女優の長澤まさみさん(29)が台湾観光局のイメージキャラクターに起用され、17日に台湾の台北で行われた発表会に出席していたのですが、同イメージキャラクターはSMAPの木村拓哉さん(43)が昨年から務めていた事から、交代になった原因について「SMAP解散の余波では?」「好感度暴落で、CM降ろされた?」「キムタクは、台湾のイメージダウンになる」などといった憶測が浮上しているようです。
新たに台湾観光局のイメージキャラクターに選ばれた長澤さんは、2014年に放送の台湾ドラマ『ショコラ』で初の海外ドラマに挑戦するために約5ヶ月台湾に滞在し、ジョン・ウー監督の香港映画『The Crossing』に出演するなど、台湾をはじめ中華圏でよく知られる日本人女優の1人。
長澤さんを抜擢した理由については、今回の主なターゲットは20~35歳の女性で、日本で高い人気があることに加え、長期滞在経験を通じて身をもって台湾を理解していることが決め手となったといいます。
<↓の画像は、台湾観光局の新イメージキャラクターに起用された長澤まさみさんの写真>
台湾観光局のイメージキャラクターについては、2014年には福山雅治さん、2015年からは木村さん、2016年から長澤さんと、毎年10月にイメージキャラクターが切り替わっていることから、ただ単に契約満了によって交代した可能性が高そう。
ニュースサイト『日刊サイゾー』が報じている記事では、「木村の起用で台湾旅行者が大幅に増えたということもないようですし、観光局も今回の切り替えに胸を撫で下ろしているのでは?」と芸能記者が語っているのですが、台湾観光局のデータによると、今年1~8月期の日本人観光客数は前年同期比19.7%増となっており、約120万人の日本人が台湾を訪れたといいます。
<↓の画像は、台湾観光局のCMに出演していた木村拓哉さんの写真>
- 木村拓哉さんが出演の台湾観光局CM(YouTube)
しかし、木村さんは2009年より住宅会社『タマホーム』のCMに出演していたものの、SMAPの分裂・独立騒動以降、一時的に坂本冬美さんや矢野顕子さんが出演するCMに変わったり、木村さんが1人で出演したテレビ番組の本数は今年上半期の時点で、1月1日に放送された『さんタク』(フジテレビ系)のみとなっており、一連の騒動で裏切り者扱いされ、イメージが大きく低下してしまったことにより、意図的に仕事を減らされているのではないかという疑惑が浮上。
実際に、木村さんを今年1月からイメージキャラクターに起用し、CMを放送している『日本和装ホールディングス』に対しては、クレームが寄せられていたそうで、同社の吉田重久社長は自身のブログにて「多くの皆様から応援のメッセージをいただいていますが、約30%の方からは放映を止めろ!教室に行こうと思っていたがもう行かない、というご意見です」(すでに削除済み)と綴り、物議を醸すこととなりました。
『日刊サイゾー』の記事によると、木村さんをCMに起用している企業は世間の空気をうかがっているようで、「今後、新たにCMキャラクターに選ばれる機会は激減しそう」とのこと。
このように企業側も木村さんの起用に対して消極的になっているようなのですが、木村さんは来年1月期に放送を予定していると噂のTBSドラマ『Get Ready!!(仮題)』(日曜21時)で主演に起用され、初の医歯役に挑戦すると週刊誌等が報じているものの、ヒロイン選びに難航しているという噂で、『東京スポーツ』(東スポ)の報道によると、13人もの女優から共演をことわられてしまったそうです。
こうした噂もどこまでが本当の話なのかは定かではないものの、SMAPの解散騒動によって木村さんのイメージがダウンしていることは確かで、それも影響しているのかメディアへの露出量も減っていると感じられることから、年内でSMAPが解散して来年以降はどうなってしまうのか少し心配になるのですが、噂されているように路線を変更するなどしてイメージの回復を狙っていくのでしょうかね…。