SMAPの元メンバーでは唯一現在も旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)に所属し、今月に社長の少年隊・東山紀之さん(57)らと共に能登半島地震の被災地で支援活動を行った木村拓哉さん(51)が、4月から業務を本格稼働する『STARTO ENTERTAINMENT』と契約せずに独立し、SMAPを再結成する可能性があると15日発売の週刊誌『女性セブン』が報じています。
女性セブンは【木村拓哉準備OKで中居の決断 SMAP再始動は「99%」内幕スクープ】と題して、SMAP再結成の動きを報じており、「いま一部の芸能関係者の間で、SMAPの再結成が、強い現実感をもって語られています。」「実は、木村拓哉さんは(STARTOの)福田社長と誰より早く面談したはずですが、いまだに木村さんとスタート社との契約について正式なアナウンスがありません。まもなく決着がつくとみられていますが、スムーズに進んでいないという声もあります。これこそが、SMAP再結成の可能性が絵空事ではないといわれる最大の理由なんです」
と芸能関係者が語っています。
また、複数のテレビ局幹部がSTARTO側にSMAP復活を働きかけているとの情報もあるといい、「なかでも最も前がかりなのがフジテレビだそうです。フジのバラエティー班には稲垣吾郎さん(50)、草彅剛さん(49)、香取慎吾さん(47)を引き連れる形で旧ジャニーズ事務所を退所した元チーフマネジャーをいまも敬愛するスタッフが多く、かつて高視聴率を誇った『SMAP×SMAP』の“一夜限りの復活”などを画策する動きがあります」
と、テレビ局関係者が明かしています。
フジテレビの対抗馬としてテレビ朝日を挙げ、「長年、フジの音楽番組のプロデューサーを務め、旧ジャニーズ事務所とも太いパイプを持つプロデューサーがテレビ朝日に電撃移籍するという話があるんです。テレ朝は東京・有明埠頭に『東京ドリームパーク』という地上11階、地下1階の複合施設を2026年に開業する予定ですが、そこには旧ジャニーズタレント専用の“ジャニーズ劇場”が常設されると報じられました。フジから招聘するプロデューサーはこの新事業を担当するといわれ、彼の辣腕で新劇場のこけら落としで、SMAPが登場するプランが噂されています」
としています。
このようにSMAP再結成の噂が飛び交う中で、同時に木村拓哉さんの独立説も浮上しているとし、木村さんは2015年にSMAPの事務所移籍・独立を巡る動きの中で、事務所への恩義や仕事への影響などを考慮し、残留することを選択したものの、「あのとき果たせなかった“5人全員が古巣を離れる”ことで恩讐を超え、再結成に挑めるという考えになったのかもしれません。木村さんの契約問題が長引いた背景には、SMAP再結成が関係しているのは間違いなく、どんな結論になろうとも、それは5人にとって“前進”のはず。いまの木村さんは、再結成に向けて、完全に準備ができている状態だと思います」
と、芸能関係者が語っています。
この報道に対してネット上では、
- 実現したらいいのになぁ
- どうやろなあ嵐復活の方が需要ありそうだけども
- 5人そろった姿が見たい
- 本人たちにとってもこのままレジェンド的に扱われた方が得でしょ
- 再結成って言っても一夜限りとかだろ
- 本人たち以上にファンが分裂しちゃってるからなぁ
- キムタクにはもうそれしか上り目はないかもな。それ以外もう何やっても駄目だわ
- 絶対にありえないがキムタク以外ならありえる
- それぞれに向いた方を向いて活動してるのに SMAPの再結成はないでしょ
などの声が上がっています。
2016年1月にSMAPの分裂・解散危機が報じられ、その後に緊急生放送された『SMAP×SMAP』での冒頭では、木村拓哉さんを中心に5人それぞれが世間を騒がせたこと等を謝罪し、その中で草彅剛さんは「今回、ジャニーさんに謝る機会を木村君が作ってくれて、今、僕らはここに立ててます。」と語りました。
“公開処刑”と揶揄されたこの生謝罪の裏側について、スマスマの作家を務めていた放送作家・鈴木おさむさんは後に、自身が用意した原稿に対して“ソウギョウケ”のトップの女性から強烈なダメ出しを受け、「今まで25年以上一緒にやってきたメンバーの一人が社長に謝る機会を作ってくれたおかげで『今、僕らはここに立ててます。』と絶対に言わせるように」と指示されたと暴露しています。
その後、SMAPは解散を発表し、稲垣吾郎さん、草彅剛さん、香取慎吾さんの3人は2017年9月に旧ジャニーズ事務所から独立、2020年3月には中居正広さんも独立して現在に至り、SMAP解散から7年経って、木村拓哉さんと4人の溝が少しずつ埋まってきているとの報道も少なくないですが、それぞれが別の道に進んで活躍していることから、現状では5人がSMAP再結成に向けて動く可能性は低い気もします。
一方で、木村拓哉さんが独立する可能性は十分ありそうで、『週刊文春』も昨年10月に独立に向けた動きを伝えており、木村さんが社名変更に最後まで反対し、一連の騒動によって仕事へのモチベーションが低下していること等を報じ、妻で歌手の工藤静香さんが裏で動き、“芸能界のドン”こと『バーニングプロダクション』の周防郁雄社長に接触して今後の活動について相談しているとの情報も伝えていました。
木村拓哉さんはSMAP解散後、4人と距離を置いてテレビなどでの共演は無かったものの、これから少しずつ距離を縮めて元メンバーたちとの共演を解禁していく流れになれば、SMAP再結成も現実味が帯びてくるので、木村さんが今後どういった動きを見せるのかに注目したいです。