“キムタク”こと木村拓哉さん(47)が2023年放送のNHK大河ドラマで、主演最有力候補として名前が挙げられていることを『東京スポーツ』(東スポ)が報じ、ネット上で反響を呼んでいます。
現時点では、来年放送の『青天を衝け』は吉沢亮さん、2022年放送の『鎌倉殿の13人』では小栗旬さんが主演することが発表されていますが、民放テレビ局や大手広告店代理店関係等のデータマーケティング幹部は、一様に「吉沢惨敗、小栗大勝」との予測を出しているといいます。
<↓の画像は、来年放送『青天を衝け』で主演する吉沢亮さんの写真>
その理由について民放局の編成マンは、「明治時代の渋沢栄一を主人公にした『青天を衝け』は、残念ながらコケそう。しかし、三谷幸喜さんが脚本を担当する『13人の鎌倉殿』は、ヒットするとの下馬評です。高視聴率鉄板の戦国時代ものではないですが、三谷さんは『真田丸』で実績がありますから、ヒットする可能性が高いという分析です」
と説明しています。
そして、2023年には木村拓哉さんを主演に起用し、作品は戦国モノを予定しているとの情報があるそうで、「このまま主役が木村で決まれば、司馬遼太郎の名著『関ケ原』をモチーフに、石田三成を主人公にしたスピンオフドラマ企画が俎上(そじょう)にあがっている。しかも脚本家の井上由美子さんが書き下ろすという話も出ている」
と制作関係者が証言しています。
脚本家・井上由美子さんはこれまでに、木村拓哉さん主演の『GOOD LUCK!!』『ギフト』(ともにTBS系)、『エンジン』(フジテレビ系)、『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)のほか、大河ドラマ『北条時宗』、『白い巨塔』『昼顔』(ともにフジテレビ系)、『14歳の母』(日本テレビ系)、『緊急取調室』(テレビ朝日系)など、数多くのヒット作を生み出している人気脚本家です。
木村拓哉さんは現在まで、一度もNHK大河ドラマに出演したことがないほか、NHKのドラマにすら全く出演していないのですが、テレビ関係者によれば木村さんも大河ドラマ初出演には前向きなようで、「アイドルから脱皮し、役者とはどうあるべきかを見つめた結果、一度は大河の主役をやってみたいと思うようになったそうです。木村さんに唯一ないのは『大河主演』の肩書だけですからね」
と語っています。
また、NHK側が2023年放送のNHK大河ドラマの主演として、木村拓哉さんが最有力候補として挙げられている理由については、木村さんの演技力をNHKが再評価しているからだそうで、「これまでは『何を演じてもキムタク』と揶揄されていた。でも、今回の『BG~身辺警護人~』では見事にくたびれた中年を演じ切った。木村が役者として確実に大きな成長を遂げたというのが、大きなところのようです」
と芸能プロダクション関係者は語っています。
東スポはこのように報じているのですが、木村拓哉さんがNHK大河ドラマで主演を務める可能性に対してネット上では、
- ミーハーには木村拓哉は受けるでしょう…大河に縁遠い層を獲得するなら良いカードかも
- キムタクの大河なんてみたいと思わないし需要ないかと
- 大河の主役としてはどうもイメージできない
- むしろ、キムタクが出るなら観ないって人多い気がする
- 若づくりの小さいおじさん。ただただイメージだけの人。他に沢山いるのに、何故にこの人。話題性だけなんじゃないかな。
実力のある演劇人、他の相応しい方々にお願いしたい。 - 龍馬伝の主演に木村拓哉が候補にあったって聞いたことがある。あくまで噂レベルだけど。
2023年となると木村さんも50歳じゃないかな?新鮮味はないね。準主役的な位置ならわかるけど。 - 昔から大河切望してたけどNHKに断られ続けてきたってお話しではなかったでしたっけ?凄くうまい役者さんでも一年間は飽きられたりするのにこの人では、、、、
ドラマみたく脇役豪華にしても誰が主役かわからなくなるし、ちやほや持ち上げスーパースターじゃダメでしょ - どこまで本当か判らない記事だなぁ。でも最近の大河の傾向ではそれもありかも。
武士の一分では、意外な一面を期待したが、期待した方が馬鹿だった。NHKも浮ついた人気頼みでなくもう少し真面目に番組作りした方が良いのでは。 - BGが評価されたとあるが、相変わらずキムタクの演技は全く昔と変わってない。キムタクの出るドラマって、話が面白い作品であって、他の人がやっても視聴率取れるよ。
そして基本かっこよく見える役しかやってないし。かっこよく見せる演技しかしてない。
作品に恵まれているのは彼の運か事務所の力なのか?周りが売れっ子のキムタクをおだててきたから演技は全く昔と変わらず上達してないと思う。 - 演技ができなくても大河主役になれる時代か。。。
などの声が上がっています。
木村拓哉さんはこれまでに、2001年放送のスペシャルドラマ『忠臣蔵1/47』(フジテレビ系)、2014年放送の『宮本武蔵』(テレビ朝日系)、2017年公開の映画『無限の住人』といった時代劇作品で主演を務めています。
<↓の画像は、『宮本武蔵』と『無限の住人』で主演した木村拓哉さんの写真>
これらの時代劇モノでもそこそこの評価を得ていたので、NHK大河ドラマで主演したらどうなるかは気になりますし、キムタクが大河初出演で主演という話題性もあって、もし脚本が微妙でもそこそこ良い視聴率を記録しそうな気がします。
ただ、現時点でネット上では否定的な反応が目立ち、木村拓哉さんの演技では大河ドラマの主演は厳しい、新鮮味が無いなどの声が上がっており、木村さんは現在も“何を演じてもキムタク”などと揶揄され、好き嫌いがハッキリと別れる俳優なので、視聴率が大コケとなる可能性も十分ありますね。
ちなみに、来年放送の吉沢亮さん主演『青天を衝け』には草彅剛さんの出演が決定し、2022年放送の小栗旬さん主演『鎌倉殿の13人』には香取慎吾さんの出演内定情報があります。
そのため、2023年放送のNHK大河ドラマで木村拓哉さんが主演した場合、3作連続でSMAPメンバーが大河ドラマ出演となるかもしれないのですが、果たしてそれが実現するのか否か注目したいですね。