもてあますようなら、SMAPの曲ではなく他のアーティストの曲を歌ってほしかった。やっぱりSMAPの曲は5人や6人の曲だから。
- ソロ曲だけで勝負できないならライブはまだ早かった。歌は誰のものでないのであれば新しい地図にも認めてほしい
こういうのがキムタクが少し好きではない人にとって嫌悪感に繋がるんだよ
などのコメントが寄せられており、SMAPの楽曲をソロで披露したことに対して否定的な声も多く見受けられます。
SMAP時代の楽曲に関しては、ジャニーズ事務所を退所した『新しい地図』の稲垣吾郎さん、草彅剛さん、香取慎吾さんも歌唱することなどは可能で、その場合には楽曲の著作権管理を委託されている『JASRAC(ジャスラック)』に使用料を払うことで原則として自由に使用でき、各管理団体は正当な理由もなく、著作物の利用許諾を拒んではならないという応諾義務があります。
しかし、これはあくまでも著作権法上の話だそうで、SMAPが所属していたレコード会社『ビクターエンタテインメント』などとの契約内容次第では、ジャニーズ事務所を離れた3人がSMAP時代の楽曲を披露することは難しいようです。
新しい地図の3人は実際に、ジャニーズ事務所を離れて以降も音楽活動をしながら、SMAP時代の楽曲を歌唱しておらず、様々な裏事情があると予想されます。
一方で木村拓哉さんは1人でSMAPの楽曲を披露し、明石家さんまさんに背中を押されたことによって、久しぶりにパフォーマンスを披露する決意をしたとのことですが、SMAPファンからすると嬉しい反面、複雑な気持ちになるのは当然かもしれませんね。
木村拓哉さんは9日、11日にも国立代々木競技場第一体育館でライブを開催し、19・20日には大阪城ホールでライブ開催することが決定しており、各公演でもSMAP時代の楽曲も披露するのだろうと思いますが、やはり多くのファン等はSMAPの楽曲は5人で披露してほしいと望んでいる様子から、今後のソロ活動ではSMAPの楽曲で話題作りなどするのではなく、ソロ曲で勝負して活動の幅を拡げていってほしいです。
ちなみに、木村拓哉さんのソロアルバム『Go with the Flow』は、発売初週の推定売り上げ枚数が「12万6831枚」を記録し、1月20日付(集計期間:1月6日~12日)のオリコンアルバム週間アルバムランキング初登場1位、2週目は「1万8060枚」で6位、3週目は「7029枚」で9位、4週目は「3895枚」で20位、5週目は「2623枚」で17位でした。
発売から1ヶ月で推定売り上げ枚数は約16万枚となっており、現在も木村拓哉さんは高い人気を維持しているようで、今後ソロでどういった活動を展開していくのか、引き続き見守っていきたいですね。