4月29日公開の元SMAP・木村拓哉さん(44)主演映画『無限の住人』(三池崇史監督)が、5月17日にフランス・カンヌで開幕する『第70回カンヌ国際映画祭』の「アウト・オブ・コンペティション部門」に選出されたことを様々なメディアが報じ大きな話題になりました。
今作は木村さんにとってSMAP解散後初の主演映画で、今後の活動を大きく左右することになるとも言われている作品だけに、ジャニーズ事務所はゴリ押し気味に、必死に作品を売り込み大規模なPR活動を行っています。
まず木村さんは3月30日~4月17日にかけてヒロインの杉咲花さん(19)とともに、全国10都市(京都・大阪・福岡・広島・熊本・新潟・仙台・札幌・静岡・名古屋)の住人に会いに、日本を縦断するという「全国の“住人”に会いに行きます!ニッポン“無限の旅”」というキャンペーンを実施し、それぞれで舞台挨拶付きの試写会を行いました。
映画では通常、完成披露時や公開初日前後に舞台挨拶が行われるそうで、木村さんほどの大物が地方を巡ることも珍しく、それほどPR活動に必死になっていることがうかがえます。
また、木村さんは地方ローカル局の独占インタビューにも応じています。
<↓の画像は、地方巡業を行った木村拓哉さんと杉咲花さんの写真>
18日発売の週刊誌『週刊女性』によると、ジャニーズ事務所は“キムタクブランド”を守るために必死な様子で、それはチケット販売にもあらわれているといい、前売り券の販売は映画公開2ヶ月前の2月上旬からスタートし、クリアファイルの特典付きとなっており、セブンイレブンネット限定で、木村さん演じる主人公・万次とコラボしたぬいぐるみ付きチケット(数量限定)も公開前日まで予約受付を行っています。
<『無限の住人』特典付き前売り券>
その他にも、東京都交通局のポイントサービス『ToKoPo』、ネイルサロン『FASTNAIL (ファストネイル)』とのタイアップなど幅広く展開し、20日にはNHKの音楽番組『SONGS』(木曜22時)に、『無限の住人』の主題歌『Live to Die Another Day -存在証明-』を担当するミュージシャン・MIYAVIさん(本名=石原貴雅 35歳)が出演し、木村さんとの対談を行っています。
<↓の画像が、20日放送の『SONGS』で対談を行っているMIYAVIさんと木村拓哉さん>
このように過去最大級のPR活動が行われているのですが、映画ライター・よしひろまさみちさんは「昨年10月くらいからプロモーションは稼働していたらしいです。普段なら木村さんの独占取材って難しいんですよ。でも、ラッシュ(未完成版)を見ての取材の際に、各媒体に“(ジャニーズ事務所から)表紙でやるのならOK”という話が来ていると伝えられたそうです」と証言。
さらに、木村さん側から独占インタビューの逆オファーもあったといい、実際に映画専門雑誌のほぼ全て、ファッション誌や週刊誌についても木村さんが表紙を飾っており『無限の住人』の宣伝がされています。
<↓の画像が、様々な雑誌の表紙を飾る木村拓哉さんの写真>
しかし、こうしたゴリ押しが逆効果になる可能性もあるようで、映画雑誌編集者は「宣伝で予告編や出演者インタビューを何度も見せられる。話題になるほど、お客はもう映画を見なくてもいい気分になるおそれがあります。最近の大ヒットは公開後の口コミで徐々にという傾向が多いですから」と語り、興行成績に悪影響を与える可能性もあるとのこと。
また、試写会を多く開催することによって上映開始前に作品の内容が明らかとなり、ネット上に映画本編のネタバレやレビューなどが書き込まれ、それによって見るか見ないかを判断する人も多くいることから、PR活動のし過ぎ、ゴリ押しには注意する必要があるようです。
そして、これに対してネット上では、
- 空回り……
- カンヌの件といい事務所が必死なのはものすごく伝わってくる。
- この必死感が引くわ~(笑) 事務所も本人も映画会社も必死すぎ(笑)
- 木村は木村で頑張ればいいと思うけど、これまでにない必死感が伝われば伝わるほど一般層は引いて行く。
- こういう事務所のえこひいきやゴリ押しはやめた方が良いと思う
- ここまであからさまにゴリ押しされたら、予告編やインタビューだけでもう観なくていいかなって思う
- 木村をよいしょし過ぎ。木村だから視聴率取れるとか映画興行成功はもう無理でしょ。映画内容は何?てくらい伝わってない。
- 木村拓哉を初めて仕切った飯島さんなきジャニーズ事務所の現体制が、びっくりするくらいのメディアオファーがきて、全部受けてるだけじゃないの?露出戦略がないってこういうことか、と思ってみてる。
アイドル誌や情報誌以外の一般紙からこんなにオファーは嵐でもないでしょう。あと、さんタクの合コン企画とか、飯島さんならNG出しただろうな、とか。少なくともキャスティングには文句言うでしょう。あそこに木村がいることに、どんな必要があったのか。。このままいくと、消費されて使い古されるよ。。誰も本人の10年後を考えていない。 - 木村さんに一番必要だったのは事務所のゴリ推しではなく、長年付き合ってきた仲間だったのにね!スマップのキムタクなら此処まで必死にならなくても良かったよ!
などのコメントが寄せられています。
今年1月期放送の主演ドラマ『A LIFE~愛しき人~』は初回平均視聴率が14.2%、全10話の期間平均視聴率も14.5%とまずまずの数字を記録したものの、世間の木村さんに対する評価は決して良い方向には向かっておらず、現在でも多くの批判がネット上では溢れています。
こうした状況にあることから、少しでも木村さんのイメージを良い方向に変えることや映画のPRのために地方ローカル局を巡ったり、雑誌の表紙を飾るといったことも作戦の1つではありますが、ゴリ押し気味に宣伝をやり過ぎていることから作品に対して嫌悪感が生まれ、興行成績が微妙な結果になってしまわないか少し心配になりますね。
なお、『無限の住人』の評価を情報・レビューサイトの『Yahoo!映画』で確認すると、18日午後12時時点では5点満点中【3.46点】とまずまずの評価。
『映画.com』は5点満点中【2.7点】となっていました。
『無限の住人』は人を斬るシーンが多数登場し、子供には少し刺激が強い内容となっていることなどから、幅広い年代層に受け入れられるような作品にはなりにくそうですが、果たしてどのような結果となるのか引き続き注目したいところです。
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たとえ映画が大コケさても、事務所が大成功とマスコミ操作してくれるでしょ。
仲間を裏切ってて良かったね。
裏切り者関係なしに見た目がもう46相応
叔父さんにアイドル扱いとかマッチの二の舞
ジャニーズ老害ちんちくりんばっかり