“超大型国際ドラマ”『THE SWARM(ザ・スウォーム)』の撮影で、7月下旬からイタリア・ローマに滞在中の“キムタク”こと木村拓哉さん(48)が、10年近くCM出演していた大手住宅会社『タマホーム』の社長から“便宜供与”を受けていた疑惑を週刊誌『週刊文春』に報じられ、この報道に対してネット上では様々な声が上がっています。
『週刊文春』の報道によれば、木村拓哉さんは山梨県鳴沢村の別荘地に、2階建ての別荘を所有しているといい、近隣別荘の住民は取材に対して、「時折、木村拓哉さんと工藤静香さんが車に乗っている姿をお見掛けします。大きなハマーで来ることもあれば、愛犬連れのときはレクサスで来ることもある。河口湖に趣味のバス釣りに向かうこともあるようです」
と明かしています。
地元住民も、「最近はバス釣りだけではなく、木村さんと静香さんの2人で近くの名門コースでゴルフを楽しむことも多いみたい。偽名で予約し、受付をパスしてコースに出られるVIP待遇を受けています」
と証言しています。
この別荘は、木村拓哉さんが2009年~2017年にかけてCMイメージキャラクターを務めていた『タマホーム』が建てたものだそうで、タマホーム関係者は別荘が建てられた経緯について、「社長は、大ファンだったキムタクに気に入られようと、自社(タマホーム)で河口湖に別荘を建ててあげました。内部の家具はすべて無料で差し上げています」
と語っています。
また、ジャニーズ事務所に近いテレビ局関係者は、「木村さんも、どこか後ろめたいところがあったのか、事務所には一切秘密で別荘を建ててもらってしまった。ところが後にそれが人づてに事務所にバレて、問題になりました。便宜供与が表沙汰になれば、高価なCM出演料をもらっている上に『別荘を建てて』とおねだりするなんてさもしい、などとイメージダウンにも繋がりかねません」
と裏側を明かしています。
もしも別荘建設にあたって、大幅値引きや家具の贈与があった場合には税法上の問題が生じかねないとし、『週刊文春』の取材に対して税理士・浦野広明さんは、「もしもタマホームの建築費に値引きがあって木村氏側の実質的な負担が少なくなった場合、個人であればその分、贈与を受けたと解釈します。法人の場合、値引き分を収益に計上しなくてはいけない。法人の収益であれば、約10年前の税制に当てはめると、概算で値引き額の40%ほどが納税すべき額になる。また、家具類がプレゼントされたのであれば、それも贈与にあたり、一定の税負担が必要です。そうした処理をしていなかったとすれば、申告漏れ、脱税にあたります」
と指摘しています。
『週刊文春』はさらに土地と建物の登記簿も確認し、別荘は2010年12月に新築され、地元業者によれば建築費用は通常であれば4,000万円ほどといいます。
また、土地の持ち主は工藤静香さんの個人事務所で、購入したのは木村拓哉さんと交際する前の1996年となっていて、タマホームの元幹部によれば、この別荘は当初、工藤静香さんの方が相談してきていたとのことです。
そして、『週刊文春』は真相を確かめるため、ジャニーズ事務所に木村拓哉さんの別荘建築について問い合わせたところ、「木村が別荘を所有していること、また、お仕事でご縁をいただいたことから当該別荘をタマホーム様に施工いただき、家具等を備え付けいただいた経緯はございます」
と、別荘を持っていることやタマホームが施工を手掛けたことを認めたそうです。
しかし、「いずれも一般的で適正な金額として提示されたお見積りに基づく対価をお支払いしており、不相応に高額な贈呈品を受けてきた事実もございません」
と、便宜供与疑惑をキッパリ否定したとのことです。
この報道は『週刊女性』のWeb版『週刊女性PRIME』も取り上げており、木村拓哉さんとタマホームが非常に密接な関係にあることは同誌も把握していたとし、タマホームが東証一部上場を記念して、2013年6月に東京ディズニーリゾートの舞浜アンフィシアターで開催のパーティーに、木村さんがサプライズゲストとして登場していたことを確認しているとしています。
木村拓哉さんはさらに、この頃にタマホームの入社式で新入社員に向けてビデオメッセージも送るなど、異例の対応をしていたそうです。
これらの報道を受けてネット上では、
- ちゃんと税金を払っていれば問題ない
- キムタクなら4000万なら一括で支払える金額だろうし、大人の事情でプレゼントを断れなかったのかもしれませんね。
- 今はタマホームの社長のイメージが良くないからね。キムタクもこんなことでプライベートを暴露されたくないだろうし、距離を置くんじゃない?
- 要はタニマチということだけど、厄介なタニマチを抱えたね
- この記事が本当ならば、贈与の対象ではあるものの、しっかり税金払っていれば法的には問題なし。
ただ、事務所にも内緒にしてたあたりがセコいし器の小ささを感じてしまう。そういうとこですよ。 - 見積り額を対価として支払ったとのことですが、その見積り額が一般と比べて明らかに少ない金額での見積りであれば、やはり贈与と見做される可能性はありますよね。
- 創業者の玉木さんと上場前にお会いした時、キムタクをCM起用するのは悲願と話していた。
キムタクを特別視していたから、こういう待遇をしていたとしても何も不思議ではない。
学生時代から弁当売りなどのビジネスをしていたみたいだし、典型的な成り上がりのトップダウン経営者という印象でした。 - このクラスの芸能人の方が別荘を立てる場合、果たして対価を払うつもりであっても、タマホームに依頼するのだろうか?
それに4000万ぽっちの別荘を建てるだろうか?色々謎だわ。家具をタダでもらったとか、本当だったらいろいろとセコいしダサい。
などの声が上がっています。
タマホームの現社長が木村拓哉さんの大ファンだったことで、みのもんたさんに代わって木村さんをCMイメージキャラクターに起用したとの情報や、CM契約後にわざわざタマホームが別荘の建設を手掛けていることなどから、『週刊文春』の報道を見て正直怪しいなとは感じます。
しかし、ジャニーズ事務所側が便宜供与をキッパリと否定しており、『週刊文春』も便宜供与を裏付ける証拠などは入手していない様子から、現時点ではあくまでも噂レベルの話となりますね。
最近では、元『AKB48』の板野友美さんがCMイメージキャラクターを務めていた企業の社長から、高級車『ポルシェ・マカン』を専用者として供与されていたことなどを報じられ、プロ野球選手の斎藤佑樹投手は出版社の社長から高級外車やマンション、高級ブランド品などを提供されていたことが判明し、ネット上で炎上騒動に発展しました。
- 板野友美が接骨院MJG・木崎優太社長と密接な関係報道。高級車供与や家族の特別優遇が判明…パトロンや交際疑惑も浮上
- ハンカチ王子・斎藤佑樹投手の利益供与問題で、法に触れる別の疑惑も浮上! おねだりしたポルシェ・マカンに車庫飛ばし疑惑
また、日本テレビの上重聡アナウンサーはスポンサー企業の『ABCマート』創業者の元会長から、高級車を無償貸与され就業規則で禁じられているマイカー通勤をしていたこと、マンション購入の際に無利息で1.7億円の融資を受けていたことが発覚し、この問題で著しくイメージが悪化したことでテレビ番組に出演する機会が激減しました。
木村拓哉さんも便宜供与を受けていたことが明らかになった場合には、仕事にも大きな影響を与える可能性がありますが、『週刊文春』はこの件についてさらに取材を進めていくのか、今後続報が出てくるのかどうか注目したいところですね。