ジャニーズ事務所が会見を行った2日に、元V6・岡田准一さん(42)が11月末をもってジャニーズ事務所を退所することを正式発表しました。
岡田准一さんは退所を決断した理由として、ジャニー喜多川さんの性加害問題が原因で関係各所に大きな迷惑を掛けていることや、「より一層モノづくりや演じることを追究していきたい」「モノづくりのクリエイティブだけに向き合うという自分の中心を崩したくない」との思いから、ジャニーズ事務所からの退所を決意したとしています。
さらに、SMAP解散後もジャニーズ事務所の看板俳優として活躍を続ける木村拓哉さんも、ジャニーズ事務所からの独立説が浮上しています。
木村拓哉さんは8月に、藤島ジュリー景子前社長と少年隊・東山紀之さんが開いた“決起集会”に出席し、その場で東山さんは木村さんを後継者に指名、木村さんが新たな“ジャニーズの長男”になると『女性自身』が伝えていました。
また、『女性セブン』によると木村拓哉さんはその後、普段接点がほとんどないHey! Say! JUMPやSexy Zoneのメンバーに声を掛けて決起集会を開いたそうで、「木村さんは将来を担う幹部候補のひとり。自分がまとめ役を『やるしかない』と張り切っている」と伝えていました。
これらの報道に加えて木村拓哉さんは自身のインスタグラムで、ジャニー喜多川さんが生前モットーとしていた「show must go on!」との言葉をインスタグラムに投稿し大炎上したり、2日の会見後もインスタグラムに愛犬との散歩動画と共に「一歩ずつ、前に!」と投稿しています。
<↓の画像は、9月の会見直後に投稿、炎上した木村拓哉さんのインスタグラム投稿写真>
そんな木村拓哉さんがジャニーズ事務所を退所、独立するとの情報をニュースサイト『ピンズバNEWS(双葉社)』が伝えており、ジャニー喜多川さんの性加害問題で木村さんも『マクドナルド』『日産自動車』など複数のCM契約を失う可能性が高まり、来年春放送予定の主演ドラマ『教場』シリーズ(フジテレビ系)も制作が一旦ストップ、スケジュールが白紙になったとも報じられています。
ジャニー喜多川さんの性加害問題が木村拓哉さんの仕事にも波及し、今後新会社を設立してリスタートを図っても、しばらくスポンサーサイドが厳しい対応を取る可能性が高いだけに、木村拓哉さんはジャニーズ事務所が設立するエージェント会社とは契約せず、岡田准一さんのように独立する予定といいます。
芸能プロダクション関係者は木村拓哉さんについて、「岡田さんと同じように木村さんもこれ以上、ジャニーズ事務所、新会社にとどまってもあまり意味がない。基本的に俳優業がメインで音楽活動もソロで動いていますから」「深刻なスポンサー離れには、工藤静香さんも、黙っていられないのでは。静香さんは、“木村家のプロデューサー”で長女のCocomiさん、次女のKoki,さんとともに、木村さんのSNS戦略も担っているともっぱらですから」
と語っています。
<↓の画像は、工藤静香さんと木村拓哉さんのプライベート2ショット写真>
続けて、「木村さんは個人事務所『有限会社E』を2003年1月に設立しています。同社は目的に『1.芸能プロダクションの経営 2.歌手、俳優、演奏家、司会者の育成及びプロモーション…』などの機能を備えている完全な芸能プロダクション。独立後はその個人事務所をベースに活動していくことになるとみられています」
とし、木村拓哉さんの独立に関しても近く発表されるとの情報が出ているとのことです。
木村拓哉さんのジャニーズ事務所退所、独立説は2年前にも一部で報じられ、その背景には家族ぐるみの付き合いだったメリー喜多川元副社長・名誉会長が亡くなったことがあるとされ、独立後は工藤静香さんの個人事務所のチーフマネージャーがマネージメントを手掛けるとの憶測もありました。
その後も定期的に木村拓哉さんの退所説が浮上しては消えてを繰り返していましたが、ジャニーズ事務所がついに消滅することが決まり、新たに設立されるエージェント会社と契約するメリットもあまり無いのであれば、今度こそ本当にジャニーズを辞めて独立となるかもしれないですね。
もし独立となった場合、子供たちの活動をプロデュースする工藤静香さんの意向が強く反映されて、今後さらに露骨なファミリービジネスを展開し、木村拓哉さんの評価がまた落ちるといったことも懸念されますが、果たして今後どうなっていくのでしょうか…。