ソロ3枚目のアルバム『SEE YOU THERE』を先月リリースした木村拓哉さん(51)が9月末から、アリーナツアー『TAKUYA KIMURA Live Tour 2024 SEE YOU THERE』を開催するのですが、これまでのツアーと比べてチケットの売れ行きが悪いようで、“キムタク神話崩壊”かと週刊誌『フラッシュ』のWeb版『SmartFLASH』が報じています。
木村拓哉さんがライブツアーを開催するのは、2ndアルバム『Next Destination』をリリースした2022年以来2年ぶりで、9月29・30日にAsueアリーナ大阪(収容人数:10,000人)、10月13・14日に横浜アリーナ(同:17,000人)、11月23・24日にポートメッセなごや・第1展示館(同:15,000人)、12月14日に宮城・セキスイハイムスーパーアリーナ(同:7,000人)、12月25日にマリンメッセ福岡・A館(同:15,000人)でライブを行います。
一般チケット(価格:税込11,500円)の発売は9月15日から始まり、18日15時過ぎ時点でチケットが完売しているのは大阪公演のみで、その他の公演は現在も購入可能となっています。
SmartFLASHによれば、前回のツアーではチケット購入できなかった多くのファンから悲鳴が上がっていたそうですが、今年は余裕で購入できたとの報告が相次いでいるとしています。
また、芸能記者は最新アルバム『SEE YOU THERE』の売り上げ低迷を指摘し、「2年7カ月ぶりの待望の新作で、吉田拓郎さん、竹内まりやさん、KinKi Kids・堂本剛さんといった錚々たる顔ぶれが制作陣に名を連ねていました。しかし、売上は過去2作のソロアルバムを下回ってしまったんです。木村さん側にも、発売前から人気低下の焦りがあったのかもしれません。このアルバムのリリースに合わせて、自身初めてのInstagramのライブ配信をおこない、宣伝していたほどでしたからね」
と語っています。
ちなみに、2020年1月リリースのソロデビューアルバム『Go with the Flow』は、初週売り上げ枚数が12.7万枚と好セールスを記録しましたが、2枚目の『Next Destination』は初週売り上げ枚数が約7.1万枚、3枚目は約5.5万枚と右肩下がりとなっています。
そして、ライブチケットも売れ残っていることが判明しネット上では、
- 歌では5人だから光っていたけど一人じゃね、、、
- SMAPのライブだったら行ってみたかったけど、キムタク一人のは別にいいや
- 俳優としても話題先行すれど結果が伴ってない。メディアが持ち上げ過ぎなだけでしょ
- 会場が大きすぎたんでは? 市民会館や町民会館でのコンサートを行えば、まだ満席に出来ると思う
- 新規ファンを開拓できてないのかなぁ。SMAP時代からのファンはもちろんだけど、やっぱり新規にファンを獲得できないとアリーナをうめるのは難しいのかな。
アルバムも、楽曲提供が豪華でも正直ご本人の歌唱力が……。アルバムを買ってまで聴きたいかと言うとそこまででもない。 - SMAPだから売れてたってだけの話。グループからソロになって歌手として売れてるアイドルはそうそういない。
しかも解散の仕方がアイドル史上最悪だっただけに、ファンが減りアンチが増えたのも仕方がない。
などの声が上がっています。
これまで“スーパースター”と呼ばれてきた木村拓哉さんもSMAP解散以降、人気に陰りが見えてきており、主演ドラマも以前のように高視聴率を取れなくなっていて、今年4月期放送のドラマ『Believe-君にかける橋-』(テレビ朝日系)も全9話の平均世帯視聴率は10.3%と、ギリギリ2ケタという結果でした。
音楽活動においても人気の低迷ぶりがうかがえ、アルバムの売上枚数も落ち込み続け、ライブチケットの売れ行きも良くないとなると、音楽活動は今後縮小していくかもしれないですね。
木村拓哉さんはこれから年末にかけてライブを開催するだけでなく、『グランメゾン東京』(TBS系)の新作スペシャルドラマの放送、劇場版の公開を控えているほか、『教場』シリーズ(フジテレビ系)の新作スペシャルドラマが来年以降に放送予定とされ、今作は映画化の話も出ているとも『フライデーデジタル』が伝えています。
『教場』に関しても、昨年4月期に月9で放送の連ドラ版『風間公親-教場0-』の平均世帯視聴率が9.8%と、木村拓哉さんの主演ドラマとしては過去最低の数字でした。
こうした結果もあり、ドラマや映画の主演起用に対しては冷やかな声が少なくなく、音楽活動に対しても辛辣な声が飛び交っている状況ですが、果たして今後の活動で息を吹き返し、かつての勢いを取り戻すことはできるでしょうか…。