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2018年冬ドラマ『BG~身辺警護人~』出演者のギャラが高い?『ドクターX』と以下の視聴率は許されない?

木村拓哉の新ドラマ・BG~身辺警護人~視聴率20%以下で赤字? キムタク要求で制作費高騰? 豪華キャストでギャラも高く…

元SMAPの木村拓哉さんが主演の新ドラマ『BG(ビージー)~身辺警護人~(仮)』(テレビ朝日系 木曜21時)が、来年1月期に放送されることが決定し、追加発表されたキャストも非常に豪華なことから注目を集めています。

木村拓哉さんと共演するのは、江口洋介さん、石田ゆり子さん、斎藤工さん、間宮祥太朗さん、菜々緒さん、上川隆也さんといった豪華なキャストで、主演級の出演者が多くいることからネット上では、木村さん抜きでも十分成立するといった声も多く上がっています。

<『BG~身辺警護人~出演者の写真>

そんな『BG~身辺警護人~』の制作費や、ヒロインがまだ未定の理由などについてニュースサイト『日刊サイゾー』が報じています。

『BG』が放送されるテレビ朝日系の木曜21時枠では、今年10月期には米倉涼子さん主演の『ドクターX~外科医・大門未知子~』が放送されており、今回でシリーズ5を迎えたのですが、未だに平均視聴率が20%前後という高水準をキープしています。

<米倉涼子さん主演ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』>

そのため、1話あたりの制作費についても1億円超えと、他のドラマと比較して2倍以上のお金がかかっていると言われているのですが、平均視聴率20%超えを連発していることによって、黒字になっているという話です。

『日刊サイゾー』によると、『BG』についても豪華キャストが顔を揃えていることから制作費が高騰してしまっているようで、メインの木村拓哉さん、江口洋介さん、上川隆也さん、斎藤工さん、石田ゆり子さんの5人のギャラ合計金額は、1話あたり軽く1000万円は超えてしまうといい、さらに今後ヒロインのギャラも追加されれば、2000万円近くに上るとのことです。

また、キャストのギャラだけでなく、『BG』は民間警備会社に勤めるボディーガードたちの姿を描いた作品で、派手な演出やアクションシーンが盛り込まれ、美術やセットなどにもそれなりにお金がかかるとみられます。

特に木村拓哉さんは脚本、美術にも異様なこだわりを見せることで知られており、今作でも映画並みのセットを要求しているため、当初は1本5000万円で予定していたそうなのですが、すでに2倍に膨れ上がっているという話もあり、木村さんは1本あたり1.3億円以上の予算があると思い込んでいるとテレビ誌のライターが語っています。

このように1本あたりの制作費は『ドクターX』と同等、もしくはそれ以上となる可能性があるようなのですが、1本1億円以上の制作費を回収するためには、平均視聴率が20%前後取る必要があるそうで、それ以下だと採算が合わないといいます。

木村拓哉さんは今年1月期放送の医療ドラマ『A LIFE ~愛しき人~』(TBS系 日曜21時)で主演し、この作品についても豪華キャストが顔を揃え、加えて本格的な医療器具などを用意したことで制作費が高騰し、1話あたり1億円を超えてしまう回もあったと言われています。

<木村拓哉さんが主演した『A LIFE ~愛しき人~』>

しかし、『A LIFE』は予想を超える視聴率を獲得することは出来ておらず、初回平均視聴率は14.2%、第2話以降は12~15%台で推移し、最終回は自己最高の16.0%、全10話の期間平均視聴率は14.5%でした。

最低のラインとも言われていた15%に届いておらず、高いお金をかけた割には数字が取れなかったため、コスパが悪いなどと厳しい声も上がっていたのですが、果たして『BG』は平均視聴率20%超えを達成できるのか注目ですね。

ちなみに、木村拓哉さんが主演し平均視聴率が20%以上を記録したドラマは、過去5年以内だと2014年7月期放送の『HERO 第2期』(フジテレビ系)が記録した期間平均視聴率21.0%(全11話)のみです。

木村拓哉さんは、2015年4月期放送の『アイムホーム』(テレビ朝日系 木曜21時)で初めてテレ朝の連ドラで主演し、ヒロインの上戸彩さんとは初共演とのことで注目を集めましたが、期間平均視聴率は14.8%(全10話)という結果になっており、『BG』が20%超えをするのはかなり難しいでしょうね。

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